民放連が編集する『日本民間放送年鑑2023』が11月30日に刊行した。
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し社会全体に大きな影響を及ぼすなか、国内外に衝撃を与えた安倍晋三元首相銃撃事件やWBCにおける日本チームの優勝など放送が伝えたニュースや情報を概観。放送法・電波法の一部改正や総務省で進む放送の将来像と放送制度のあり方の検討、「民放連 放送基準」の45条文の改正など2022年度(22年4月ー23年3月)の放送界を総括する。
「概況編」「各社・関連機関編」「資料・便覧編」の3部構成。「概況編」は行政、技術、経営、番組、営業・CMなどの分野ごとに1年を概観。「各社・関連機関編」は民放連会員各社の財務諸表を含む会社概況や関連団体の活動を記録。「資料・便覧編」は民放連の意見書や要望書のほか、民放テレビ系列別放送時間、経営・広告統計などの各種データを収める。
B5判674ページ。定価9,420円(民放連会員社は8,920円、いずれも税込)。購入の問い合わせは、コーケン出版(コーケン印刷)まで。