その他
30歳以下の放送局員に「これから」を考えてもらう企画です。 ⑲Jリーグ公式映像初の女性実況「観戦が豊かになる言葉を紡ぐ」 平山未夢氏(信越放送 情報センターアナウンス部) ⑱「技術の進歩を活用する」 松崎優太氏(ニッポン放送 デジタルビジネス局デジタルビジネス部) ⑰「BS放送の可能性~同世代に見て
一般社団法人メディア激動研究所(代表=水野泰志・元東京新聞編集委員)は2024年11月23日(土)18時30分―21時に第1回セミナー「これからのメディア~激動の中に希望を見出せるか~」を会場参加とオンライン形式で開催する。 プログラムは、▶開会あいさつ(水野泰志・メディア激動研究所代表)、▶基調講
民放連では2023年12月に「人権に関する基本姿勢」を策定するなど、今後とも社会から信頼されるメディアであり続けるために、人権への取り組みを喫緊の重要テーマに掲げています。そこで、民放onlineでは「人権」についていま一度考えるためのシリーズ企画を実施します。 ①人権と放送 差別の問題を中心に(木
日本民間放送連盟(民放連)は9月19日に、2024年日本民間放送連盟賞(民放連賞)各部門の審査結果を公表しました。 最優秀および優秀となった作品・事績は、番組・CM・技術・特別表彰の4部門14種目で計91件。このほか技術部門で技術奨励賞1事績が選ばれました。審査結果は以下の特設ページからご覧ください
【10月10日審査】審査委員長=夜久敏和(三井住友銀行 上席顧問、テレビ東京放送番組審議会副委員長)審査員=新井茂和(アリナミン製薬 プロダクト戦略本部マーケティング部メディア戦略グループマネジャー、日本アドバタイザーズ協会理事・メディア委員会委員)井上知大(毎日新聞 学芸部記者)岡田惠和(脚本家、
【10月10日審査】審査委員長=弓矢政法(ジェイアール東日本企画 常務取締役メディア・コンテンツ本部長、日本広告業協会メディア委員会委員)審査員=石川智之(TOPPANホールディングス 執行役員広報本部長、日本アドバタイザーズ協会理事・メディア委員会委員)大森貴弘(産経新聞 文化部記者)奥貫薫(俳優
放送批評懇談会は2024年12月3日(火)15時―17時30分に「放送批評懇談会セミナー2024 選挙報道をリブートする‼ネットにできない報道へのバージョンアップ」をオンライン形式(Zoomウェビナー)で開催する。 プログラムは、「テレビの選挙報道を面白くする処方箋~ネット時代の選挙報道の改善点とは
テレビを活用したマーケティング、ソリューションに興味がある企業を対象とした、民放キー5局(TBSテレビ、日本テレビ放送網、テレビ朝日、フジテレビジョン、テレビ東京)による「テレビカンファレンス2024」が11月7日(木)正午から、東京国際フォーラムB7で開催される。 同イベントは、「もっと伝えたい、
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年8月分を掲載。 【民放連】8.8 放送法施行規則の一部を改正する省令案等に対する意見を総務省に提出。省令については、NHKのインターネット配信の必要的配信業務と任意的配信業務それぞれについて、費用の規模と
「制作ノートから」は、作り手の思いに触れ、番組の魅力を違った角度から楽しむシリーズ企画です。 ⑧エフエム鹿児島パーソナリティ・佐々木貞幸さん『24時間Radio今夜がやまだ 乾き亭げそ太郎と佐々木貞幸が足元をすくう』夢はかなえられるんだ ⑦RKB毎日放送・小山雄亮さん 飛び込みつないだパリと福岡 オ
⑥今さら聞けない「肖像権」のアレコレ【2024年10月28日掲載】 ⑤番組の「法律監修」という仕事の意義と役割 実際の仕事内容を可視化してみた【2023年1月11日掲載】 ④ウェブ上の実名入り事件報道(映像・記事)は許されないのか? 最新の最高裁判例からひもとく放送局への影響 侮辱罪厳罰化のおさら
放送に携わる人たちに、ぜひ読んでほしい本を放送作家の石井彰さんが紹介します。タイトルのとおり、気になる本を、本気(ほんき)で取り上げていきます。 ④ケアするラジオ―寄り添うメディア・コミュニケーション―(金山智子 編著、さいはて社) ③外岡秀俊という新聞記者がいた(及川智洋 著、田畑書店) ②テレビ
8月27日中央審査【参加/22社=22 件】審査委員長=水島久光(東海大学教授)審査員=石澤靖治(学習院女子大学教授・元学長)、みたらし加奈(臨床心理士、公認心理師)、安田菜津紀(フォトジャーナリスト、認定NPO 法人Dialogue for People 副代表)、山﨑晴太郎(セイタロウデザイン代
8月23日中央審査【参加/112社=112本】審査委員長=鏡 明(評論家、元電通顧問、ドリルエグゼクティブ・アドバイザー)審査員=市川紗椰(モデル、タレント)、城戸久枝(ノンフィクションライター、社会福祉士)、布施英利(美術批評家、東京藝術大学教授) ※下線はグランプリ候補番組 今回のテレビ教養番組
8月22・23日中央審査【参加/16社=20件】審査員=民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」委員 民放連賞の技術部門は、会員各社の放送技術に関する開発・改良などにより、民放事業に貢献し、その発展に寄与した事績に賞を贈る。 本年は16社20件の申請があり、民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」が
「兄ちゃん? キヨや」2019年、ハンセン病元患者の山城清重さんが、約60年ぶりに兄の勇さんと対面したときに発した言葉です。 顔に深いしわを刻んだ2人が、手を取り合って抱き合う。肩を組む。言葉を交わす。私はハンセン病問題の取材に加わったばかりの時期で、目の前で起きていることを、カメラマンと共に無我夢
"義肢装具士"という職業をご存じだろうか?「義肢」とは失われた部分の機能を補助する人工の手足で、「装具」とは痛みや損傷、まひなどが生じた身体の機能を補うために取り付ける器具。その「義肢」と「装具」で患者の手足をつなぎ、さらに未来をつなぐ仕事が"義肢装具士"である。 このテーマを選定し取材をしようとし
コンテンツの出口が増えて、費用削減を日々問われる制作現場ですが、そんな中でもクリエイターとしてのクリエイティブな気持ちは失ってはならないと思っています。 Live Multi Studioは、インターネットを使った新しい映像制作を実現する革新的なソフトウェアです。男子テニス国別対抗の日本代表戦「デビ
テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星13社の発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリーズで
シリーズ企画「戦争と向き合う」では、各放送局で戦争をテーマに番組を制作された方を中心に寄稿いただき、戦争の実相を伝える意義や戦争報道のあり方を考えていきます。 ⑩神戸市外国語大学准教授・山本昭宏さん 作家の想像力は戦争の抑止力になりうるのか ⑨鹿児島放送・樺山美喜子さん 自衛隊基地建設の島でいま起き
民放連技術委員会(委員長=小島浩資・東海テレビ放送社長)は、11月13~15日に「第61回民放技術報告会」を千葉市の幕張メッセ・国際会議場3階で開催する。民放各社による制作技術や送出・配信などの研究、開発実績に関して、担当者が報告する。 14日(木)13時30分からは、特別企画「AIで進化する放送業
「onlineレビュー」は編集担当が気になった新刊をいち早く読者のみなさんに共有すべく、評者の選定にもこだわったシリーズ企画です。書籍以外にも映画やライブ、ステージなどに広げていきますので、ご期待ください。 【書籍】 ◆輿論主義の復権のために 佐藤卓己著『あいまいさに耐える――ネガティブ・リテラシー
8月22日中央審査【参加/33社=33本】審査委員長=錦光山雅子(フリーランスライター)審査員=石井 彰(放送作家)、藤代裕之(ジャーナリスト、法政大学社会学部教授)、三谷文栄(日本大学法学部准教授) ※下線はグランプリ候補番組 今回の審査で浮か
8月22日中央審査【参加/99社=99本】審査委員長=遠藤 薫(学習院大学名誉教授)審査員=坂井 眞(弁護士)、澤 康臣(ジャーナリスト、早稲田大学教育・総合科学学術院教授)、森 まどか(医療ジャーナリスト) ※下線はグランプリ候補番組 「分断の時代」と言われる。意見の違いによって、人びとが激しく対
8月23日中央審査【参加/69社=69本】審査委員長=金山 勉(ノートルダム清心女子大学副学長)審査員=城戸真亜子(洋画家)、嶋 浩一郎(博報堂執行役員・エグゼクティブクリエイティブディレクター)、長島有里枝(写真家) ※下線はグランプリ候補番組 ポストコロナ社会でラジオエンターテインメント番組は本
「怪物と闘う時は、自らが怪物にならないように気を付けろ。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ」F・ニーチェ『善悪の彼岸』(1886)より。 オーストラリア人の元捕虜の息子であるディック・ブレイスウェイトさんの著書『Fighting Monsters』のタイトルの意味を尋ねたとき、妻のロビン
