民放連はこのほど、2024年度のメディアリテラシー活動助成の対象となる事業6件を次のとおり決定した。
▷テレビユー福島=テレビが発信する情報への「考慮」と「判断」を学ぶ~考査とニュースの現場から
▷静岡第一テレビ=Daiichi-TV メディアリテラシー シンポジウム 「災害情報のウソ・ホント メディア情報を読み解く」(仮)
▷北陸朝日放送=新型コロナウイルス拡大初期から学ぶ「情報リテラシー」
▷中京テレビ=初体験!?インターネット『のない世界』・『だけの世界』~知ろう!変わる伝え方、伝わり方~
▷山口放送=優しいテレビを考える~外国人の目線に立ったメディア~
▷熊本朝日放送=「ふるさとCM」制作を通してのメディアリテラシー教育(学校教育連携)
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テレビユー福島は、放送局がどのような「考慮」と「判断」を重ねて、情報を送り出しているか、高校生に理解を深めてもらうワークショップを行う。静岡第一テレビは「災害時に、いかにして正しい情報を見極めるか」をテーマに、シンポジウムを開催。北陸朝日放送は、新型コロナウイルス感染拡大初期に起きた、デマや真偽不明の情報拡散による社会の混乱を、ニュース映像などを交えて小学生と振り返る。中京テレビは、子どもたちがインターネット使用不可とインターネットのみ使用可能なグループに分かれ、取材とニュース制作を疑似体験。山口放送は、外国籍の方と子どもたちがニュースや情報番組を視聴し、改善点を意見交換する。熊本朝日放送は、中学生らが授業の一環で、地域の魅力をPRする「ふるさとCM」などの映像制作に取り組む。
選定理由を含めた概要は、民放連ウェブサイトに掲載している。