東海ラジオ 音声サービスで練習試合を生配信

編集部

東海ラジオは2月16日、中日ドラゴンズの春季キャンプ練習試合を音声配信プラットフォーム「stand.fm」で実況生配信した。立浪和義新監督の初めての対外試合で、相手は新庄剛志監督率いる北海道日本ハムファイターズ。ラジオでの放送はなく、新監督同士の注目の一戦だけあって十分な成果を挙げたようだ。

同社は昨年8月、ドラゴンズの試合を中心に放送する中継番組「ガッツナイター」のスピンオフチャンネルをstand.fmに開設。これまで試合後のアフタートークや秋季キャンプの中継などを実施している。第4弾の今回は配信中の総アクセス人数が3782、ライブコメント数は1492を達成。「デーゲームなので聴けない」といった声もあったが、アーカイブを残すことで終了後も再生数やフォロワー増につなげている。stand.fm側も平日昼間の好反応に驚いているという。

これまでに行った4回の配信のうち2回はマネタイズに成功。村上和宏・報道制作局次長は「普段ラジオを聴かないユーザーに対する広告効果もある」とし、「リスナーやドラゴンズ側も好意的だ。『本放送に結びつけてこそ』と考えており、将来的にはマネタイズできる独立したコンテンツにしていきたい」と語る。

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