能登半島地震から3カ月後の2024年4月、珠洲市に入って最初に目にしたのが、奥能登の観光シンボルだった見附島が崩落し、小さくなった無残な姿でした。満開に咲き誇るサクラと、全壊した民家の崩れ落ちた黒い屋根瓦が放つ鈍い光が残酷な現実を突き付けていました。 KNBラジオ(北日本放送)は富山県を放送対象地域
吉本興業に所属する長野県住みます芸人のこてつ(北村智・河合武俊)が、毎週土曜23時からお送りしている『こてつのびんびんサタデー』。 2012年7月にスタートしたこの番組ですが、今回番組タイトルを初めて聞いた方の多くは、「びんびん?」「性の課外授業?」と、ちょっと懐疑的な感情を抱くかもしれません。それ
パリオリンピック関連記事をまとめています。 【パリオリンピック放送制作現場から】◆~ユニ(各社)編~ 各局の独自色を発揮(2024年10月7日) ◆~JBA統括編~ 効率的な取材・制作を支える(2024年10月7日) ◆~JC民放統括編~ 時代にあったやり方で(2024年9月6日) 【視聴結果・タイ
8月21日中央審査【参加/44社=44本】審査委員長=やきそばかおる(コラムニスト)審査員=青木江梨花(脚本家、日本脚本家連盟理事)、やすみりえ(川柳作家)、山本康一(三省堂辞書出版部部長兼大辞林編集部編集長) ※下線はグランプリ候補番組 短い時
8月21日中央審査【参加/59社=59本】審査委員長=吉岡 忍(作家)審査員=阿部るり(上智大学文学部教授)、カライスコス・アントニオス(龍谷大学法学部教授)、村井美樹(俳優、タレント) ※下線はグランプリ候補番組 私(吉岡)はテレビ番組の審査ばかりやってきたので、ラジオの審査には戸惑った。テレビな
8月21日中央審査【参加/103社=103本】審査委員長=影山貴彦(同志社女子大学教授)審査員=たかのてるこ(地球の広報・旅人・エッセイスト)、テリー伊藤(演出家)、ラリー遠田(作家、お笑い評論家) ※下線はグランプリ候補番組 2024年から民放連賞・番組部門の「テレビエンターテインメント番組」が、
『はみだし しゃべくりラジオ キックス』(月~金、13:00~16:30)の火曜日は、芸人でありながら仏像研究家としても活躍中のみほとけさんと、ラジオパーソナリティの塩澤未佳子さんが担当しています。山梨放送開局70周年の節目を迎えるにあたって、新しいことに挑戦しようと女性コンビのスタイルで今年4月に
過去に取材で知り合った幾人もから、なぜか同時に寄せられた1つの"タレコミ"。「『男はつらいよ』の寅さんが大大大好き! 離婚歴2回、子ども2人、派遣で働き貯金はゼロ。そんな女性が齢50にしてゲストハウスを建てるって言うからさぁ、取材してやってよ」。 まぁおせっかいな人たちが、女将の周りには大勢いるもん
「50年前に沖縄で会った人を探してほしい。会いに行けるのは年齢的に最後のチャンスなんです。」県外からの電話を、録音しながら対応したところからこの番組は始まります。個人情報のこともあり難しいだろうと思いながらうかがっていました。しかし「復帰後の沖縄で一緒に働いた」「道路に白線を引き続けた」「一緒に作業
ノンフィクションライターの城戸久枝さんにローカル局制作のドキュメンタリーを視聴いただき、「鑑賞記」として紹介する連載です。 ④戦争体験者の声を次代に伝える【2024年10月2日掲載】 ③地域から全国に発信するメッセージ【2024年6月24日掲載】 ②能登を生きる人々【2024年3月21日掲載】 ①見
放送文化基金が本年度から始めた「イベント事業部門」助成の後期申請募集が10月1日から始まった。放送文化の発展に寄与することを目的に、2025年3月~26年2月に実施するメディア文化や放送の価値向上を目指すイベントや事業が対象。同基金の梅岡宏専務理事は「放送の新たな突破口を開きたいという挑戦」「放送の
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年7月分を掲載。 【民放連】7.18 2024年度第4回理事会開催。▷2024年度民放連予算の補正▷総務省「デジタルビジネス拡大に向けた電波政策懇談会」報告書案に対する民放連意見▷改正放送法の施行に伴う省令
8月20日中央審査【参加/25社=25本】審査委員長=藤田真文(法政大学社会学部教授)審査員=岡本美津子(東京藝術大学副学長/大学院映像研究科教授)、比嘉里奈(日本PTA全国協議会副会長)、渡辺真理(フリーアナウンサー) 今年の審査では「青少年に見てもらいたい番組とは何か」について、次のような観点を
7月30日中央審査[参加/ラジオ第1種23社=46本、第2種21社=36本、テレビ12社=18本]審査委員長=入山章栄(早稲田大学大学院経営管理研究科早稲田大学ビジネススクール教授)審査員=佐藤舞葉 (コピーライター/CMプランナー)、田中淳一(クリエイティブディレクター)、松野みどり(サイバーエー
『バトンタッチ SDGsはじめてます』は2020年4月に放送を開始し、SDGsや社会課題に取り組む人に密着し、気持ちの「バトン」をつなげていくことをコンセプトとしたレギュラー・ドキュメンタリー番組です。これまで約200人のSDGsに取り組む方々を取材してきました。 「SDGs」という言葉の認知度は上
私は、1995年の阪神・淡路大震災以来30年にわたり、「震災といのち」をテーマに、テレビや映画界でドキュメンタリーを作ってきました。40歳代で報道の最前線から営業職となった後も続けています。 2011年の東日本大震災の発生後は、仕事とは別に、三陸沿岸部に2年間ボランティアとして通い、大切な人や家を失
目の不自由な方が歩行に使う白い杖「白杖」。白杖を使って、路面や周囲の状況、距離感などを確認しながら歩いている姿を、駅や街で見かけたことがある方も多いと思います。 この120秒の作品「白杖体験篇」では、実際に白杖を使って音を録音し、目の不自由な方が白杖を使って歩行する状況を再現しています。可能でしたら
ラジオCMでは20秒CMが主流となっています。音声のみの20秒という秒数の中で、企業メッセージ・商品の魅力などを聴く人に印象づけることは難しく、あまり推奨されてはいない企業名や商品名の連呼を希望する広告主は今でも少なくありません。ただ連呼しても意外にも聴く人の耳には残りにくく、時には不快にさえ感じる
8月20日中央審査【参加/19社=19本】審査委員長=大友啓史(映画監督)審査員=岡室美奈子(早稲田大学文学学術院教授)、桧山珠美(フリーライター)、ブルボンヌ(エッセイスト、女装パフォーマー) ※下線はグランプリ候補番組 昨年の『エルピス-希望
このたびは、栄誉ある素晴らしい賞をいただきありがとうございます。 昨今さまざまなエンタメコンテンツがあるなか、テレビドラマの価値を信じ、家族という普遍的なテーマを、日本の連続ドラマの特性を活かした1クール(3カ月)という時間で描いた作品です。ただ消費されるのではなく、視聴者と共に生きたいと願って制作
日本民間放送連盟賞の「審査講評」と「最優秀受賞のことば」を以下のリンクからご覧いただけます。 2024年日本民間放送連盟賞(民放連賞)記事まとめ 2023年日本民間放送連盟賞(民放連賞)記事まとめ 2022年日本民間放送連盟賞(民放連賞)記事まとめ 2021年日本民間放送連盟賞(民放連賞)記事まとめ
JARO(公益社団法人日本広告審査機構)は来たる2024年10月10日(木)に50周年記念シンポジウム「AI時代、広告と消費者のこれから」を開催する。 JAROは1974年に設立され、広告主、広告会社、新聞社、放送事業者、出版社、インターネット媒体などを会員とする民間の広告自主規制機関で、広告・表示
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年6月分を掲載。 【民放連】6.14 2024年度第3回理事会を開催。遠藤龍之介・フジテレビ副会長が2期目の民放連会長に決定。副会長には在京テレビ5社などから10人、常勤の堀木卓也専務理事、本橋春紀常務理事
放送関連7団体(衛星放送協会、全国地域映像団体協議会、全日本テレビ番組製作社連盟、日本ケーブルテレビ連盟、日本動画協会、NHK、民放連)等で構成する「放送コンテンツ適正取引推進協議会」(外部サイトに遷移します)(以下、適正取引推進協議会)は来たる9月10日に「フリーランス法に関する説明会」を開催する
日本アドバタイザーズ協会(JAA)は、第62回JAA広告賞の作品を10月1日(火)まで募集している。 同賞は、生活者視点から審査し、広告の健全な発展に寄与することを目的とするもので、2023年10月1日~24年9月30日までに日本国内で掲載・放送・配信・掲出された広告が対象となる。 プリント、オーデ
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年5月分を掲載。 【民放連】5.15 民放連会員テレビ140社、2024年春改編に選定した「青少年に見てもらいたい番組」を公表。民放連ウェブサイトに1,015番組の選定理由や放送日時を掲載。5.21 民放連
