名古屋テレビ（メ～テレ）、静岡朝日テレビ（SATV）、九州朝日放送（KBC）のテレビ朝日系列の３局が連携して、このほど合同で番組のPRを実施した。
２月５―19日にかけて３週にわたり、３局がそれぞれ制作した番組が全国ネットで放送されることを受けたもの。メ～テレからSATVとKBCの担当者に提案して実現した。
３局はそれぞれの番組収録時に撮影した出演者の映像を、編集でひとつの画面上に"集合させた"番組宣伝動画を作成。これを３局で放送するとともに、同系列の各局にも放送の協力を呼びかけた。また、公式SNSでも展開した。
テレビ朝日系列で、このような合同PRは"異例の試み"という。本企画を担当したメ～テレ東京支社編成ネットワーク部の竹田豊加州氏は、「習慣化されていない単発番組は、視聴者との接点を逃してしまうことが多いと思っている。視聴者に番組を届けること、そして系列のプレゼンスと一体感を向上させたいという思いを込めた」と語り、「こうした取り組みを次なるアイデアにつなげていきたい」と今後の展開に意欲を示した。