【2021年日本民間放送連盟賞 最優秀受賞のことば(ラジオCM第1種)】 山形放送 ガオチャオエンジニアリング 枝豆選別機/まめ or だめ(20秒)

小坂 憲央
【2021年日本民間放送連盟賞 最優秀受賞のことば(ラジオCM第1種)】 山形放送 ガオチャオエンジニアリング 枝豆選別機/まめ or だめ(20秒)

今年の日本民間放送連盟賞の各部門で最優秀に輝いた全14事績の担当者に、喜びの声や作品・事績に込めた想いなどを寄せていただきます。初回はCM部門の「ラジオCM第1種(20秒以内)」です。


この度は大変栄誉ある賞を頂きありがとうございます。受賞CMは3年前、開局65周年を機に「原点であるラジオCMで地域を元気にしたい!」という思いからスタートした、YBCラジオCMコンテストに寄せられた作品の一つです。

企業メッセージを消費者目線で発想豊かに表現したコピーは、協賛企業から好評を得ています。年々県外からの応募数が増加。全国の人たちに山形を知ってもらうきっかけにもなると手応えを感じている中、「最優秀」という評価を受けるCMが誕生したことは、制作に関わったスタッフ一同喜びに堪えません。

ベルトコンベヤーで流れてくる大量の枝豆の形や色を、画像処理システムで瞬時に選別していく機械の魅力を20秒の中でどう伝えるか。コピーは、シンプルに「まめ」と「だめ」の2つの単語だけを続けることで、正確・迅速な仕事ぶりを表現し、途中、別ナレーションでセールスポイントをアピールしています。収録の際は、男性アナウンサーが「まめ」と「だめ」をつぶやくようにテンポよく連呼。「滑舌の練習にもなるね!」と和気あいあいとした雰囲気の中でCMが完成しました。作品の選定から収録に関わる中で、想像(創造)すること、表現することの面白さを改めて感じているところです。

今年も作品募集が始まりました。ラジオCMの魅力をより多くの人に知ってもらえるよう、企画に携わっていきたいと思います。


・各部門の審査結果およびグランプリ候補番組はこちらから。
・CM部門の審査講評はこちらから。

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