民放連・研究所では、テレビの広告効果を主にインターネット広告との関係性において、可能な限り定量的に分析し、明らかにするため、2019年度より「テレビの広告効果に関する研究」に取り組んでいます。 このたび、2023年に実施した第3回調査の結果がまとまり、民放連会員社役職員を対象とした報告会を、7月25
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年4月分を掲載。 【民放連】4.1 「民放連 放送基準」に新設した「番組出演者の保護」に関する条文(第56条)を施行。SNS等における出演者に対する誹謗中傷等への注意喚起や精神的な健康状態への配慮が必要であ
第44回「地方の時代」映像祭(主催=民放連、NHK、関西大学などで組織する実行委員会)の放送局部門のコンクール参加作品募集が6月30日(日)まで行われている。 2023年7月1日―24年6月30日までに放送されたドキュメンタリーや報道・情報番組(番組内のシリーズ企画等を含む)が対象。同映像祭のウェブ
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年3月分を掲載。 【民放連】3.1 民放連とNHK、日本視覚障害者団体連合の意見交換会をオンラインで開く。民放連からユニバーサルサービス部会の委員や解説放送の担当者ら、NHK、日本視覚障害者団体連合から合わ
放送番組国際交流センター(JAMCO)は2024年度の国際版の番組制作にあたり、対象番組を民放連加盟テレビ各社とNHKから7月19日まで募集している。 教育・生活の向上や防災・減災に役立つ情報を含む番組を中心に、本年度は特に途上国で需要の高い「新たな学びの機会を提供する」「暮らしや学習に取り入れられ
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年2月分を掲載。 【民放連】2.2 営業委員会、第50回テレビ営業ゼミナールをオンラインで開き、130社1,151人が参加。広告主がテレビに何を求めているかを受けとめテレビの価値を再考した。 2.7 文化庁
民放連では、民間放送の価値を高め、それを内外に広く伝えることに力点を置いた「民間放送の価値を最大限に高め、社会に伝える施策」を策定し、2022-2023年度の2年間にわたり取り組んでいます。その具体的取り組みとして、報道委員会(委員長=大橋善光・読売テレビ放送社長)は、報道現場を熟知する担当者による
TBSテレビ収蔵の貴重なドキュメンタリーフィルムをデジタル修復して劇場公開する「TBSレトロスペクティブ映画祭」が、4月26日(金)から東京・阿佐ヶ谷の「Morc阿佐ヶ谷」(外部サイトに接続します)ほか全国で順次ロードショー。第1回目は劇作家、詩人、歌人、映画監督として活躍した寺山修司氏を特集する。
第24回(2024年度)「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」の応募・推薦の受け付けが4月16日からはじまった(5月31日まで)。同賞ウェブサイトの応募・推薦フォームから申し込む。 2023年4月1日―24年5月31日に不特定多数を対象としたメディアで公表したジャーナリズム活動の成果が対象で形式
放送業界に新たに仲間入りする新放送人に向けて、経営者や先輩たちからのメッセージなどを連続企画でお届けします。 【2024年】 ①淺 忠史・石川テレビ放送代表取締役社長=地域の人たちと共に歩みたい ②宮澤真史・読売テレビコンテンツ戦略センター=放送コンテンツの可能性は無限 ③佐久間宣行さん=放送は人生
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2024年1月分を掲載。 【民放連】1.4 能登半島地震の被災者や避難所などにラジオ200台を届ける。大規模災害時のためにラジオ委員会が備蓄していた。石川県でラジオ放送を行っている北陸放送とエフエム石川に送られたラ
放送文化基金は放送文化の発展に寄与することを目的に、これまで「技術開発部門」「人文・社会部門」の助成を行ってきたが、2024年度から「イベント事業部門」を新たに設け、4月1日から申請を受け付ける。 「イベント事業部門」は、放送を中心としたメディア文化の向上に資するイベントや事業が対象。▷放送・インタ
各社が実施しているメディアリテラシー向上のための活動を取材し、随時企画としてお届けしています。 ・千葉テレビ放送 高校生制作番組を放送 情報発信への意識高める ・山形テレビ 小学生がナレーション原稿作りに挑戦 ・中京テレビ放送 メタバース空間で取材体験
放送文化基金は、4月3日(水)まで第50回放送文化基金賞の募集を行っている。 対象となるのは、2023年4月1日から今年3月31日までに初めて放送・配信された「番組・コンテンツ」と同期間に活躍した「個人・グループ」。「番組・コンテンツ」はドキュメンタリー、ドラマ、エンターテインメント、ラジオの4部門
「TBSドキュメンタリー映画祭2024」が、3月15日から東京・ヒューマントラストシネマ渋⾕を皮切りに全国6都市(東京・大阪・名古屋・京都・福岡・札幌)で順次開催される。 4回目となる今回は、新たな取り組みとして、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える作品を選んだ「ソーシャル・セ
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年12月分を掲載。 【民放連】12.1 放送計画委員会と技術委員会、「テレビ中継局の共同利用に関する説明会」を開催。総務省、NHK、民放連で構成する「中継局共同利用推進協議会」に関する対応の一環で、3者から
2024年で第100回を迎えた東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)。選手たちの走りを伝える側の想い、工夫、つないできた歴史など、中継を行った日本テレビ、文化放送、RFラジオ日本の各担当者に振り返ってもらいました。 ・文化放送編 先人たちが作ってきたものをより良く 黒川麻希氏(文化放送 報道スポーツ
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年11月分を掲載。 【民放連】11.2 内閣府の知的財産戦略推進本部に「AI時代における知的財産権」に関する意見を提出。知的財産権のリスク回避の観点から技術による対応を行うことに賛同するとともに、「ディープ
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年10月分を掲載。 【民放連】10.1 (株)ジャパネットブロードキャスティングが民放連に準会員として入会。会員社数は208社に。 10.13 放送基準審議会、全国考査責任者会議をオンラインで開催。1日に
2023年11月7日、民放大会でグランプリ受賞が決定した瞬間、番組の主人公・イーちゃんこと小長谷唯織(こながや・いおり)さんの家族と過ごした25年が走馬灯のようによみがえりました。 全盲の姉と重度障がいの弟。互いの顔を見たことがない姉と弟。どんな過酷な人生が待っているのか、この社会にある課題を一緒に
やわらかい春の陽を浴びながら、色鮮やかなグリーンの芝生にカラフルなシートを広げ、この日は家族みんなでピクニック。きょうだいでバドミントンをしたり、原っぱを追いかけっこしたり。お父さんは芝生の上でちょっとお昼寝。お母さんはスタッフみんなと紅茶を飲みながら、ほっと一息ついておしゃべりを楽しむ――。 「T
「民放online」では2023年日本民間放送連盟賞(民放連賞)の「審査講評」と「受賞のことば」を掲載します。ぜひご覧ください! 【グランプリ・準グランプリ】<ラジオ> 審査講評 / グランプリ受賞のことば / 準グランプリ受賞のことば<テレビ> 審査講評 / グランプリ受賞のことば / 準グランプ
徳島県で生まれたから「とくし丸」。社会奉仕の心にあつい「篤志(とくし)」の意味も込めました。2012年に軽トラック2台で始まり、いま全国で1,000台超。それほどに需要を伸ばしてきたのは、独自のビジネスモデルがあったから。 買い物に会員登録や会費もいりません。気になる値段は、店頭価格に20円プラス(
今回の番組は、安倍晋三元首相の銃撃事件があった2022年7月から2023年5月までの、富山県内での旧統一教会と政治家および行政との関わりについて、その都度ニュースとして伝えてきた結果をまとめた、いわば、私たち報道局全体の集大成です。 振り返ると、富山県知事選で新人候補の新田八朗氏(のちに当選・現知事
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年9月分を掲載。 【民放連】9.21 「民間放送の価値を最大限に高め、社会に伝える施策」第2回中間報告を発表。2022年9月から民放連が各専門委員会で検討を進めている4本柱37項目のうち「番組出演者の保護」
