パリオリンピック リアルタイム視聴は地上波・配信ともにバレーボールが最多

編集広報部
パリオリンピック リアルタイム視聴は地上波・配信ともにバレーボールが最多

7月26日(日本時間では27日)から8月11日(同12日)まで開催されたパリオリンピック(冒頭写真は、チュイルリー庭園に設置された聖火台)。その視聴結果がビデオリサーチとTVerからこのほど発表された。

地上波テレビ放送の平均世帯視聴率の最高は、8月5日の「バレーボール男子準々決勝・日本×イタリア」(NHK総合)で、TVerでのライブ配信の同時接続数の最多は7月28日の「バレーボール女子予選 日本×ポーランド」と、地上波と配信ともにバレーボールがリアルタイムで最も視聴された。

ビデオリサーチの発表によると、関東地区の番組平均世帯視聴率の速報値では、8月5日の「バレーボール男子準々決勝・日本×イタリア」(NHK総合)が23.1%でトップ。8月11日の「陸上・女子マラソン」(NHK総合)が18.7%、7月31日の「バレーボール男子予選ラウンド・日本×アルゼンチン」(NHKEテレ)の17.9%と続いた。

「開会式」(NHK総合)は、7月26日26時27分からの153分間が8.2%、27日5時からの93分間が12.2%。「閉会式」(NHKEテレ)は、8月11日27時58分からの62分間が0.4%、12日5時からの130分間が1.0%だった。

民放の同世帯視聴率のトップ3は、7月27日に放送されたテレビ朝日の「パリオリンピック開会式スペシャル」と、日本テレビの「バレーボール男子予選ラウンド・日本×ドイツ」が14.2%で並び、7月28日のテレビ朝日の「柔道1回戦~準々決勝・女子52kg級/男子66kg級」が12.8%だった。

また、1分以上の番組視聴を"見た"と定義し、その番組がどれだけの人が視聴したのかを推計した日本全国の到達人数は、前出の7月28日のテレビ朝日系列の「柔道1回戦~準々決勝・女子52kg級/男子66kg級」が3993.8万人で最多となった。

配信では、TVerでのオリンピックコンテンツの総再生数が1億1,000万再生を突破。特設ページのユーザー数が2,100万UB(ユニークブラウザ)を超え、全ユーザーの総再生時間は2,300万時間にのぼった。

TVerのライブ配信の同時接続数は7月28日の「バレーボール女子予選 日本×ポーランド」がトップで、8月9日の「卓球男子団体3位決定戦 日本×フランス」、7月27日配信「バレーボール男子予選 日本×ドイツ」と続いた。ハイライトコンテンツの再生数は、7月27日配信「オリンピック開会式スペシャル」が最多で、7月29日配信「サッカー女子予選 日本×ブラジル」、8月1日配信「デイリーハイライト(7月31日)」の順となった。

最新記事