坂田記念ジャーナリズム振興財団はこのほど、「第30回坂田記念ジャーナリズム賞」を決定し、3月28日に表彰式を開催した。
民放連会員社からは第1部門(スクープ・企画報道)の放送の部で毎日放送ドキュメンタリー担当部長・橋本佐与子氏が、『映像22「研究者法廷に立つ~特許の対価を問う理由~」』で同賞を受賞した。また同部門の特別賞に、三重テレビ放送『MTVスペシャル「十人十色~多様性の中で生きる~」』制作班が、性のあり方を含めた多様性社会を考える報道活動で選ばれた。このほかの受賞は次のとおり。
【第1部門】(スクープ・企画報道)
・新聞の部
▷毎日新聞社点字毎日部 「点字毎日」の創刊100年に合わせた企画報道
▷神戸新聞社「失われた事件記録」取材班 神戸連続児童殺傷事件の記録廃棄スクープと一連の報道
【第2部門】(国際交流・国際貢献報道)
・放送の部
BS1スペシャル取材班 『BS1スペシャル「"紅い思想教育"習近平総書記三選の礎」』
・新聞の部 特別賞
読売新聞大阪本社経済部「京都力」取材班 企画連載「京都力」
同賞は坂田記念ジャーナリズム振興財団の主催で、関西を拠点にした優れた報道活動を顕彰する。