トピックス

【メディアリテラシー】中京テレビ放送 メタバース空間で取材体験
【メディアリテラシー】中京テレビ放送 メタバース空間で取材体験
編集広報部

民放連は、会員社が実施するメディアリテラシー活動に対して助成を行い、民放各社の同活動のさらなる発展と定着を目指している。詳細は、民放連ウェブサイトに掲載している。 民放onlineでは、通年企画として各社が実施しているメディアリテラシー向上のための活動を随時紹介していく。 今回取り上げる中京テレビ(

TBSラジオ『脳盗』 音を立てなければ"盗める"ショップ 3月16、17日に限定オープン
TBSラジオ『脳盗』 音を立てなければ"盗める"ショップ 3月16、17日に限定オープン
編集広報部

TBSラジオの番組『脳盗』(日、23・30―24・00)は3月16、17日に、音を立てなければ"盗める"ショップ「盗」を東京・TBS赤坂BLITZスタジオで開催する。11時から18時まで実施し、入場料は無料。東京の10エリアを中心に開かれるファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン202

NHK沖縄放送局・渡辺考さん 不断の対話にむかって【戦争と向き合う】②
NHK沖縄放送局・渡辺考さん 不断の対話にむかって【戦争と向き合う】②
渡辺 考

民放onlineは、シリーズ企画「戦争と向き合う」を新たに始めました。各放送局で戦争をテーマに番組を制作された方を中心に寄稿いただき、戦争の実相を伝える意義や戦争報道のあり方を考えていきたいと思います。 第2回はNHK沖縄放送局の渡辺考さん。なぜ戦争を描いてきたのか、ご自身の足跡をたどりながら、放送

【対談 テレビ静岡・橋本真理子さん×放送作家・石井彰さん】民放連賞テレビグランプリ 25年の取材を通じて伝えたかったこと
【対談 テレビ静岡・橋本真理子さん×放送作家・石井彰さん】民放連賞テレビグランプリ 25年の取材を通じて伝えたかったこと
編集広報部

2023年日本民間放送連盟賞(民放連賞)でテレビグランプリに輝いた『テレビ静岡55周年記念「イーちゃんの白い杖」特別編』(以下、『イーちゃん』)は、テレビエンターテインメント番組最優秀に加え「放送と公共性」でも最優秀を獲得し"3冠"に輝いた。25年にわたり「イーちゃん」こと小長谷唯織(こながや・いお

信越放送・手塚孝典さん 侵略の歴史を背負う僕らの責任-戦争の実相を伝える意義を再考する【戦争と向き合う】①
信越放送・手塚孝典さん 侵略の歴史を背負う僕らの責任-戦争の実相を伝える意義を再考する【戦争と向き合う】①
手塚 孝典

民放onlineは、シリーズ企画「戦争と向き合う」を新たに始めます。各放送局で戦争をテーマに番組を制作された方を中心に寄稿いただき、戦争の実相を伝える意義や戦争報道のあり方を考えていきたいと思います。 第1回は信越放送の手塚孝典さん。満州に村人を開拓団として向かわせたある村長の内面への考察を通じ、い

全国制作者フォーラム2024 各地区の秀作ミニ番組と若手の精鋭集う
全国制作者フォーラム2024 各地区の秀作ミニ番組と若手の精鋭集う
編集広報部

放送文化基金主催の「全国制作者フォーラム2024」が2月17日に都内で開かれた。2023年秋に3地区で行われた本年度の各フォーラムを締めくくるもの。対象となった地区だけでなく全国から若手制作者ら80人が集い、各地区で選ばれたミニ番組コンテストの入賞作を上映。トークセッションを通じてローカル番組の面白

能登半島地震をめぐる取材・報道の課題
能登半島地震をめぐる取材・報道の課題
山田 健太

正月を襲った能登半島地震。発災から2カ月がたとうとするが、現地ではラジオから給水情報が頻繁に流れ、テレビ画面ではL字が続く。地元ラジオの北陸放送(MROラジオ)も、一部地区のAM局の運用休止予定を「一時延期」することを発表している。こうした放送実態からだけでも、まだ日常が取り戻せない状況であることが

ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』 あくまでもラジオだ! 開催までの1年間で機運醸成
ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』 あくまでもラジオだ! 開催までの1年間で機運醸成
編集広報部

ニッポン放送は2月18日、番組『オードリーのオールナイトニッポン』のイベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」を開催した。東京ドームには5万3,000人が来場し、全国の映画館などでのライブビューイングで5万2,000人、配信では5万5,000人が画面をとおしてライブを楽しんだ。※

