毎日放送『京都知新』 番組アーカイブに15言語の翻訳字幕を付けYouTubeで公開

編集広報部
毎日放送『京都知新』 番組アーカイブに15言語の翻訳字幕を付けYouTubeで公開

毎日放送は11月3日から、京都で活躍する職人やアーティストを取り上げる番組『京都知新』(日、6・15―6・30〔12月18日まで6・10―6・25〕)のアーカイブに15言語の翻訳字幕を付け、YouTubeで随時公開している。過去320以上の放送回のうち100回分を掲載し、海外の日本・京都好きな人たちのニーズに応える。

同社は京都の文化や技術などを国内外に発信すべく、映像やイベントを企画する「京都プロジェクト」に取り組んでおり、番組もその一環として放送。新型コロナ感染拡大で打撃を受けた京都の観光業の応援を目的に、趣旨に賛同したサンブリッジコーポレーションと、動画コンテンツの翻訳事業を手がけるクロボ社の協力を得て実現に至った。クロボ社の独自AIでYouTubeの利用が多い15言語の翻訳を行い、11月3日に5本を公開。その後は毎週2本のアーカイブと直近の放送回をYouTubeに掲載している。

さっそくいくつかの言語圏のユーザーからコメントが寄せられるなどの反応もあり、動画を視聴した人がチャンネル登録して定着する割合が平均よりも高いという。プロデューサーを務める西茂樹制作スポーツ局業務推進部部次長は「番組に興味を持ちそうな層へのアプローチがこれまで十分でなく、アーカイブを活用できないかとの思いがあった。今後も多くの人に見てもらえるよう、今回の取り組みをはじめ、イベントやウェブ展開を手がけていきたい」と意気込む。

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