琉球放送(RBC)は、コンテンツ配信サービス「ryupot(リュポット)」(外部サイトに遷移します)を5月25日から開始した。全国有数の観光立県である沖縄県の地域特性を活かしながら、放送番組や同県に由来のあるコンテンツを集め、"ローカル沖縄"に特化した配信プラットフォームとして立ち上げた。
同サービスを利用する際、有料コンテンツはTVOD方式(コンテンツごとに料金を支払って一定期間レンタルする形式)となる。一方、同社制作の『RBC NEWS Link』(月~金、18:15~18:55)や『Aランチ』(土、11:57~13:10)の見逃し配信など、一部のコンテンツは無料で視聴できる。
名称は、琉球(ryukyu)に由来するコンテンツを格納する箱(ポケットや壺)をイメージして名付けられた。現在、50コンテンツほどで、順次増やしていく予定だという。
配信システムはPLAY社の「ULIZA」を採用し、県内のIT企業の力を借りてサイトデザインを構築。サービスの開発や運営は、RBCのコンテンツ本部メディア開発室が担っている。
RBCコンテンツ本部メディア開発室の大城宏幸氏は、「自社制作コンテンツだけでなく、沖縄に関わるコンテンツを集積し、地元のクリエーターたちの発信や沖縄の魅力をPRする場となるユニークなサイトにしていきたい」と語った。