ユーミン出演の特番を公開収録 民放ラジオ99局キャンペーン

編集広報部
ユーミン出演の特番を公開収録 民放ラジオ99局キャンペーン

民放連ラジオ委員会(委員長:上口宏文化放送会長)は2021年度から、民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーンを展開している。このほど、キャンペーンのアンバサダーを務める松任谷由実さん出演の特別番組の放送が決まり、9月25日にTOKYO FMホールで公開収録が行われた。

特番のタイトルは「Takara Leben Group presents 民放ラジオ99局特別番組 "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン WE LOVE RADIO 松任谷由実 50th ANNIVERSARY~日本中、ユーミンに包まれたなら~」。10月3日から9日にかけて、全国の民放ラジオ99局で正午から24時の間に55分または60分番組としてオンエアされる。(民放ラジオ99局の放送スケジュールはこちら)

公開収録は、フリーアナウンサーの垣花正さん(ニッポン放送『垣花正あなたとハッピー!』)、住吉美紀さん(TOKYO FM『Blue Ocean』)と、平日午前の時間帯にそれぞれ生ワイド番組を担当している2人が進行。スピーカーをデザインしたラジオブースのようなステージにユーミンが呼び込まれると、抽選で招待された50組100人のリスナーが熱い拍手で迎え入れた。

長年ラジオパーソナリティを務めているユーミン。ラジオには不思議な親密感があるそうで、「リスナーが同時に色々な場所にいても、マンツーマンでおしゃべりしているみたい。1人ひとりの顔が浮かんでくる」と、パーソナリティならではの感覚を語った。現在、民放ではニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』とTOKYO FM『Yuming Chord』のレギュラー番組を抱えており、AMとFMでは無意識にパーソナリティを分けているという。また、東日本大震災の際には、SNSがこれほど発達していなかったことから「番組が人と人をつなげる仲介役になれた。ラジオをやっていて良かった」と振り返った。

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特番は、スピーカーで聴くことで、ユーミンの楽曲をきっかけに集まったリスナーの喜びや思い出を共有し、誰かと一緒に聴く楽しさを伝えることが目的。5月に行った企画「ユーミンリクエストWEEK」で寄せられたリクエストにまつわるエピソードを、藤工さん、上白石萌歌さん、YOUさんが朗読し、3人のスペシャルメッセージも披露された。楽曲が流れている間には、客席の参加者と笑顔で手を振り合うチャーミングな一面も。一方で、「キャリアを積んでも名前が通っても、つくるということはいつもゼロから。クリエーターは皆ライバル」と創作への厳しさものぞかせた。

終盤には、ユーミンのコンサートツアーの音楽監督を務める武部聡志さんが登場。大分県のリスナーから寄せられた「最後の春休み」へのリクエストを受け、武部さんの演奏をバックにサプライズで歌い上げた。思わぬ展開に、客席には涙ぐむ人の姿も。客席とのあまりの近さに「超緊張した」というユーミンは、続けて大人気曲「やさしさに包まれたなら」も披露。感動に包まれる会場に「皆さんのエピソードが心に沁みて、ありがたくて泣きそう」「リスナーのメッセージ、スタッフの熱意のおかげでラジオパーソナリティを続けさせてもらって私も支えられた。I LOVE RADIO!」との言葉を送り、イベントを締めくくった。


特番を記念し、キャンペーンのスペシャルパートナーであるradikoと「WE LOVE RADIO」のダブルネーム入りBluetoothスピーカーが99人に当たる公式ツイッター企画が9月26日から始まっている(10月17日締め切り)。詳しくはキャンペーン特設サイトまで。

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