民放連の遠藤龍之介会長 就任会見を開催

編集広報部

フジテレビ副会長の遠藤龍之介氏が6月10日に民放連会長に就任。同日就任会見を行った。

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「かつて経験したことのないスピードで我々を取り巻く環境が変化し続けている。岐路において正しい未来を選択する大きな責任がある。放送の価値を最大限引き上げ、内外に伝えることが私の最大の仕事だ」などと抱負を述べた。テレビ離れやラジオ離れへの指摘には「デバイスの問題ではない。面白いものは支持され、そうでないものは背を向けられる。まずは各社が創意工夫して、視聴者やリスナーに楽しんでもらえるコンテンツを作り続けることや、信頼される情報を提供し続けていくことが大事だ」と話した。

民放連会長職を自身のキャリアの集大成として位置付けた遠藤氏。放送の価値を向上させるためのキーワードに「テクノロジーの進歩への柔軟な対応」「放送の信頼性の堅持」「放送の多様性」を掲げ、「民放全体でスクラムを組んで取り組んでいかなければ突破できないことが増えた。そこに注力するのが私のミッションだ」と語った。

このほかの質問を含めた会長会見の詳細はこちら。
民放連会長会見

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