「こども食堂」放送で支援 広島ホームテレビ

編集部

広島ホームテレビは2021年10月から、「『こども食堂』応援企画」を展開している。同年5月に国連のSDG Media Compactに加盟した同社が、SDGs推進の取り組みの一環として実施しているもの。
 
こども食堂は生活に困窮した人が行く場所という偏った理解によって、本当に必要としている人が行けなくなってしまう現状を取材の中で知ったのがきっかけ。このため、番組やCMで「こども食堂=地域のつながりの拠点」という正しい理解の啓発を目的に展開。昨年12月13日に夕方帯番組「5up!」のコーナーで特集を組んだほか、15秒の啓発CMをこれまでに約450本放送。3月2日には協賛金から188万円を広島でこども食堂の活動を支援する団体に寄付した。

協賛は43社に上り、このうち普段テレビ広告を出稿していない約20社からも、「この企画を通じてこども食堂の取り組みに関わることができて良かった」「毎年続けてほしい」などと好評だった。視聴者からも寄付が寄せられており、同社は「こども食堂の正しい理解はまだ伝えきれていない。継続して応援していきたい」としている。

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