テレメンタリー2023年度優秀作品 テレビ朝日の『彷徨い続ける同胞』が最優秀賞

編集広報部
テレメンタリー2023年度優秀作品 テレビ朝日の『彷徨い続ける同胞』が最優秀賞

テレビ朝日系列の24社が週替わりで制作を担当し、放送しているドキュメンタリー番組『テレメンタリー』の2023年度の優秀作品が決定し、4月19日に発表された。最優秀賞はテレビ朝日の『彷徨い続ける同胞』(=冒頭画像)が獲得した。戦前に多くの日本人がフィリピンに移住したが、日米の戦争に巻き込まれ、日本人の父親を亡くした子どもたちは戦後「無国籍」となり取り残された。高齢となった残留日本人2世が、日本国籍の回復を願い続ける実態を現地で取材した。

このほかの受賞は次のとおり。

【優秀賞】
▷広島ホームテレビ=『原爆資料館 閉ざされた40分~検証G7広島サミット~』
▷熊本朝日放送=『内密である理由~ひとつだけの命の現場から~』
▷広島ホームテレビ=『LGBTQとわたし~虹の下のリアル~』
▷朝日放送テレビ=『裁判に参加する~京アニ放火殺人事件~』
▷長崎文化放送=『軽傷ではない~飲酒事故被害者の10年~』
▷山口朝日放送=『つけびの行方 山口限界集落5人殺害事件から10年』

【特別賞】
▷北海道テレビ放送=『世界一きれいな言葉』

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