【民放連】「人権に関する基本姿勢」を踏まえた民放連の対応~フジテレビの番組出演タレントと女性とのあいだで生じた事案を踏まえた自主的・自律的な取り組み

編集広報部
【民放連】「人権に関する基本姿勢」を踏まえた民放連の対応~フジテレビの番組出演タレントと女性とのあいだで生じた事案を踏まえた自主的・自律的な取り組み

民放連は、フジテレビジョン(以下、「フジテレビ」)の番組出演タレントと女性とのあいだで生じた事案を踏まえ、123日開催の理事会で以下のとおり確認した。

【理事会確認事項】
 民放連が2023年12月に策定した「人権に関する基本姿勢」および各社が定めた人権方針などを踏まえて、各社が自主的・自律的に対応していく。

また、理事会確認事項に基づき、127日付の文書により社内の人権尊重の体制や取り組みなどを自主的・自律的に確認・点検するよう、会員各社に対して協力を要請した。 

同日開いた民放連会長定例会見(=冒頭写真)で、遠藤龍之介会長は「フジテレビに関しては局の在り方自体が問われ、視聴者、広告主など各方面から厳しく批判されている。民放全体への不信を招いている事態と認識している」「民放連は本日の理事会で、202312月に策定した『人権に関する基本姿勢』および各社が定めた人権方針などを踏まえて、各社が自主的・自律的に対応することを再確認した」「共通の課題が見つかれば、民放連として検討する」「フジテレビが速やかに第三者委員会に調査を依頼して事実関係を明らかにし、その委員会が行った報告や提言を受け止めて、信頼回復のための取り組みを進めることを期待している。フジテレビの迅速な対応を求めたい」――と述べた。

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