民放テレビ30局がJリーグと連携  4月からサッカー番組を各地で開始

編集広報部

全国の民放テレビ30局と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携し、4月からサッカー応援番組『KICK OFF! 〇〇(※〇〇は地域名など)』を開始する。Jリーグは今年30周年を迎え、チーム数はJ1からJ3までで計60クラブに。新たに決定した成長戦略「60クラブがそれぞれの地域で輝く」の実現に向け、サッカー応援番組を開始することとした。地元住民の関心の向上などを目的に、地域のクラブや少年・少女年代のサッカーの情報も発信する。

昨年10月より福島、富山、愛媛、熊本、鹿児島で先行して番組をオンエアしており、その手応えなどから放送エリアを拡大することに。先行5地区では、番組がスタジアムへの集客などにつながったという。担当者は「クラブへの関心が高まり、選手たちもそれに応えるようなパフォーマンスを見せてくれたと思う。実際にJ3からJ2へ昇格したチームもあった」と手応えを語る。

系列を越えて30地域の民放地上テレビ局が、同じタイトル・コンセプトでオリジナル番組をそれぞれ制作するのは初めて。各局、15―30分程度のオンエアを予定しており、生放送する局もあるという。いずれも放送終了後、Jリーグの公式YouTubeチャンネルで番組を配信する。

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