TSKさんいん中央テレビ『結び農縁 MUSUBI KNOW EN』 番組で成長を追ってきた野菜をふるさと納税の返礼品に

編集広報部
TSKさんいん中央テレビ『結び農縁 MUSUBI KNOW EN』 番組で成長を追ってきた野菜をふるさと納税の返礼品に

TSKさんいん中央テレビは8月、7人組グループ7ORDERの安井謙太郎さんと萩谷慧悟さんが島根と鳥取の県境、中海に浮かぶ大根島(だいこんじま、松江市)で農業に取り組む姿を追う番組『結び農縁 MUSUBI KNOW EN』で紹介してきたカボチャとジャガイモを、同市のふるさと納税の返礼品として提供した。YouTubeで毎週配信し、地上波でも不定期放送している同番組。担い手不足が課題である農業の大変さや楽しさなどを視聴者に伝え、地域農業へ貢献することを目指している。

今年7月、「大根島の野菜を食べてみたい」との視聴者の声から、番組で育てたジャガイモが3kg入ったセット300箱を同社ECサイトで販売し、30分で完売。追加で販売した50箱も5分で売り切れた。その第2弾で、松江市のふるさと納税の返礼品としてカボチャとジャガイモが計2kg入ったセットを500箱、寄付額7,000円でふるさと納税サイトに掲載し、受付開始1時間で完売した。返礼品には、安井さんと萩谷さんが借り受けた畑と、大根島の人たちと作業している農地から採れたものを使用。プロデューサーを務める古川淳コンテンツプロデュース局長は「野菜の販売は、『地域農業に役立ちたい』という番組の目標が形になったものだと思う」とコメントしている。

同市から、即完売したことに驚きと喜びの声があったという。また、届いた野菜で作った料理の画像をSNSに投稿する番組ファンがいたり、「大根島産野菜のおいしさを確認できた」といった声があるなどの反応が見られた。古川氏は「熱心なファンにもついていただき、伝えたいことが視聴者に届いている実感がある」と手応えを語る。今後については「視聴者と大根島のつながりを作るために、さまざまな取り組みに挑戦していきたい」とコメントしている。

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