京阪神FM3局共同番組『Saturday Junction』 レギュラーで生放送中

編集広報部
京阪神FM3局共同番組『Saturday Junction』 レギュラーで生放送中

エフエム京都、エフエム大阪、Kiss FM KOBEは2021年4月から共同で、生放送番組『Saturday Junction』(土、11・00―12・55)をレギュラー放送している。各局が週替わりで制作を担当。京阪神エリアのリスナーに向け、土曜の昼に心地よい音楽やローカルな話題を届けている。3局は同年1―3月に同時生放送コーナー「ZOOM IN KANSAI」を毎週水曜昼に10分間実施。好評だったことから、同時放送を毎週レギュラー番組として組むことになった。

エフエム京都制作の回(DJ:川原ちかよさん)は、京都出身・在住の川原さんが、番組で紹介する店やスポットを実際に訪れ、自身が感じたことを含めて伝えている。エフエム大阪の回(DJ:遠藤淳さん)では、ローカル情報に加え、3局での"合流"(=Junction)を強く意識し制作。谷口公敏プロデューサーは「大阪のリスナーにも新鮮さを感じてもらえるように、自局の番組カラーとは異なる雰囲気づくりを意識している」と話す。Kiss FM KOBEの回(DJ:藤原岬さん)は、生放送のラジオであるという原点に立ち返ることを重視。「リスナーからのリアクションや、その日の天気、出来事にあわせ、内容や選曲を臨機応変に変えている」と片平伸プロデューサーは語る。

ツイッターでは、番組で紹介した内容をこぼれ話とともに発信し、フォロワーは1.7万人(2月2日時点)。毎週、ステッカープレゼントなど共通の企画を実施している。エフエム京都の福田貫志プロデューサーは、「週替わりでDJが登場することもあり、レギュラーでありながら、リスナーには特別感のある放送だと感じてもらえていると思う」と手応えを述べた。今後はコロナ禍で実現できなかった公開生放送などのイベントも実施していきたいという。

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<局ごとにデザインが異なる番組ステッカー

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