民放の優れたドキュメンタリー 海外向けに放送 NHK国際放送

編集広報部

NHKは今年も、国際サービス「NHK WORLD‐JAPAN」内で「Broadcasters' Eye」と題し、民放やケーブルテレビの優れたドキュメンタリーを放送している。1月14日に高知放送『にっこり笑って~山あいの写真館 10年の物語~』を放送した。今後は、3月4日に長崎放送『大輝、15の春』を放送予定。また、2月18日には鳥取のケーブルテレビ・中海テレビ放送の『Chukaiスペシャル「命の光を燃やし続ける~よだか診療所~」』も放送される。

にっこり笑って~山あいの写真館 10年の物語~』は、「遺影」撮影という手段をきっかけに、過疎地域で支えあう人々を長年にわたり丹念に取材していることから選ばれた。骨形成不全症の主人公とその家族を丁寧に取材した『大輝、15の春』も明るく前向きに自立をめざす主人公と自然体で支えあう家族の絆が描かれていることが選定理由になったという。

いずれの番組も、各地の時差に対応するため4回放送する。ナレーションは英語で吹き替え、会話部分などに字幕を付ける。

「NHK WORLD‐JAPAN」は放送法に基づくサービスで、世界約160の国と地域で視聴されている。「Broadcasters' Eye」での民放ドキュメンタリーの放送は昨年2月以来となる。

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