TBSテレビ報道局解説委員の福島隆史氏は、多年にわたり報道および防災の専門家として防災・減災に関する知識の普及啓発に寄与した功績で、気象庁長官表彰を受賞。6月3日に開催された第149回気象記念日式典で表彰された(気象庁表彰受賞者名簿はこちら)。
毎年6月1日の気象記念日は、1875年の同日に気象庁の前身となる東京気象台で業務を開始したことを記念し、1942年に制定された。式典において、気象業務に功績のあった者を表彰している。
福島氏は、受賞を受けて次のコメントを本誌に寄せた。
取材者として気象庁とは日頃から良くも悪くも"緊張関係"にあるため、正直、表彰されることに違和感を覚えました。他方、取材活動とは別に普及啓発を行ってきたこと、政府の検討会に民放連の代表として参加したこと等も併せての評価と聞き、受けさせていただきました。
おそらく2年後、気象庁が発表する防災気象情報は歴史的な転換点を迎えます。防災・減災の効果を一層高めるため、その大きな変更を視聴者にわかりやすく伝えることが次の目標です。