ニッポン放送とNHＫラジオ第１は１月29、30日の２日間、『オールナイトニッポン MUSIC10』（22・00―24・00）と『ラジオ深夜便』（23・05―29・00）で出演者の相互乗り入れや同時放送などのコラボレーションを行う。2025年にラジオ放送開始100年を控えたNHKと、今年開局70周年を迎えるニッポン放送。深夜ラジオを代表する２つの番組を通じて、ラジオの魅力やチカラを語り合う。
29日（月）は、まず22時に『オールナイトニッポン MUSIC10』（MUSIC10）がスタート。パーソナリティの森山良子さんの進行で、ニッポン放送のスタジオ（有楽町）に『ラジオ深夜便』（深夜便）から徳田章・須磨佳津江の両アンカーを招く。NHKで深夜便がスタートする23時台の１時間は、ニッポン放送とNHKラジオが両スタジオで同時放送。森山さんと深夜便の迎康子アンカーの進行で、NHKには日本文学研究者のロバート・キャンベルさんがゲスト。MUSIC10の水曜パーソナリティ名取裕子さんも電話で生出演する。そして、MUSIC10終了後の24時から１時間は、深夜便の単独放送に切り替わり、ニッポン放送のスタジオから引き続き森山さんがゲストとしてトークに加わる。深夜便は25時以降、通常放送に戻る。
30日（火）もほぼ同様の構成。22時台のMUSIC10は鈴木杏樹さんと深夜便から後藤繁榮・村上里和の両アンカーが有楽町から、23時台は鈴木さんと高橋淳之アンカーが同時放送、24時台は深夜便に鈴木さんがゲストとして出演する。MUSIC10木曜パーソナリティの渡辺満里奈さんの電話出演も予定している。
「これをきっかけに双方の番組リスナーには互いの番組を知っていただき、かつてのラジオファンには深夜放送の魅力を感じてもらえれば」とNHKの担当者。番組では能登半島地震で被災された方々にも元気を届けたいという。