日本新聞協会は9月7日、2022年度新聞協会賞を発表し、「ニュース」「写真・映像」「企画」の3部門で計6件が選ばれた。10月18日に山梨県で開催する第75回新聞大会で授賞式が行われる。受賞作は次のとおり。
【ニュース部門】
▷国土交通省による基幹統計の不正をめぐる一連のスクープと関連報道(朝日新聞社)
▷「五輪汚職事件」を巡る一連のスクープ(読売新聞東京本社)
【写真・映像部門】
▷安倍晋三元首相銃撃事件の写真報道(毎日新聞社)
▷写真連載「太田川 恵みと営み」(中国新聞社)
【企画部門】
▷安倍政権の日ロ交渉を追った長期連載「消えた『四島返還』」を柱とする「#北方領土考」キャンペーン(北海道新聞社)
▷連載「残土の闇 警告・伊豆山」と一連の関連報道(静岡新聞社)
同賞は新聞協会が年1回、優れた報道の担い手に贈っている。授賞理由など詳細は新聞協会のウェブサイトにて。
また、併せて新聞技術賞と新聞経営賞も同日発表した。
【新聞技術賞】
Auto-Pilot Printing AI活用による輪転機自動運転とスキルレス化を目指して(読売新聞東京本社)
【新聞経営賞】
愛媛新聞forスタディ(ⓔスタ)~有料化による持続可能な収益モデルの確立~(愛媛新聞社)
いずれも新聞大会式典で贈賞する。