グランプリにWOWOW『フィクサー』 A-PAB「4K番組アワード」 内田有紀さんもPRに一役

編集広報部
グランプリにWOWOW『フィクサー』 A-PAB「4K番組アワード」 内田有紀さんもPRに一役

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は6月18日、「A-PAB 4K番組アワード」の授賞式を都内で開き、グランプリにWOWOWの『連続ドラマW フィクサー Season1』を選んだ。同アワードは2018年12月に始まった「4K8K衛星放送」が昨年5周年を迎えたのを機に、A-PAB会員社からそれまで制作された4K映像作品を広く募り、優れた番組を表彰することにした。ドラマ、紀行・ドキュメンタリー、ライブ・エンターテインメント、短篇映像の4部門で今年3~5月に有識者らの審査委員会で決めた。

各部門の最優秀作品は以下のとおり。
【ドラマ部門】 WOWOW『連続ドラマW フィクサー Season1』
【紀行・ドキュメンタリー部門】 BSフジ『令和の法隆寺~千四百年の伝承と聖徳太子の残響~』
【ライブ・エンターテインメント部門】 NHK・NHKグローバルメディアサービス『大迫力!長岡の大花火2022 スペシャルライブ』
【短編映像部門】関西テレビ放送『つくるということ』

グランプリは各部門の最優秀作品から選ばれた。このほか、優秀作品が各部門で5作ずつ選ばれた。受賞者一覧や審査講評はこちら (外部サイトに遷移します)を参照。

グランプリを受賞した『フィクサー』の村松亜樹プロデューサーは「WOWOWが連続ドラマを始めたのは2008年。クオリティをどこまで突き詰めていけるか自問自答しながらの16年でした。登場人物たちのコントラストを照明や映像技術などにも徹底的にこだわってつくり上げました。これからの励みにしたい」と喜びを語った。

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<グランプリを手にするWOWOWの村松亜樹プロデューサー>

授賞式には『フィクサー』に出演した俳優の内田有紀さんも駆けつけ、「名だたる出演者の方々との火花散るお芝居合戦。加えて、4K収録ための素晴らしい機材やグレーディング技術による時間をかけた映像処理と隅々まで行き届いた照明でキャラクターが粒だち、演じる側も一瞬たりとも息を抜けませんでした。それが視聴者のみなさんにも届いたのだと思います」と振り返った。

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NHKと在京民放BS5局は6月22~30日、「BS4K8K 衛星放送で見ようよ!」キャンペーンを展開する。6局が共同制作したPR番組を各局で放送するほか、期間中は紀行、グルメなど各局が得意ジャンルの4K番組をスペシャル編成して盛り上げる。詳しくは特設ページ (外部サイトに遷移します)へ。

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6月6日のアワード授賞式後は内田有紀さんが再登場、4K8Kキャラクターの「ヨンハチさん」とともに同キャンペーンをPRした(冒頭写真+写真㊤)。NHKのBSプレミアム4Kでドラマ『燕は戻ってこない』に出演中の内田さん。収録現場でのヘア&メイクの苦労などを披露する一方、作品の完成度の素晴らしさを称えた。プライベートでは歴史的な建造物をテーマにしたドキュメンタリーなどをよく見るという内田さん。「ディテールがよくわかって、なるほどこういうふうになっていたのか!と気づきが多いから」。「キャンプものや猫ものにも癒されますね」。7月から始まるパリオリンピックの4K実況にも期待を示し、「部活でフェンシングをやっていました。剣さばきの勝負は一瞬です。スロー再生などでわかると楽しいですよね」。最後は「私、ちょうど48歳なんですよ。ヨンパチさんですね!」と場内を沸かせた。

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