【10月12日審査】審査委員長=丹羽美之(東京大学教授、テレビ朝日番組審議会委員)審査員=加藤駿(共同通信社 文化部記者)最相葉月(ノンフィクションライター、フジテレビジョン番組審議会委員)澤村厚之(キッコーマン食品 プロダクト・マネジャー室マーケティング統括マネジャー、日本アドバタイザーズ協会テレ
【10月12日審査】審査委員長=林和男(ぴあ 相談役Co-founder、J-WAVE番組審議会委員長)審査員=石塚恵理(読売新聞 文化部記者)加藤タキ(コーディネーター、文化放送番組審議会副委員長)佐々木崇之(時事通信社 文化特信部記者)辻本聡(トヨタ・コニック・プロ 第1ブランディング部専任部長
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年8月分を掲載。 【民放連】8.1 2023年日本民間放送連盟賞の中央審査がCM部門を皮切りに始まる(~23日)。CM部門、技術部門、特別表彰部門(青少年向け番組、放送と公共性)番組部門テレビドラマを除く番
2023年8月下旬、私は番組主人公・イーちゃん(33歳)と民放連賞「特別表彰部門・放送と公共性」の最終プレゼンテーション(Zoom)に臨みました。あんまマッサージ指圧師のイーちゃんは、この日仕事が休みだったため、取材する側とされる側が互いにどう感じてきたのか、普段私たちがどんなふうに舞台挨拶している
民放連研究所は11月30日(木)13時30分―16時50分に2023年度の「ローカル民放経営セミナー」"DX時代の民放経営を考える"をオンライン形式(Zoomウェビナー)で開催する。 第1部は、南海放送の大西康司社長が自社での近年の経営上の取り組みを踏まえ「『私たちは、愛媛主義』~未来を切り拓くため
8月23日中央審査【参加/17社=17件】審査委員長=石澤靖治(学習院女子大教授・元学長)審査員=草野満代(フリーアナウンサー)、増田明美(スポーツジャーナリスト)、水島久光(東海大教授)、山﨑晴太郎(セイタロウデザイン代表、クリエイティブディレクター) 今回もまた、力のこもった、そして強い思いに裏
ACC(All Japan Confederation of Creativity)は、11月1―2日に「TOKYO CREATIVE CROSSING」をオンライン開催する。 「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」のグランプリや全入賞作品の発表、クリエイターらによるトークセッシ
マスターをリモートで監視できないか? という話が出たのは、2022年の春。新型コロナの感染者が出てもマスター業務を止めることはできない......。コロナの終息が見通せなかったなか、自宅や別室からのリモートの実現が切に求められた。当初は2019年に開発したマスター運行支援システム(IM-NEXT)を
8月17・18日中央審査【参加/15社=19件】審査員=民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」委員 技術部門は、民放連会員各社の放送技術に関する開発・改良などにより、民放事業に貢献し、その発展に寄与した事績に賞を贈る。 本年は15社19件の申請があり、民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」が、有
「あがぁな地獄を誰にも体験してほしくないんよ。戦争は恐ろしいんじゃけ。歴史を繰り返しちゃいけん」10年ほど前に亡くなった祖母が、私に残してくれた言葉です。 78年前の8月6日、女学生だった祖母は、爆心地から2キロ離れた軍需工場で被爆しました。祖母は工場のひさしの下にいたため、熱線により焼け死ぬことな
民放、NHK、プロダクションなどの番組制作に携わっている人・携わっていた人などが個人として参加する「一般社団法人 放送人の会」は1999年から、放送に関わってきた人々にインタビューした映像を「放送人の証言」として記録してきた。これまでに民放やNHK、制作会社、広告会社などの200人以上を取材。その証
8月22日中央審査【参加/24社=24本】審査委員長=金山 勉(ノートルダム清心女子大学教授)審査員=最相葉月(ノンフィクションライター)、佐藤博之(日本PTA全国協議会理事)、藤田真文(法政大学社会学部教授) 家庭で親子が番組を視聴したり、子ども自身が興味をもって良質な番組視聴をしたりすることを願
このたびは素晴らしい賞をいただきありがとうございます。 放送終了から半年以上がたちましたが、「エルピス」のことを思い出す時にいつも最初に頭に浮かぶ光景があります。今から6年以上前、2017年の春。皆が帰った後の薄暗い小さな会議室で、当時は「平成パンドラ」という仮タイトルが付いていたこのドラマの第3話
8月22日中央審査【参加/22社=22本】審査委員長=大友啓史(映画監督)審査員=岡室美奈子(早稲田大学文学学術院教授)、桧山珠美(フリーライター)、ブルボンヌ(エッセイスト、女装パフォーマー) ※下線はグランプリ候補番組 配信ドラマや海外ドラマが躍進するなか、目の肥えた視聴者の心を摑むには何が必要
ニュース取材・番組制作に携わる者にとって、日本民間放送連盟賞は憧れのコンクールです。この栄えある賞で、特にテレビエンターテインメント部門で番組内容が認められた――これは、イーちゃん(小長谷唯織/いおり)の家族が認められたことを意味します。涙が止まりませんでした。全盲のイーちゃんが幸せをつかむまでの道
8月21日中央審査【参加/101社=101本】審査委員長=鏡 明(評論家、元電通顧問、ドリル エグゼクティブ・アドバイザー)審査員=奥貫 薫(俳優)、北脇朝子(マガジンハウス『an・an』編集長)、たかのてるこ(地球の広報・旅人・エッセイスト) ※下線はグランプリ候補番組 2023年の番組部門「テレ
民放連技術委員会(羽牟正一委員長)は、11月15―17日に「第60回民放技術報告会」を千葉市の幕張メッセ・国際会議場で開催する。内容は民放各社による制作技術や送出・配信などの研究、開発実績に関する報告など。 16日13時30分からの特別企画では「テレビにおける『バーチャルプロダクション』の進化と未来
2022年の夏、とあるショップの店内で彼らのインストア・ライブを見て一気に惹き込まれました。演奏していたのは今回番組で取材した「海洋ゴミ楽器集団 ゴミンゾク」です。彼らの存在を教えてくれたのは今回番組MCを務めた空木マイカさん。ゴミから民族楽器を作って演奏しているからゴミンゾク? と興味本位くらいの
8月21日中央審査【参加/62社=62件】審査委員長=嶋 浩一郎(博報堂執行役員・エグゼクティブクリエイティブディレクター)審査員=大谷奈緒子(東洋大学社会学部教授)、長島有里枝(写真家)、やきそばかおる(コラムニスト) ※下線はグランプリ候補番組 音だけでリスナーの想像力をどこまで羽ばたかせること
平日のワイド番組を放送する中で、遠方からのゲストをお迎えすると「番組名のおいねどいねって、どういう意味ですか?」とよく聞かれます。石川県の方言で【おいね】は「そうだよね」といった肯定や同調、【どいね】は「それどうなの?」という疑問や否定を意味します。物事の善し悪しや明暗を取り上げよう、という意図が番
8月18日中央審査【参加/47社=47本】審査委員長=青木江梨花(脚本家、日本脚本家連盟理事)審査員=亀渕昭信(通信文化協会理事)、西村達郎(演出家、作詞家)、やすみりえ(川柳作家) ※下線はグランプリ候補番組 今年の入選番組はすべてAM局制作、深夜番組がひとつもなかったのが特徴的でした。いずれも甲
放送批評懇談会は10月25日(水)17時30分―20時に「放送批評懇談会セミナー2023 ChatGPTを使いこなせ!! 放送現場の生成AI攻略法」をオンライン形式(Zoomウェビナー)で開催する。 登壇者は、西脇資哲氏(日本マイクロソフト エバンジェリスト・業務執行役員)で、放送現場におけるCh
第43回「地方の時代」映像祭2023(主催=民放連、NHK、関西大学などで組織する実行委員会)が11月18日(土)―24日(金)、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで開かれる。18日はコンクール贈賞式、窪島誠一郎氏(「無言館」館主)の記念講演やシンポジウム『危機の時代に、メディアはどう立ち向かう
日々、起きる事件・事故。私たちメディアは競うようにその様子を伝えています。次の大きな事柄が起きれば、そのニュースは忘れられ、また新たな現場が報じられていく......。 今から20年前の2003年、鹿児島で花火事故が起きました。死者10人、建物損壊129棟、「戦後最悪」と言われた大事故でした。現場に
8月18日中央審査【参加/110社=110本】審査委員長=城戸久枝(ノンフィクションライター)審査員=市川紗椰(モデル、タレント)、金川雄策(Yahoo!ニュース エキスパート ドキュメンタリー チーフプロデューサー)、布施英利(美術批評家、東京藝術大学教授) ※下線はグランプリ候補番組 教養番組と
