日本新聞協会は9月4日、2024年度新聞協会賞を発表し、「ニュース」「写真・映像」「企画」の3部門で計6件が選ばれた。10月16日に秋田県で開催する第77回新聞大会で表彰する。受賞作は次のとおり。
【ニュース部門】
▷自民党派閥の裏金問題をめぐる一連のスクープと関連報道(朝日新聞社)
▷福祉事業会社「恵」の不正に関するスクープと、一連の報道(中日新聞社)
【写真・映像部門】
▷能登半島地震「珠洲市街地に押し寄せる津波、輪島朝市通り炎上」のスクープ写真(北國新聞社)
▷連載企画「里へ 人と自然のものがたり」(神戸新聞社)
【企画部門】
▷OSINTと3D表現技術による新たなデジタル報道手法の開拓(日本経済新聞社)
▷京都アニメーション放火殺人事件連載企画「理由」と公判報道(京都新聞社)
同賞は日本新聞協会が年1回、優れた報道の担い手に贈っている。授賞理由など詳細は同協会のウェブサイト「ジャーナリズムの力」にて。
また、併せて①新聞技術賞と②新聞経営賞も同日発表。①は朝日新聞社の「朝日・道新による統合編集システムの共同開発」が選ばれた。②は西日本新聞社の「脳活新聞プロジェクト」が選ばれた。