放送文化基金が本年度から始めた「イベント事業部門」助成の後期申請募集が10月1日から始まった。放送文化の発展に寄与することを目的に、2025年3月~26年2月に実施するメディア文化や放送の価値向上を目指すイベントや事業が対象。同基金の梅岡宏専務理事は「放送の新たな突破口を開きたいという挑戦」「放送の存在感を向上させる事業や放送の未来を担う人材育成事業」などの分野で民放の地方局に積極的な応募を本誌への寄稿で呼びかけており、今期は特に「地域のすべての放送局でタッグを組んだ取り組み」や「局を超えた制作者育成の場」に期待しているという。
本年度前期の助成は既報のとおり7月に決まっており、対象事業の一部が始まっている(このうち、本誌では「北海道ドキュメンタリーワークショップ」の取り組みついて、実行委員長の山﨑裕侍さんに近く寄稿いただきます)。
申請は10月1日~31日に専用サイトからウェブで受け付けている。詳しくはこちら(外部サイトに遷移します)。採否は25年2月中旬。贈呈式は3月上旬を予定している。