熊本放送・松田望さん 『ななまるテレビ「今日、解決はしないけど。」』 視聴者とともに考える 【制作ノートから】①
熊本放送・松田望さん 『ななまるテレビ「今日、解決はしないけど。」』 視聴者とともに考える 【制作ノートから】①
松田 望

民放onlineは、新しいシリーズ企画として「制作ノートから」をスタートします。全国の番組制作者にご自身が担当した番組をめぐるエピソードを紹介いただきます。作り手の思いに触れ、番組の魅力を違った角度から楽しむ一助にしていただければ何よりです。 第1回は熊本放送の松田望さん。2024年1月に放送したR

IBC岩手放送 自治体と共催する「ほっとゆだ北日本雪合戦大会」 人類最古のウインタースポーツ(かもしれない)
IBC岩手放送 自治体と共催する「ほっとゆだ北日本雪合戦大会」 人類最古のウインタースポーツ(かもしれない)
石川 美樹

はじめに、2024年1月1日に発生した「能登半島地震」の被災者の皆さまに心からお見舞い申しあげます。復興に向けて長い取り組みになると思いますが、一日も早く日常が取り戻せるように心からお祈りしています。雪合戦大会をご紹介するにあたり、震災復興の絆を感じたエピソードから始めたいと思います。 雪合戦の絆

能登半島地震 地元局の1カ月を聞く
能登半島地震 地元局の1カ月を聞く
編集広報部

1月1日16時10分ごろに発生した能登地方を震源とする地震は、石川県輪島市と志賀町で最大震度7を観測、この地震により津波が発生したほか、家屋の倒壊、山崩れなどが能登地方の各地で起こり、甚大な被害が出た。石川県の民放各局は発災直後から社を挙げて取材・報道に取り組んだ。「民放online」では2月上旬に

ディズニー・チャンネル開局20周年イベント 東京・名古屋・大阪で開催 テレビとの連動を重視
ディズニー・チャンネル開局20周年イベント 東京・名古屋・大阪で開催 テレビとの連動を重視
編集広報部

ディズニー・チャンネルは、開局20周年を記念したリアルイベント「マジカル・ワールド・オブ・ディズニー・チャンネル」を東京・名古屋・大阪で順次開催している。開局20周年を迎えた2023年11月18日から毎月、テーマに沿った特別編成を組んでいる同局。20年の感謝を込めて入場無料のリアルイベントを開くこと

【インタビュー 井上弘・元TBSテレビ社長】もう少し"ヤンチャ"なものがほしい<テレビ70年企画>
【インタビュー 井上弘・元TBSテレビ社長】もう少し"ヤンチャ"なものがほしい<テレビ70年企画>
編集広報部

テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、8月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星13社へと発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリー

令和6年能登半島地震 石川各局の編成対応 ウェブでも積極的に配信
令和6年能登半島地震 石川各局の編成対応 ウェブでも積極的に配信
編集広報部

2024年1月1日16時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする最大震度7、マグニチュード7.6の地震が発生した。県内の放送局は社を挙げて災害と向き合うなか、民放onlineは各局の編成対応についてアンケートを実施。回答をもとに、発災直後の放送やウェブでの対応などを紹介する。 各局、発災後からCM抜き

サンテレビ「避難呼びかける多言語VTR」 たとえ停電しても無力ではない
サンテレビ「避難呼びかける多言語VTR」 たとえ停電しても無力ではない
藤岡 勇貴

サンテレビは、1月1日に発生した令和6年能登半島地震で兵庫県北部に津波警報が発表されたことを受け、多言語で避難を呼びかけるVTRを放送した。日本語と手話のほか、英語、韓国語、中国語、ベトナム語、ネパール語、タガログ語、ポルトガル語で伝えた。今回は発案者である同社の社会報道部の藤岡勇貴キャスターに経緯

第100回箱根駅伝中継・担当者の声(日本テレビ・アナウンス編) 「いつもどおり」を提供する
第100回箱根駅伝中継・担当者の声(日本テレビ・アナウンス編) 「いつもどおり」を提供する
平川 健太郎

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、2024年で第100回を迎えました。第1回は、1920年に東京高等師範学校(現筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校の参加でスタート。第二次世界大戦による中断もありましたが、その歴史、たすきをつないできました。青山学院大学が2年ぶり7度目の総合

