米スーパーボウル2022 延べ視聴者数2億人超 広告出稿額は史上最高

編集部

NFLスーパーボウル2022が2月13日、優勝したロサンゼルス・ラムズの本拠地、SoFiスタジアムで開催された。視聴者数は1億人を超え、昨年の「過去20年で最低」から大きな復活を見せた。今回地上波ではNBCU傘下のNBCとスペイン語放送局のテレムンド、ケーブルはNBCスポーツデジタルがそれぞれ中継。デジタルではピーコックのほか、NFLデジタルプラットフォームやヤフー・スポーツなどが配信した。その視聴者数の発表で、今年はさまざまな数字が交錯している。

ニールセンが発表した平均視聴者数は、全ての放送局・プラットフォームを合わせて約1億1,230万人で前年比16%増。一方、iSpot.TVによると、テレビ・配信を合わせた延べ視聴者数が1億5,000万人、1分間の平均視聴者数は1億2,100万人だった。3月にはニールセンとNFLが再調査を行い、延べ視聴者数がスーパーボウル直後に発表した視聴者数よりも25%多い2億800万人(米国民の3分の2)だったと報告している。

配信視聴データは、iSpot.TVによると1分間の平均視聴者数1,050万人、延べ視聴者数1,550万人。ただ、NBCUはこのiSpot.TVデータとは別に、配信視聴は1分間平均600万人で、前年のCBSの570万人、その前年のFOXの340万人を超えたと発表している。 今年は、NBCU初のスーパーボウル生配信を行った。リニアでの生中継に比べ、配信では映像が50~60秒遅れたとの報告がある(Phenix調べ)。ベライゾンがSoFiスタジアム内で提供した5Gサービスだと、リアルタイムとの遅延は0.9秒だった。

常連ブランドの復活でCMにも活気

昨年はバドワイザーなど常連のメジャーブランドがCM出稿を見送り、コロナ禍での経済苦境を映し出したスーパーボウルだったが、今年はメジャーブランドが復活。初出稿ブランドが30を超えたのも史上最多で、新規参入社だけで今年のスーパーボウルCM枠の全40%を占める。特筆すべきはその出稿額で、30秒枠が650万ドル前後。700万ドルを超えた枠もあり、スーパーボウル史上最高額となった。

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