「沖縄のみなさん、おめでとーう」 2022―2023シーズン、初めてBリーグの頂点に立った琉球ゴールデンキングス。沖縄バスケの歴史をたどる60分番組は、チームを率いた桶谷大ヘッドコーチ の歓喜の声から始まります。バスケットボール文化が根付く沖縄では、熱狂的な琉球ゴールデンキングスファンも数多く、念願
北海道文化放送はこのほど、2021年12月に放送したドキュメンタリー番組『無理しない ケガしない 明日も仕事!新根室プロレス物語』を映画化すると発表した。同社が企画制作した映画を商業映画として全国公開するのは初めて。 同番組は、北海道・根室市の「フツーのおじさん」たちがネットオークションでリングを購
8月18日中央審査[参加/55社=55本]審査委員長=石井 彰(放送作家)審査員=阿部るり(上智大学文学部教授)、カライスコス・アントニオス(龍谷大学法学部教授)、城戸真亜子(洋画家) ※下線はグランプリ候補番組 ラジオ教養参加本数は、昨年から5本減って55本。ただ各地区から選ばれた番組は、報道色の
国内に2万人――。がんや心臓病などの重い病気と日々闘っている子どもたちの数だ。闘病の間は友達と遊べない、きょうだいとも一緒に過ごせない。そんな子どもたちがたくさんいるのだ。 取材を始めたのは、"新型コロナ"が日本に上陸して1年がたとうとする2021年初めのころだった。このころまでに、国内の医療機関は
8月17日中央審査【参加/95社=95本】審査委員長=澤康臣(ジャーナリスト、専修大学文学部教授)審査員=遠藤薫(学習院大学名誉教授)、森まどか(医療ジャーナリスト)、吉岡忍(作家) ※下線はグランプリ候補番組 戦争、差別、国家犯罪、公害、病とケアと家族など社会を描く作品のいずれも人の言葉と表情を通
旧統一教会と富山政界の関係を調べ始めたのは、安倍晋三元首相銃撃事件から1週間ほど後のことでした。過去の選挙取材の中で教団名を聞いたという記者がいたからでした。2020年の富山県知事選挙で、新人候補(のちに当選・現知事)が"ある集会"で演説することを知り、撮影取材を申し出たところ、陣営側が拒んできたこ
放送日誌 2023年7月 放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年7月分を掲載。 【民放連】 7.3 民放連・日本アドバタイザーズ協会・日本広告業協会で構成する「字幕付きCM普及推進協議会」、「字幕付きCM通信」の第1号を発行し、字幕付きCM
8月17日中央審査【参加/34社=34本】審査委員長=藤代裕之(ジャーナリスト、法政大学社会学部教授)審査員=錦光山雅子(フリーランスライター)、三谷文栄(日本大学法学部准教授)、山本康一(三省堂辞書出版部部長兼大辞林編集部編集長) ※下線はグランプリ候補番組 中央審査に各地区から選ばれた7番組のう
2020年、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックが起きました。医療崩壊で医療従事者からも悲鳴が上がり、人々は常に感染へのストレスを抱え、将来への不安も重なり疲弊しました。そんな暗いムードが続く2022年、現役看護師としてハツラツと働いていた当時97歳の池田きぬさんと出会いました。優しい笑顔、
場面はメジャーリーグに移籍する野球選手の記者会見。集まった記者から次々と質問が寄せられます。 一つ一つ丁寧に熱い思いを伝えていく選手。そのコメントの中に「FA権」「好条件」「優先権」「交渉権」「得点圏」「主導権」「成層圏」「初体験」「大冒険」「永住権」「著作権」そして選手自身の名前「川原健」も含めて
三和住宅は、栃木県那須塩原市に本社を置き、県内に8拠点を有する、賃貸住宅・不動産管理会社です。地方局である当社制作のCMがこのような大きな賞をいただけたことは、当社のみならず、大都市圏以外のラジオ局や地方の中小のスポンサー企業にとっても非常に励みになることと感じています。ありがとうございました。 ご
8月1日中央審査[参加/ラジオ第1種22社=45本、第2種21社=31本、テレビ10社=19本]審査委員長=入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)審査員=佐藤舞葉 (コピーライター/CMプランナー)、田中淳一(クリエイティブディレクター)、松野みどり(サイバーエージェント次世代生活研究所上席研究
2023年9月1日、関東大震災が起きてから100年を迎えた。「民放online」では、災害とメディアの関係に着目し、災害時のメディアの役割や災害時に広がるうわさやデマ、関東大震災時の手記から見えるもの――などを取り上げました。 ①再考・災害時のメディアの役割とは 武田 徹氏(専修大学文学部ジャーナリ
在京テレビキー5局とNHKは、9月17日(日)―18日(月・祝)、防災推進国民大会2023実行委員会(内閣府、防災推進協議会、防災推進国民会議)が主催する防災イベント「ぼうさいこくたい」に参加する。会場は横浜国立大学。入場は無料。 17日は、12・30―13・30に「6局キャラクターが大集合!いのち
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年6月分を掲載。 【民放連】6.1 ㈱新潟放送が民放連に入会(正会員)。旧新潟放送のテレビと中波・FM補完中継局の免許を継承。認定放送持株会社に移行した旧新潟放送は退会し、会員社総数207社は変わらず。 6
NHK広島放送局、中国放送、広島テレビ放送、広島ホームテレビ、テレビ新広島の在広テレビ5局は8月16日(水)―20日(日)、これまでに制作した核・平和関連番組を共同で上映する「テレビが記録したヒロシマ~NHK・民放番組上映会2023~」を開催する。被爆70年を迎えた2017年からスタートし、今回で7
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年5月分を掲載。 【民放連】5.19 放送基準審議会、「放送人基礎研修(民放連とNHK共催)」をオンライン形式で開催。2日間の同一プログラムを27日までに2回実施。民放とNHKから入社間もない若手社員を中心
民放連研究所は、8月2日(水)10―11時20分に、民放連会員社の役職員を対象にした「ラジオの特性・広告効果に関する研究」報告会をオンライン形式(Zoomウェビナー)で開催する。 「民間放送の価値を最大限に高め、社会に伝える施策」の一環として、▷生活者にとっての「ラジオメディア」の価値とポジションの
2022年7月8日、安倍晋三元首相が演説中に銃撃され死亡した。殺人罪などで起訴された山上徹也被告の供述をきっかけに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について指摘されている不当な布教活動などの問題があらためて注目され、政治家とのつながりや被害の実態が明るみになった。 事件から1年。放送局はどのように
2003年の発足から7月1日で20年となるBPO(放送倫理・番組向上機構)。「民放online」では、BPOの設立の経緯や果たしてきた役割、その成果などを振り返り、現在の立ち位置と意義を再認識するための連載を企画しました。 ①自律の実績とコミュニケーションが鍛える自由~BPOの20年から~(濱田純
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年4月分を掲載。 【民放連】4.1 BSよしもと(2022年3月21日開局)、BS松竹東急(同3月26日開局)の2社が、民放連に準会員として入会。また、認定放送持株会社に移行し、商号を「KBCグループホー
放送番組センターが運営する放送ライブラリーは、7―8月に小中学生向けにテレビ中継の仕組みを学んだり、アナウンサーやDJの仕事を体験するなどの特別企画を実施する。 日時や内容などは以下のとおり。 ▷【日テレ体験教室 中継車がやってくる!】日本テレビの技術スタッフが、カメラワークや音声、照明の実演、テレ
2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法
チューリップテレビは6月9日(金)―11日(日)に「ドキュメンタリーフェスティバル2023」を富山市で開催する。同社が劇場公開用に制作した『はりぼて』などに加え東海テレビの『さよならテレビ』など他社の作品も含め5作品を上映するほか、同社のテレビドキュメンタリー7作品をラインアップ。各作品の上映後にデ
民放連 研究所長・木村幹夫氏による連載「データが語る放送のはなし」から、米国篇と英国篇をまとめました。 【米国ローカルテレビ篇】 part1:放送エリアのはなし①~「データが語る放送のはなし」⑨(2022/11/11) part1:放送エリアのはなし②~「データが語る放送のはなし」⑩(2022/11
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年3月分を掲載。 【民放連】3.16 2022年度第9回理事会を開催。▷2023年度事業計画・予算▷4月1日付の「九州朝日放送」(分割準備会社の九州朝日放送から放送局免許を承継予定)入会(正会員)と、「BS
