第30回PROGRESS賞 最優秀賞に東日本放送 第27回ものづくりネットワーク大賞 最優秀賞に北陸朝日放送

編集広報部

テレビ朝日系列の2つの番組顕彰が発表された。

<第30回PROGRESS賞>
PROGRESS賞は10月24日に表彰式が行われた。最優秀賞は東日本放送の『ほっとネットとうほく「わが子は誉れ ―老いてゆく男の子と家族の16年― 」』が獲得。東日本放送が最優秀受賞を受賞するのは初めて。通常の4~5倍の速さで老化する「コケイン症候群」と闘う須知誉(すちほまれ)さんと、その家族の16 年を描いたドキュメンタリーで、長期間にわたる取材で、限りある命を慈しむ家族に寄り添い続けた点などが評価された。このほかの受賞は次のとおり。

【優秀賞】
▷長崎文化放送=『軽傷ではない~飲酒事故被害者の10年~』
【奨励賞】
▷名古屋テレビ放送=『メ~テレドキュメント「いちがたっこ 」』
▷瀬戸内海放送=『解剖録は語る~ハンセン病と遺族~』

同賞は1995年、テレビ朝日系列24社の番組審議会委員が推奨する最高の賞と位置づけ、番組審議会委員の発意により、放送番組のより一層の質的向上・系列各局の制作力の向上に資するものとして制定され、系列全社が参加する。

<第27回ものづくりネットワーク大賞>
ものづくりネットワーク大賞は9月19日に表彰式が行われた。最優秀賞に北陸朝日放送の報道特別番組『沈黙の月 「寺越事件」忘れられた母子』、優秀賞に東日本放送の『我が子は誉れ ~老いてゆく男の子と家族の16年~』が選ばれた。

同賞は2003年に制定され、テレビ朝日系列の東京、大阪、名古屋、福岡、北海道を除いた19局が対象。若手制作者の育成を主眼に制作力向上を目的として、優れた自社制作番組を表彰する。

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