日本テレビの新お天気キャラ「ゆきポ」 民族や多様なルーツの理解に

編集広報部

日本テレビのお天気キャラクターに2月から「ゆきポ」(=写真)が加わっている。名前のとおり雪のキャラクターで、アイヌ語で"子ども"や"小さい"を意味する「ポ」を付けた。お披露目となった2月6日の『news every.』のお天気コーナーでは、札幌市のさっぽろ雪まつり会場にゆきポが登場した模様もオンエア。札幌テレビの協力のもと、3年ぶりの雪まつり本格開催という明るいニュースとともにデビューを飾った。

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日本テレビでは2021年5月、お天気キャラクター「そらジロー」のお友達として、LGBTQなど性的マイノリティーの象徴である6色レインボーの「にじモ」が誕生。DE&I促進活動を進めてきた。その後、さらなる多様性の促進を目指し、民族や多様なルーツを象徴するキャラクターの創作を企画。アイヌ文化を発信する活動に取り組む当時大学生だった関根摩耶さんに協力を仰ぎ、配色や文様、装飾などでアドバイスを受けた。頭に「マタンプシ(アイヌ語で"鉢巻"の意味)」を付けているのも関根さんの提案だ。

日本テレビでは「視聴者の皆さんにかわいい姿を楽しんでいただくとともに、アイヌ民族を始めとするさまざまな民族やルーツに興味を持ってもらうきっかけになれば」としている。

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