「第33回FNSドキュメンタリー大賞」が12月11日に発表され、大賞を石川テレビ放送の『珠洲の窯漢』(すずのかまおとこ)が受賞した。珠洲市で作られている焼き物、「珠洲焼」の作家2人に密着、2023年5月の震度6強の地震そして24年元日の能登半島地震と、あらがえない自然の脅威に翻弄されながら、地震のある町で珠洲焼とどう向き合っていくのかを追った(=冒頭写真は、24年1月の能登半島地震で再び崩れた窯)。同作品は、2025年1月3日(金)にフジテレビジョン『決定!第33回FNSドキュメンタリー大賞』(4:55~5:55/関東ローカル)で放送される予定。
このほかの受賞は次のとおり。
【優秀賞】
テレビ熊本=『扉の先に ~ゆりかごと内密出産~』
【特別賞】
▷関西テレビ放送=『逆転裁判官の真意』
▷福島テレビ=『ひとごと』
同賞はフジテレビ系列各局の番組制作能力向上と蓄積を目的に優れたドキュメンタリー作品に贈られる。
(注)城戸久枝さんの連載「私の民放ドキュメンタリー鑑賞記」で、『珠洲の窯漢』を取り上げています。