eat 自社アプリとの販促連携を実験

編集部

愛媛朝日テレビは、自社開発アプリ「テレビちゃん。」をメーカー企業のマーケティング支援に活用するため、地元の大型ドラッグストア・レデイ薬局とアプリ連携の実証実験を2月に開始した。7月末まで実施する予定。

ダウンロード数が1万を超える「テレビちゃん。」に、レデイ薬局のポイントカードの番号を入力。同社で放送中のクイズ番組に参加すると、薬局で利用できるポイントが得られる仕組みだ。2社のアプリを連携することで、番組参加から購買までの消費者行動をユーザーIDに紐付けて可視化し、サービスの改善や新たな収益化を狙う。

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<「テレビちゃん。」参加イメージ>

3月7日現在で2,000人以上が連携し、立ち上がりは順調。CMや情報番組内で連携の手順を説明しており、抵抗感の解消や安心感の醸成も図っている。
 
「販促プラットフォームが完成すれば、放送局と流通企業、地元の店舗による地域循環型のシステムとなり得る」と玉井謙二・事業創造部部長。今後は他局へのライセンスアウトも検討している。

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