阪神・淡路大震災から29年 民放各局による特番・特集 記憶をつなぐ
阪神・淡路大震災から29年 民放各局による特番・特集 記憶をつなぐ
編集広報部

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から今年で29年。民放テレビ、ラジオ局が2024年1月17日に放送した特別番組や特集の一部を紹介する。 若手記者の「気づき」 関西テレビは今年も特番『この瞬間に祈る』(5・25―6・00)を組み、神戸市・中央区東遊園地で行われた追悼行事「阪神淡路大震災1

第100回箱根駅伝中継・担当者の声(日本テレビ・技術編) 変わっていくもの、変わらないもの
第100回箱根駅伝中継・担当者の声(日本テレビ・技術編) 変わっていくもの、変わらないもの
川合 亮

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、2024年で第100回を迎えました。第1回は、1920年に東京高等師範学校(現筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校の参加でスタート。第二次世界大戦による中断もありましたが、その歴史、たすきをつないできました。青山学院大学が2年ぶり7度目の総合

ラジオ関西『マユリカのうなげろりん!!』イベント開催 番組プロデューサーに人気の秘訣を聞いてみた
ラジオ関西『マユリカのうなげろりん!!』イベント開催 番組プロデューサーに人気の秘訣を聞いてみた
編集広報部

ラジオ関西は1月27日に東京・銀座ブロッサム中央会館で、ポッドキャスト番組『マユリカのうなげろりん!!』のイベント「ミルキングくんくんくん~祐太のお人形彼女と一緒に流行語の発表するからねぇ~~」を開いた(2月17日まで見逃し配信)。会場チケットは即日完売し、オンラインチケットは10,000枚以上(1

第100回箱根駅伝中継・担当者の声(日本テレビ・制作編) これからも「夢」であり続ける
第100回箱根駅伝中継・担当者の声(日本テレビ・制作編) これからも「夢」であり続ける
望月 浩平

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、今年で第100回を迎えました。第1回は、1920年に東京高等師範学校(現筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校の参加でスタート。第二次世界大戦による中断もありましたが、その歴史、たすきをつないできました。青山学院大学が2年ぶり7度目の総合優勝を

第100回箱根駅伝中継・担当者の声(RFラジオ日本編) 「感謝」を感じた大会
第100回箱根駅伝中継・担当者の声(RFラジオ日本編) 「感謝」を感じた大会
矢田 雄二郎

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、2024年で第100回を迎えました。第1回は、1920年に東京高等師範学校(現筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校の参加でスタート。第二次世界大戦による中断もありましたが、その歴史、たすきをつないできました。青山学院大学が2年ぶり7度目の総合

東海テレビ『その鼓動に耳をあてよ』 1月27日から順次全国で劇場公開中
東海テレビ『その鼓動に耳をあてよ』 1月27日から順次全国で劇場公開中
編集広報部

東海テレビドキュメンタリー劇場第15弾となる映画『その鼓動に耳をあてよ』が、1月27日(土)から東京・ポレポレ東中野を皮切りに全国で順次公開される。 本作の舞台は、名古屋港から北へ3km地点にある名古屋掖済会(えきさいかい)病院。その救命救急センター(ER)は「断らない救急」を掲げている。24時間3

第100回箱根駅伝中継・担当者の声(文化放送編) 先人たちが作ってきたものをより良く
第100回箱根駅伝中継・担当者の声(文化放送編) 先人たちが作ってきたものをより良く
黒川 麻希

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、2024年で第100回を迎えました。第1回は、1920年に東京高等師範学校(現筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校の参加でスタート。第二次世界大戦による中断もありましたが、その歴史、たすきをつないできました。青山学院大学が2年ぶり7度目の総合

【インタビュー 広瀬道貞・元テレビ朝日社長】放送の新しい発展のために<テレビ70年企画>
【インタビュー 広瀬道貞・元テレビ朝日社長】放送の新しい発展のために<テレビ70年企画>
編集広報部

テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、8月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星13社へと発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリー

FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023 「ラジオ局ならではの強み」「学生によるブース運営」について聞いてみた
FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023 「ラジオ局ならではの強み」「学生によるブース運営」について聞いてみた
編集広報部

FM802によるロックフェスティバル「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023」が2023年12月27―29日、インテックス大阪で開かれた。2009年から毎年年末に開催している"ロック大忘年会"で、今回は3日間で約6万人が来場。4つの音楽ステージを設け、3日間で約10