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。*2023年2月分を掲載。 【民放連】2.2 民放連と日本弁護士連合会(日弁連)の第31回「報道と人権に関する懇談会」で旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に関する報道をめぐり意見を交わす。民放連は報道委員会(大橋善光
放送界の動きを中心に、行政や海外の動向もあわせ、1カ月の動きを日誌形式で記録します。今年1月分から随時、掲載予定です。 【民放連】1.18 「文化審議会著作権分科会法制度小委員会報告書(案)」の意見募集に対する意見を文化庁に提出。民放連は簡素で一元的な権利処理方策と対価還元について、▷新しい権利処理
民放連研究所は、客員研究員会(座長=三友仁志・早稲田大大学院教授)の研究成果をまとめた書籍『デジタル変革時代の放送メディア』を11月20日、勁草書房から刊行した。 デジタル技術の進展が社会変革の中心的な役割を果たし、メディアにも変革をもたらしている現状を踏まえ、放送あるいはメディアが直面するさまざま
「民放online」では2022年日本民間放送連盟賞(民放連賞)の関連記事を多数掲載しています。このページではグランプリ・準グランプリや部門ごとにそれらの記事を整理してみました。ぜひご覧ください! 【グランプリ・準グランプリ】<ラジオ> 審査講評 / グランプリ受賞のことば / 準グランプリ受賞のこ
「おかげ」などとは口が裂けても言えない。しかし、全世界を揺るがしたコロナの影響で、番組『やったぜ!じいちゃん』が生まれたことは間違いない。 会社に届いた一通の手紙。「私の父、舟橋一男は生まれてすぐ脳性まひで障がい者となり、話すことも歩くこともままなりません。50年前、そんな父をCBCテレビが番組にし
この番組で最初に取材したのは、2017年3月に山形県鶴岡市の善宝寺で営まれた満州開拓親子地蔵尊の70年法要でした。開拓関係の碑というと、「拓魂」とか勇ましい感じのものを多く目にしますが、地蔵さまから伝わってきたのは煎じ詰めたような悲しみです。建てられたのは敗戦の2年後。食うや食わずの暮らしの中で、生
ロシアの無差別攻撃でウクライナの犠牲者が増え続けていた。村上春樹文学の読者は現地にもいる。「戦争について何かやりませんか」と村上さんにメールを送ると、「やろう」とすぐに返信があり、「戦争をやめさせるための音楽」というメモも。『村上RADIO』は毎月最終日曜だが一刻も早くと、フルネットの特別枠、CM抜
このような賞をいただき、うれしい気持ちでいっぱいです。何よりも青森県だけでなく、全国の人に聴いて、考えていただける機会を得たことは感謝の言葉もありません。宇佐美翔子さんと岡田実穂さんが願う、性的少数者が暮らしやすい社会になればと思います。 「パートナーシップ制度が使えるところに生きる人は使える、それ
【10月13日審査】審査委員長=山田覚(博報堂DYメディアパートナーズ 取締役執行役員、日本広告業協会メディア委員会委員)審査員=井上由美子(脚本家、フジテレビジョン番組審議会委員)菊地由美子(時事通信社 文化特信部記者)小谷実可子(JOC常務理事、シンクロプロデューサー、テレビ朝日番組審議会委員)
【10月13日審査】審査委員長=ロバートキャンベル(早稲田大学特命教授、エフエム東京番組審議会委員長)審査員=小川一至(共同通信社 文化部記者)奥貫薫(俳優、J-WAVE番組審議会委員)後藤洋平(朝日新聞 編集委員)齋藤幸蔵(マッキャンエリクソン 取締役メディアブランズCOO、日本広告業協会メディア
8月26日中央審査【参加/16社=16件】審査委員長=水島久光(東海大教授)審査員=石澤靖治(学習院女子大教授・元学長)、音 好宏(上智大教授)、草野満代(フリーアナウンサー)、田家秀樹(音楽評論家、ノンフィクション作家) 3年ぶりの「対面」での審査会は、白熱した議論となった。16事績とエントリー数
放送局にとって映像の出口は増加傾向にあり、番組を制作するうえで、いかに"効率よく"そして"質の高い"コンテンツを生み出せるかが今後さらに重要となります。これらの課題に対してアプローチすべく、AI業務支援システム「エイディ」を社内開発しました。 最初は1人でのプログラム開発から始まりましたが、今では4
8月22日中央審査【参加/103社=103本】審査委員長=鏡 明(評論家、元電通顧問、㈱ドリル エグゼクティブ・アドバイザー)審査員=上田紀行(東京工業大学副学長・リベラルアーツ研究教育院教授)、奥貫 薫(俳優)、たかのてるこ(旅人、エッセイスト) ※下線はグランプリ候補番組 2022年のテレビエン
8月25・26日中央審査【参加/15社=19件】審査員=民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」委員 技術部門は、民放連会員各社の放送技術に関する開発・改良などにより、民放事業に貢献し、その発展に寄与した事績に賞を贈る。 本年は15社19件の申請があり、民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」が、有
「青春ってすごく密なので」。夏の甲子園の優勝インタビューで仙台育英高校の須江航監督が語ったこの言葉から、自然と"みのだん"と過ごした1年半を思い返している自分がいました。 大阪府立箕面(みのお)高校ダンス部、通称"みのだん"。彼らの取材を開始したころ、世間では新型コロナによる自粛ムードが高まっており
8月23日中央審査【参加/12社=12本】審査委員長=やすみりえ(川柳作家)審査員=井上祐紀(児童精神科医、福島県立矢吹病院副院長)、加藤 理(文教大学教授)、金田 淳(日本PTA全国協議会会長) 優れた内容の番組が多く、最終的に入賞へ届かなかった惜しいものもいくつかありました。その中でも特に、ドキ
このたびは、栄誉ある素晴らしい賞を頂きありがとうございます。この作品はサスペンスでありながら、さまざまな深い愛情を描いた人間ドラマにしたいと企画しました。湊かなえさん原作の『夜行観覧車』『Nのために』『リバース』を一緒に作った脚本の奥寺佐渡子さんと清水友佳子さん、そして塚原あゆ子監督をはじめとする優
8月23日中央審査【参加/19社=19本】審査委員長=大友啓史(映画監督)審査員=岡室美奈子(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長)、布施英利(美術批評家、東京藝術大学教授)、ブルボンヌ(エッセイスト、女装パフォーマー) ※下線はグランプリ候補番組 長引くコロナ禍で配信コンテンツを視聴する習慣が根づ
ある日、会社に届いた1通の手紙。「私の父、舟橋一男は生まれてすぐ障がい者になり、話すことも歩くこともままなりません。50年前、そんな父が障がい者の友人と旅行する様子をCBCテレビが番組にしてくれました。障がい者が家族にいることすら隠すような時代。障がい者だけで旅をするという世間的には非常識なこと、そ
民放連技術委員会(羽牟正一委員長)は、11月16―18日まで、「第59回民放技術報告会」を千葉市の幕張メッセ・国際会議場で開催する。民放各社が制作技術や送出・配信などの研究、開発実績に関する技術報告を行う。 17日14時からの特別企画では「ファイルベースの"これまで"と"これから"~テープからディス
香川県高松市にある小さなカフェバー「珈琲と本と音楽 半空(なかぞら)」が主催する「半空文学賞」。 本好きのオーナー岡田陽介さん(=写真㊧)が店内で文章を書いている人を見て「何を書いているのか読んでみたい」と、好奇心を抱いたところから誕生した文学賞です。 2015年に「珈琲」というテーマで第一回がスタ
8月22日中央審査【参加/62社=62本】審査委員長=やきそばかおる(コラムニスト)審査員=犬山紙子(エッセイスト)、嶋浩一郎(博報堂執行役員・エグゼクティブクリエイティブディレクター)、長島有里枝(写真家) ※下線はグランプリ候補番組 コロナ禍に入り2年半が経過した昨今。ライブやイベントが少しずつ
テレビ東京の社員として、数々のバラエティ番組を手がける現役のテレビプロデューサーである佐久間宣行さん(2021年3月31日退社)が「オールナイトニッポン0」のパーソナリティに就任したのは19年4月のことでした。他の放送局の現役社員がオールナイトニッポンのレギュラーパーソナリティに就任するのは、55年
8月19日中央審査【参加/45社=45本】審査委員長=近藤則子(老テク研究会事務局長)審査員=青木江梨花(脚本家、日本脚本家連盟理事)、亀渕昭信(通信文化協会理事)、西村達郎(演出家、作詞家) ※下線はグランプリ候補番組 ラジオの生ワイド番組はパーソナリティの魅力とともに、各地の文化やリスナーとの交
番組に関わっていただいた全ての方に感謝します。取材に応じていただいた方のうち、分かっているだけで3人が亡くなっています。本当に残念ですが、つらい話も誠心誠意していただいて、心からありがたく思っています。 「なぜ父は私たちを満州に連れて行ったのだろう。そうしなかったらこんな思いをしなくて済んだのに」.
