ディズニー・チャンネルは、開局20周年を記念したリアルイベント「マジカル・ワールド・オブ・ディズニー・チャンネル」を東京・名古屋・大阪で順次開催している。開局20周年を迎えた2023年11月18日から毎月、テーマに沿った特別編成を組んでいる同局。20年の感謝を込めて入場無料のリアルイベントを開くこととした。２月10―11日に東京ソラマチ、17―18日にメイカーズ ピア（名古屋）、３月２―３日にグランフロント大阪で実施。キャラクターたちと記念撮影できるフォトスポットや、クイズラリー、キャラクターショー（日曜日）などを展開する。
東京ソラマチの開場には２日間で3000人以上が来場。11時からの開場にもかかわらず、１時間前からすでに行列ができていた。来場者は子どもから大人まで幅広く、ディズニーのグッズを身に着けた人や、キャラクターを模した格好をした人も多く見られた。
両側にモニターが付いた入り口を抜けると、テレビの中から飛び出してきたようなディズニー・チャンネルの世界が広がっていた。開局20周年デザインのミッキーとミニーのスペシャル・スタチューのほか、『ミラキュラス レディバグ＆シャノワール』『フィニアスとファーブ』などのキャラクターと写真が撮れるスポットや、20年の歴史を振り返ることができるコーナーなど、充実した内容となっていた。
＜フォトスポット＞
放送にこだわる
イベントでは放送との連動が多数見られた。中でも、20周年オリジナルソングを来場者が踊る参加型のブース「マジカル・スタジオ」は人気で、２日間で22回実施して約200人が参加。来場者がダンスした模様は４月27日10・00―23・15の特別放送『ディズニー・チャンネル20周年スペシャル！みんなスター・サタデー』の中からオンエアし、６月30日まで放送する予定だ。また、番組の合間で視聴者から送られたアート作品を紹介するミニコーナー「ディズニー・チャンネル アートでショー！」を会場でも募集した。
このほか、来場者がクイズラリーに挑戦するために配られるパスはテレビリモコン型のステッキが描かれていたり、放送番組が視聴できるテレビシアターを設置するなど、細かなところでも「テレビ放送」を意識していた。
＜テレビシアター＞
ファン憩いの場
ブース「20年ヒストリー」では、歴代のプログラムガイドや、声優などのサインが記されたポスター、番組グッズを展示。20年の歴史を振り返り、思い出に浸ることができる。また、ドラマやアニメの日本語吹き替えの台本を計12冊設置しており、来場者も釘付けだった。何度も作品を見た人なら、頭の中でせりふを再生できるのではないだろうか。
＜台本（手前）と歴代のプログラムガイド（奥）＞
メインのブースや展示以外にも、壁のいたるところに貼られたキャラクターが載った星型のパネルも人気だったという。視聴者それぞれのお気に入り作品を背景に写真を撮りたい人が多かったようだ。人気作品はもちろん、懐かしい作品やコアなものまで網羅されており、幅広いファンを満足させる工夫が見られた。
＜壁のいたるところに星型のパネル＞
会場内では、初対面の来場者同士でディズニー・チャンネルの思い出を語り合う様子も見られた。なかなか一堂に会することのない視聴者同士の交流が生まれるのも、リアルイベントならではだ。また、ディズニー・チャンネル製作の映画『ハイスクール・ミュージカル』『ディセンダント』などの人気曲を集めたプレイリストが流れており、耳でも楽しめるようになっていた。20周年のテーマやプレイリストはSpotifyとApple Musicでも配信している。
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名古屋、大阪の開催情報は以下のとおり。詳細はこちら。
【名古屋】
開催日時＝２月17日（土）、18日（日）10―18時
会場＝メイカーズ ピア マップNO.11 メイカーズホール
【大阪】
開催日時＝３月２日（土）、３日（日）11―19時
会場＝グランフロント大阪 うめきたSHIPホール