JCJ賞 琉球朝日放送『命ぬ水 ~映し出された沖縄の50年~』が受賞

編集広報部

日本ジャーナリスト会議(JCJ)は2023年度(第66回)JCJ賞を決定し、9月6日に発表した。

大賞に輝いたのは、鈴木エイト氏の『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』『自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言』(両著とも小学館)。民放からは、英国人ジャーナリストと共に、アメリカの情報自由法を活用し、入手した公文書などを通して沖縄各地の米軍基地周辺の大規模水源汚染に迫った、琉球朝日放送の『命(ぬち)ぬ水(みじ) ~映し出された沖縄の50年~』がJCJ賞に選ばれた。

【JCJ賞】
▷台湾有事の内実や南西諸島の防衛強化を問う一連の報道(琉球新報社)
▷小山美砂 『「黒い雨』訴訟』(集英社新書)
▷「ルポ死亡退院~精神医療・闇の実態~」(NHKEテレ)
▷「市民と核兵器~ウクライナ 危機の中の対話~」(NHKEテレ)

贈賞式は9月23日に行われる。詳細はJCJのウェブサイトにて。同賞はJCJが主催し、新聞・放送・出版などにおける優れたジャーナリズム活動や作品を顕彰している。

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