南日本放送『朝はあけたり』 奄美日本復帰70年 ラジオドラマ&ふるさとウィーク
南日本放送『朝はあけたり』 奄美日本復帰70年 ラジオドラマ&ふるさとウィーク
岡田祐介/水野俊彦

「日本内地の皆さま、全国の皆さま、こちらは日本の最南端に浮かぶ島、奄美大島・名瀬市でございます――」 ノイズ交じりの不安定な電波状況の中、興奮をおさえ粛々と復帰祝賀式典の模様を伝えるアナウンサーの中継音声がよみがえります。戦後、米軍の統治下に置かれた奄美群島が日本に復帰したのは1953年12月のこと

映画『奇跡の子 夢野に舞う』 1月19日北海道で先行公開 北海道テレビ
映画『奇跡の子 夢野に舞う』 1月19日北海道で先行公開 北海道テレビ
編集広報部

北海道テレビのドキュメンタリー映画『奇跡の子 夢野に舞う』が1月19日から北海道のT・ジョイ稚内、イオンシネマ旭川駅前、イオンシネマ江別、イオンシネマ釧路、シネマ太陽帯広、シネマ太陽函館で先行公開され、1月20日から札幌・シアターキノ、苫小牧・ディノスシネマズ苫小牧、室蘭・ディノスシネマズ室蘭で公開

北海道文化放送 初の映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』 全国で順次公開中
北海道文化放送 初の映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』 全国で順次公開中
編集広報部

北海道文化放送(UHB)が制作した初の映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』が、1月2日の東京・ポレポレ東中野、1月6日の北海道・シアターキノなどを皮切りに全国で順次公開されている。 北海道根室市を拠点としたアマチュアプロレス団体「新根室プロレス」(=冒頭画像)。その創設者

サガテレビ×NHK佐賀放送局 バラエティ番組と夕方ワイドでコラボ 「はっちゃけ」てテレビ盛り上げる
サガテレビ×NHK佐賀放送局 バラエティ番組と夕方ワイドでコラボ 「はっちゃけ」てテレビ盛り上げる
末次達也/徳渕知子/花田百合奈

佐賀に2つしかないテレビ局であるサガテレビとNHK佐賀放送局が一緒に佐賀のテレビを盛り上げたいという気持ちでコラボが実現しました。 テレビの視聴率が減少していく中、共に手を取り合い楽しく"はっちゃけ"ながら佐賀のテレビを盛り上げ、県民のみなさんにテレビに興味を持ってもらう機会を増やそうと企画しました

【メディアリテラシー】山形テレビ 小学生がナレーション原稿作りに挑戦
【メディアリテラシー】山形テレビ 小学生がナレーション原稿作りに挑戦
編集広報部

民放連は、会員社が実施するメディアリテラシー活動に対して助成を行い、民放各社の同活動のさらなる発展と定着を目指している。詳細は、民放連ウェブサイトに掲載している。 民放onlineでは、通年企画として各社が実施しているメディアリテラシー向上のための活動を随時紹介していく。 今回取り上げる山形テレビ(

U-35の社員が企画・運営した「#らじふぇす」を開催 BSSラジオ 手応えとこれからをスタッフに聞いた
U-35の社員が企画・運営した「#らじふぇす」を開催 BSSラジオ 手応えとこれからをスタッフに聞いた
やきそばかおる

新型コロナウイルスが5月に感染症法上の5類に移行したこともあってか、今年(2023年)は4年ぶりにラジオのイベントを復活させたラジオ局が多かった。なかでも山陰放送(BSSラジオ)は「久しぶりにイベントを開催するのだから、新しいことを」と35歳以下の若手社員で構成する「U-35プロジェクト」を立ち上げ

テレビ埼玉「第32回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」に行ってみた 進む「日本埼玉化計画」
テレビ埼玉「第32回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」に行ってみた 進む「日本埼玉化計画」
編集広報部

テレビ埼玉は『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』を2024年1月1日(月)19時から21時30分に放送する(放送は1月7日に変更)。埼玉の県知事や市町村長、企業の社長らが歌声を披露する番組で、今回で32回目。2023年12月2日にさいたま市・大宮ソニックシティ大ホールで行われた公開収録の模様を取材した。

テレビ局が取り組む地域課題③ 持続可能な社会目指す/「知ってもらう」ために
テレビ局が取り組む地域課題③ 持続可能な社会目指す/「知ってもらう」ために
編集広報部