8月19日中央審査【参加/114社=114本】審査委員長=遠藤 薫(学習院大教授)審査員=金川雄策(Yahoo! Japanクリエイターズプログラム チーフ・プロデューサー)、榊原美紀(弁護士)、竹内 薫(サイエンス作家) ※下線はグランプリ候補番組 今回、最優秀候補としてノミネートされた作品はいず
「レコードを一番いい音で再生するのがこのプレーヤーです」と、昭和50年代によく見かけた小さなポータブル・プレーヤーのケースを開き、ターンテーブルに次から次へとレコード盤をのせていく「本と雑貨と音楽の店 黒猫」店主の田口史人(ふみひと)さん。昭和の歌謡曲から商店街の祭り唄、さらには、大事件の中継音声、
8月19日中央審査[参加/60社=60本]審査委員長=石井 彰(放送作家)審査員=阿部るり(上智大学教授)、洞口依子(俳優)、山本康一(三省堂辞書出版部部長兼大辞林編集部編集長) ※下線はグランプリ候補番組 ラジオ教養ほど間口の広いジャンルはない。社会派ドキュメンタリー、音楽番組、生ワイド番組のコー
この番組の制作を始めたのは、新型コロナの第一波が猛威を振るっていた2020年4月。未知のウイルスの脅威に、為政者も市民も振り回されていた。社会はいとも簡単に一つの方向に流され、一つの色に染められていく。未知のウイルスにあぶりだされた本質。目の当たりにした「目に見えない空気」。映像化しようと決めた。
8月18日中央審査【参加/94社=94本】審査委員長=金山勉(学校法人摺河学園姫路女学院中学校・高等学校 副理事長・副校長)審査員=城戸久枝(ノンフィクションライター)、森まどか(医療ジャーナリスト)、吉岡忍(作家) ※下線はグランプリ候補番組 引き続くコロナ禍と混沌とする社会情勢の中で、テレビ報道
番組制作のきっかけは2020年秋、防災番組『ネットワーク1・17』のキャスター交代に際し、前キャスターの千葉猛アナウンサー(当時)が「最後の出演で、どうしてもリスナーに伝えたいことがある」と切り出したことでした。「これは自分にしか言えないことなのだ」と言うのです。 千葉アナの仙台の実家は、2011年
8月18日中央審査【参加/37社=37本】審査委員長=藤代裕之(ジャーナリスト、法政大学教授)審査員=錦光山雅子(フリーランスライター)、澤 康臣(ジャーナリスト、専修大学教授)、田中早苗(弁護士) ※下線はグランプリ候補番組 審査員それぞれが推す作品が異なり議論が続いたのは、テーマが多様で、聴きど
このたびは、大変栄誉ある賞を頂きありがとうございます。このCMを共に制作した栃木県庁大阪センターのみなさま、サウンドロゴを制作していただいた株式会社彩図のみなさま、ナレーションを担当したMBSアナウンサーの上田悦子アナ、大村浩士アナにあらためて感謝申しあげます。 私はMBSラジオのオーディオビジネス
まず、確率の話から。宝くじの一等に当選する確率、ゴルフのホールインワンの確率、どれぐらいかみなさんはご存じでしょうか。諸説ありますが、年末ジャンボ宝くじで一等が当たる確率は、およそ2,000万分の1、ホールインワンの確率はプロ・アマ問わず、3,500分の1だそうです。ホールインワンは、たまに達成した
「タブー」という言葉の語源は、ポリネシア語で「生理」だそうです。生理はタブー。そんなふうに考える人が世界各地で存在します。日本国内も例外ではありません。相撲界やお祭りの一部催事などでは「女人禁制」が今も続いています。 仲の良い両親と三兄弟の末っ子として育った私。恥ずかしいことに、生理というものをきち
8月4日中央審査[参加/ラジオ第1種18社=46本、第2種22社=38本、テレビ7社=13本]審査委員長=谷口 優(宣伝会議出版担当取締役兼月刊『宣伝会議』編集長)審査員=佐藤尚之 (コミュニケーション・ディレクター)、治部れんげ(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)、田中淳一(クリエイティ
前回に続き、昨年出版された放送・メディア関係の書籍を紹介する。今回は、テレビに関する書籍5冊と雑誌の論考をまとめた。 「webちくま」での連載をまとめた松本創『地方メディアの逆襲』(ちくま新書)は、民放ローカルテレビ3局と地方紙3紙を舞台に、近年話題となっている地方発の報道・番組の背景を深掘りした。
放送やドキュメンタリー、ジャーナリズムにまつわる書籍が多数刊行された2021年。2回にわたりこれらを紹介する。今回は、報道現場の実態やジャーナリズムの根源を検討した9冊を取り上げる。 ドキュメンタリー、報道の実相 2020年で40回目を迎えた「地方の時代」映像祭。その歴史を振り返り、今後のあり方を深
座談会当日の模様(左上:三浦ちあきさん、右上:やきそばかおるさん、左下:大窪シゲキさん、右下:辻満里奈さん) 大窪シゲキさん(広島エフエム「大窪シゲキの9ジラジ」メインパーソナリティ) 三浦ちあきさん(和歌山放送「WA!ERA」元メインパーソナリティ) 辻満里奈さん(RKB毎日放送アナウンサー、「カ
座談会当日の模様(左上:三浦ちあきさん、右上:やきそばかおるさん、左下:大窪シゲキさん、右下:辻満里奈さん) 大窪シゲキさん(広島エフエム「大窪シゲキの9ジラジ」メインパーソナリティ) 三浦ちあきさん(和歌山放送「WA!ERA」元メインパーソナリティ) 辻満里奈さん(RKB毎日放送アナウンサー、「カ
座談会当日の模様(左上:三浦ちあきさん、右上:やきそばかおるさん、左下:大窪シゲキさん、右下:辻満里奈さん) 大窪シゲキさん(おおくぼ・しげき)1979年生まれ。大阪府出身。2000年に開始した広島エフエム「9ジラジ」でADを担当した後、07年から「大窪シゲキの9ジラジ」メインパーソナリティ。同番組
今から10年前、2011年3月18日(金)深夜1時、1つのラジオ特番が放送されました。番組名は『サンドウィッチマンのオールナイトニッポン』。東日本大震災から1週間、日本全体が未曾有の大災害に直面する中でした。震災発生から緊急報道が続き、全国ネットで放送する『オールナイトニッポン』も休止を余儀なくされ
私が清麟太郎君(18)と出会ったのは12年前。祖母・文子さんが『りんくんとおひさまとしゃぼんだま』という本を自費出版したことがきっかけです。 「りんくんは おひさまのひかりに あたることができないびょうきです。だからりんくんは あさはやく おひさまがでていないこうえんで じいじとあそびます」という書
愛知県豊橋市に「久遠(くおん)チョコレート」という手作りの専門店があります。代表は、夏目浩次さん(44歳)。「チョコレートな人々」は、その夏目さんの17年間を追った番組です。 2002年、豊橋の寂れゆくシャッター商店街で夏目青年に出会いました。障がいのあるスタッフ3人とパン屋を始めようと空き店舗に入
民間放送70周年という節目の民放大会で「軍属ラジオ」が最高賞であるところのグランプリを頂戴できたことはこの上ない喜びです。審査に当たっていただきました審査員の皆様にあらためて感謝を申しあげます。 また、来年2月までに全国の民放ラジオで放送していただけるとのこと、これは制作者としては最高の喜びであり、
【10月14日審査】審査委員長=高橋源一郎(作家、日本テレビ放送網番組審議会委員)審査員=稲垣衆史(毎日新聞学芸部記者)亀井典明(ADKマーケティング・ソリューションズ取締役メディア&ソリューション統括、日本広告業協会メディア委員会委員)小山薫堂(放送作家・脚本家、フジテレビジョン番組審議会委員)
【10月14日審査】審査委員長=林 和男(ぴあ相談役Co-founder、J-WAVE番組審議会委員長)審査員=猪岡 慶(時事通信社文化特信部記者)岩﨑 晃(明治マーケティング・開発統括本部宣伝部長、日本アドバタイザーズ協会テレビ・ラジオメディア委員会委員)後藤洋平(朝日新聞編集委員(放送担当))佐
物語の内容に合わせ、笑ったり驚いたり、真剣に朗読に聞き入る子どもたちが見せる素直な反応は、普段テレビカメラに向かって話すことが中心の私たちアナウンサーにとって、うれしくもあり緊張感もある貴重な機会です。10年の継続は、子どもたちに読書の楽しさを届けただけでなく、研修やまとまった練習の時間を確保できな
このたびは大変栄誉ある賞を頂き、この上ない光栄であるとともに深く感謝いたします。「浜の朝日の嘘つきどもと」は開局50周年記念作品として制作しました。コロナ禍により、さまざまな周年イベントを中止せざるを得なかった中での最大の喜びとなりました。 さかのぼること5年、開局45周年の際に福島県内民放テレビと
人口3,000人の小さな町・阿武町を盛り上げようと若者たちが結成したシンクロナイズド(アーティスティック)スイミングチーム「ABUウォーターボーイズ」を追った番組です。500人の観客をたちまち笑顔にするダイナミックで元気な演技。その陰にある努力や苦悩を5年にわたり記録しました。彼らの「一生懸命」は必
「おひさま家族」を取材した10年間は制作者として幸せな、そして勉強させていただくことが多い日々でした。番組は死を避けて語ることはできず、麟太郎君が長く生きられないことにも触れています。取材では常に、どこまで踏み込んでいいものか、懸命に生きる家族に現実を突きつけることにならないかという葛藤がありました
「寄り添う」という言葉をよく耳にする。政治しかり、警察しかり、報道しかり。では、何をすれば寄り添っていると言えるのだろう。私はその理念を何となく理解しているつもりだったが、今回の調査報道で身に染みて分かった。寄り添うとは背負うことだ。 この番組の制作を担当したのは偶然だった。元々は警察班キャップの先
