2023年度日本記者クラブ賞 TBSテレビの西野智彦氏に

編集広報部

日本記者クラブは4月28日、取材・報道や評論活動などで顕著な業績をあげたジャーナリストらを顕彰する日本記者クラブ賞にTBSテレビ常勤監査役の西野智彦氏が選ばれたと発表した。日本の財政・金融政策の決定過程の解明への長年の取り組みが評価された。

同特別賞は、RSK山陽放送「RSK地域スペシャル・メッセージ」取材班と免田事件資料保存委員会が受賞した。RSK山陽放送は、ゴールデンタイムでドキュメンタリー番組の放送を続けており、贈賞理由で「地方のための番組制作がローカル局の存在意義だという強い信念によって、テレビジャーナリズムへの理解を深めることに貢献している」と評価。免田事件資料保存委員会は、熊本日日新聞社と熊本放送の元記者3人が40年にわたり免田事件に関する膨大な一次資料の整理保存、報道にあたり、活動の継続、検証とともに会社の垣根を越えた共同活動が評価された。

贈賞式は5月30日に、受賞者による受賞記念講演会を6月30日、7月10日の2回にわけてすべて日本記者クラブで開催する。講演会は日本記者クラブの会員だけではなく、一般の読者・視聴者も参加できる。

詳細および申し込みは日本記者クラブのウェブサイトを参照。

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