びわ湖放送(BBC)は、2025年9月から滋賀県で開催する「第79回国民スポーツ大会」および「第24回全国障害者スポーツ大会」(以下、国スポ・障スポ)に向けたPRキャンペーンをNHKと共同で展開している。なお、国スポの滋賀県での開催は44年ぶり。
今回、第1弾となる30秒のPR動画を2種類制作し、びわ湖放送およびNHK大津放送局でそれぞれ放送中だ。動画は、国スポ総合開会式まで100日前となる6月20日にびわ湖放送で撮影。「地元局だからこそ制作する関連番組で、大会を満喫してほしい」とのメッセージを伝えることを目的に制作した。1本目は、びわ湖放送・黒川彩子アナウンサーとNHK大津放送局・別井敬之アナウンサーが「今秋開催(開会式9月28日)の国スポ・障スポを、両地元局が制作する番組で視聴ください」と呼びかける(=冒頭写真)。2本目は、びわ湖放送・塚本京平アナウンサーと別井アナウンサーが漫才風に同様の呼びかけを行う(=㊦)。
<サンパチマイクを前に、両局のアナウンサーが呼びかける>
びわ湖放送の大口隆之制作部長は「びわ湖放送では、10年以上前から、選手らに対する事前取材や人脈作り、他府県開催大会の視察など、本大会へ向けた準備を進めてきました。すでに会期前の現在、選手らを紹介する番組を制作・放送していますが、開催期間中は連日、県内の各会場に取材チームを派遣し、特別編成による結果速報を行うほか、制作現場をあげて複数の関連番組を手掛けます。こうした取り組みを通じて地元局としての役割を果たし、地域からの期待にしっかり応えていきたいと考えています」と秋からの大会に向けた意気込みを語る。
びわ湖放送とNHKによる共同キャンペーンは、今後の新しいPR動画を制作するなど、国スポ・障スポが閉会する10月27日までの期間で活動を続ける予定だ。