マスクを外せない生活はいつまで続くのか――。私たちがコロナ禍で痛感したのは、感染症の怖さではないでしょうか。難病を抱える連也さんは、生まれてからずっとこの恐怖と闘っているのです。連也さんが発症した難病「高IgD症候群」は、慢性的な炎症に加え、感染症を発端に全身に激しい炎症が起こるもので、患者は国内に
8月25日中央審査【参加/14社=14件】審査委員長=音 好宏(上智大学教授)審査員=石澤靖治(学習院女子大学教授・元学長)、草野満代(フリーアナウンサー)、田家秀樹(音楽評論家、ノンフィクション作家)、水島久光(東海大学教授) 今年の応募は、ローカル民放局が地域社会から期待されている公共性、信頼性
8月23日中央審査【参加/17社=17本】審査委員長=加藤 理(文教大学教授)審査員=井上祐紀(児童精神科医、福島県立矢吹病院副院長)、やすみりえ (川柳作家)、山田洋子(日本PTA全国協議会副会長) コロナ禍の中で、多くの青少年はさまざまなことを我慢し、多くのことを諦め、かけがえのない日々をこの状
「面白くない」「つまらない」「嫌い」。番組開始当初、SNSで浴びた言葉です。4年半前の私は、学生の頃から夢見ていた自分の生ワイド番組に浮足立っていました。あの頃も今も変わらず「あなた」に向けてラジオをやっていますが、あの頃の私は99の応援よりも1の刃に敏感になり、気付けばスタジオに入ると咳が止まらな
2011年3月18日金曜日の深夜25時から放送した特番「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」。東日本大震災から1週間、ラジオでは緊急報道、ライフラインに関する情報が続きました。そうした中で彼らの地元・宮城県の東北放送でも、急きょこの特番の放送が決定。被災者に寄り添った言葉を届けるべきなのか、お
初対面の方と出身県が同じというだけで一気に心の距離が縮まる、という経験は誰にでもあると思います。ひいきのスポーツチームの応援などもそうですが、かねて「県」という枠組みへの帰属意識を興味深く感じていました。 ラジオ関西の本社がある兵庫県は、南は徳島県、西は岡山県と鳥取県、東は京都府と大阪府に接し、地域
太平洋戦争におけるラジオ放送は、政府のプロパガンダに利用され、真実を正確に伝えるという本来の使命と真逆の役割を担わされました。さらに、アメリカのプロパガンダ放送を自国民に聞かせたくない日本政府は、各地で「防遏(ぼうあつ)放送」と呼ばれる妨害電波の放送(ジャミング)を実行します。その拠点が、事もあろう
8月11日中央審査[参加/ラジオ第1種18社=39本、第2種25社=41本、テレビ14社=18本]審査委員長=兼高聖雄(日本大学教授)審査員=佐藤尚之 (コミュニケーション・ディレクター)、谷口 優(宣伝会議 出版担当取締役兼月刊『宣伝会議』編集長)、西田善太 (マガジンハウス 『BRUTUS』編集
現地の状況をリアルタイムに伝えることができる情報カメラの映像は、地震や台風などの災害報道にとっては欠かせないものです。私たちは全国に広がるその情報カメラを有効活用したいという思いでTOREZO(トレゾ)を開発しました。 このシステムでは、フジテレビ系列局で所有する200台以上の全ての情報カメラ映像を
周りに女性の先輩がいない。新人時代、報道部で勤務していた私は、自分の未来像を描けず、心細い思いをしていました。 あれから11年。育休から復帰して間もない今年初め、CMの制作責任者を任されました。過去に同じ立場を経験しているため、作業量を考えると時短勤務の私に務まるのかと不安が先に立ちました。ところが
8月23日中央審査【参加/18社=18本】審査委員長=大友啓史(映画監督)審査員=内田麻理香(東京大学特任講師)、岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館館長)、布施英利(美術批評家、解剖学者) ※下線はグランプリ候補番組 今回は、大型予算が投入された非日常的で劇的なドラマと、何気ない日常会話を通じて心の機
昭和の時代から関西の家庭の冷蔵庫には、必ずと言っていいほど伊藤ハムのポールウインナーが常備されてきました。おやつにおかずにおつまみに、そのまま食べたりアレンジしていろんな料理にと大変重宝します。ところが関東ではあまり販売されていないらしく、ポールウインナーを知らない人が多いという事実に驚きました。発
8月20日中央審査【参加/49社=49本】審査委員長=西村達郎(演出家、作詞家)審査員=奥貫 薫(女優)、亀渕昭信(通信文化協会理事)、近藤則子(老テク研究会事務局長) ※下線はグランプリ候補番組 もちろん番組はすべてそうだが、特に「ラジオ生ワイド番組」はパーソナリティの個性の競い合いだと思う。そし
今年の日本民間放送連盟賞の各部門で最優秀に輝いた全14事績の担当者に、喜びの声や作品・事績に込めた想いなどを寄せていただきます。初回はCM部門の「ラジオCM第1種(20秒以内)」です。 この度は大変栄誉ある賞を頂きありがとうございます。受賞CMは3年前、開局65周年を機に「原点であるラジオCMで地域
8月20日中央審査【参加/71社=71本】審査委員長=嶋浩一郎(博報堂執行役員・エグゼクティブクリエイティブディレクター審査員=青木江梨花(脚本家)、犬山紙子(エッセイスト)、藤代裕之(法政大学教授) ※下線はグランプリ候補番組 東日本大震災から10年。エンターテインメント番組においても、災害時にお
8月20日中央審査【参加/99社=99本】審査委員長=鏡 明(評論家、元電通顧問、ドリルエグゼクティヴ・アドバイザー)審査員=上田紀行(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院長・教授)、たかのてるこ(旅人、エッセイスト)、長尾玲子(日本文藝家協会著作権管理部部長) ※下線はグランプリ候補番組 2021
8月19日中央審査【参加/67社=67本】審査委員長=隈元信一(ジャーナリスト)審査員=おおたわ史絵(総合内科専門医、法務省矯正局医師)、洞口依子(女優)、山本康一(三省堂辞書出版部部長兼大辞林編集部編集長) ※下線はグランプリ候補番組 コロナ禍という史上まれに見る災害に立ちあって、このテーマを取り
8月19日中央審査【参加/114社=114本】審査委員長=永井多惠子(国際演劇協会会長)審査員=遠藤 薫(学習院大学教授)、金川雄策(Yahoo! Japan クリエイターズプログラム チーフ・プロデューサー)、榊原美紀(弁護士) ※下線はグランプリ候補番組 今回、最優秀候補としてノミネートされ
8月18日中央審査【参加/94社=94本】審査委員長=森まどか(医療ジャーナリスト)審査員=城戸久枝(ノンフィクションライター)、竹内 薫(サイエンス作家)、吉岡 忍(作家) ※下線はグランプリ候補番組 コロナ禍で人と人とのつながりが分断される中ではあるが、人を取材対象に日常を追うことで多様化する社
8月18日中央審査【参加/33社=33本】審査委員長=石井 彰(放送作家)審査員=錦光山雅子(フリーランスライター)、田中早苗(弁護士)、やきそばかおる(コラムニスト) ※下線はグランプリ候補番組 戦争、原爆、震災、原発事故、性暴力、事件事故など、伝えるテーマは多岐にわたった。大切なのは、それをどの
▼『自壊するメディア』 望月衣塑子・東京新聞社会部記者と五百旗頭幸男・ドキュメンタリー映画監督(現・石川テレビ)の共著。第1章を望月氏、第2章を五百旗頭氏が執筆。後半2章は二人の対話形式で、権力の監視機能を果たせない現在のメディアの再生への途を語り合う。発行=講談社(講談社+α新書)、968円(税込
8月19日・20日中央審査【参加/11社=16件】審査員=民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」委員 技術部門は、民放連会員各社の放送技術に関する開発・改良などにより、民放事業に貢献し、その発展に寄与した事績に賞を贈る。 本年は11社16件の申請があり、民放連技術委員会「技術表彰選考小委員会」が、
▼『踏ん張れ地方局 片隅からのジャーナリズム』 著者はRSKホールディングス・RSK山陽放送両社の会長兼社長を務める原憲一氏。ラジオ・ディレクター、テレビ報道記者、海外特派員、ローカル局初の「報道特集」キャスターなど、半世紀にわたる自身の取材・報道活動を振り返り、地方局の報道現場で活躍する後輩の記者
ジェンダー平等、ラジオ局の閉局、報道の責任......。メディアのあり方が厳しく問われる今、それらを切実に訴える本が目に留まる。今回は、この半年余りに出版された中から、指標となる本を編集部で選び、紹介する。 ジェンダー視点の番組論 『「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・
2021年9月1日に創刊した民放連のウェブマガジン「民放online」では、メールマガジンを創刊しました。民放各社のみなさんをはじめ、視聴者・リスナーのみなさんに広く読んでいただきたい記事の更新情報を毎週火曜日(24年11月から変更)にお伝えしています。 こちらのアドレスもしくは下図のQRコードをス
日本民間放送連盟(民放連、会長=大久保好男・日本テレビ放送網会長)は2021年9月1日、ウェブマガジン「民放online」を創刊しました。放送に関するニュースや話題、研究者の論考など幅広いコンテンツを掲載していきます。 民放連は20年4月に事務局内にプロジェクトを設け、広報媒体のあり方の検討に着手し