性の多様性が尊重される社会の実現へ――性的マイノリティに対する法整備などに取り組むLGBT法連合会は4月18日、取材する記者と取材を受ける当事者双方の視点を踏まえた「LGBTQ報道ガイドライン」第2版を公表した。
「LGBTとは」といった基礎知識に始まり、取材をする、または受ける上での留意点をリスト化。さらに、報道によるアウティングや性的マイノリティを表す言葉の用法、外見に基づく代名詞など、注意が必要なトピックやフレーズを多数網羅した。
同会は2019年にガイドライン初版を策定。放送や新聞などの記者有志らも検討に加わった。4月30日には同会メンバーや記者らが配信イベントを行い、ガイドラインの意義などを議論。イベントの模様は同会のウェブサイトを通じてアーカイブが視聴できる。