民放onlineは地上テレビ127社に、「地域課題解決に向けた取り組み」についてアンケートを実施。回答があった中から一部の事例を3回にわたって紹介する。第3回は、SDGsに関する取り組みを紹介する。 広島テレビは「広島に、魅力的な海を作り出す」を目指すプロジェクト「海ッション・インポッシブル」を20

テレビ局が取り組む地域課題② 地元の未来を照らす/報道のその先
テレビ局が取り組む地域課題② 地元の未来を照らす/報道のその先
編集広報部

民放onlineは地上テレビ127社に、「地域課題解決に向けた取り組み」についてアンケートを実施。回答があった中から一部の事例を3回にわたって紹介する。第2回は、過疎化や仕事の担い手不足の解決を目指すものと、報道を通じた社会貢献を取り上げる。 全国的に少子高齢化や過疎化が進む中、南日本放送は鹿児島へ

テレビ局が取り組む地域課題① 子どもや子育て世代に寄り添う/こども食堂の周知
テレビ局が取り組む地域課題① 子どもや子育て世代に寄り添う/こども食堂の周知
編集広報部

民放onlineは地上テレビ127社に、「地域課題解決に向けた取り組み」についてアンケートを実施。回答があった中から一部の事例を3回にわたって紹介する。今回は、子育ての悩みや、子どもに対して無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供する「こども食堂」に関する取り組みを紹介する。 テレビ西日本

FCC、「お化けアナログFM局」の存続を正式認可
FCC、「お化けアナログFM局」の存続を正式認可
鍛治 利也

FCC(米連邦通信委員会)は、7月20日に開催した定例コミショナー会議において、長年その運営形態に疑問の声が挙がっていた"お化けFM局"の存続を全会一致で正式に認めた。お化けFM局とは簡潔に説明すると、「アナログFMラジオ放送を行うテレビ局」のこと。日本のラジオ・テレビ兼営局とはかなりイメージが異な

在京テレビ5社がテレビの魅力を広告主・広告会社にアピール 初の「テレビカンファレンス2023」開く 
在京テレビ5社がテレビの魅力を広告主・広告会社にアピール 初の「テレビカンファレンス2023」開く 
編集広報部

在京民放テレビキー5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)は11月22日、テレビメディアの魅力を広告主や広告会社の担当者にアピールする目的で「テレビカンファレンス2023」を東京の恵比寿ガーデンプレイスで開いた。テレビへの広告出稿に関心のあるスポンサー企業や広告会社から3

【インタビュー 早河洋・テレビ朝日会長】"サムシングニュー" を常に探し求める<テレビ70年企画>
【インタビュー 早河洋・テレビ朝日会長】"サムシングニュー" を常に探し求める<テレビ70年企画>
編集広報部

テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、8月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星13社へと発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリー

米英でネット中立性規則が見直しへ/韓国はネット使用料に軸足も、デジタル経済の発展には冷水か
米英でネット中立性規則が見直しへ/韓国はネット使用料に軸足も、デジタル経済の発展には冷水か
田代 範子

さまざまな国や地域で、ネット中立性規則をめぐる動きが活発化してきた。トランプ政権によって撤廃された同規則を復活させようとする米国。ブレグジットによりEU規則から解き放たれ、独自の規則制定を目指す英国。また、韓国では『イカゲーム』人気で爆発的に増えたトラフィックへの対応コストをネットワーク使用料(以下

第43回「地方の時代」映像祭(2023年) シンポジウム「危機の時代に、メディアはどう立ち向かうのか?」
第43回「地方の時代」映像祭(2023年) シンポジウム「危機の時代に、メディアはどう立ち向かうのか?」
編集広報部

第43回「地方の時代」映像祭(主催=民放連、NHK、関西大などで組織する実行委員会)が11月18―24日まで大阪・吹田市の関西大で開かれた。「みんなの広場を取り戻そう」をテーマに掲げ、新型コロナ感染症が流行する前と同様に参加制限を設けずに開催。18日にコンクールの贈賞式やシンポジウムを開催したほか、

映画『ヤジと民主主義 劇場拡大版』 12月9日から全国で順次公開 北海道放送
映画『ヤジと民主主義 劇場拡大版』 12月9日から全国で順次公開 北海道放送
編集広報部

2019年7月15日、参院選挙のため札幌市内で街頭演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばした市民が、警察官によってその場から排除された――。この問題に焦点を当て、北海道放送(HBC)が制作したドキュメンタリー映画『ヤジと民主主義 劇場拡大版』が12月9日から札幌・シアターキノ、東京・ポレポレ東中野

2023年秋のローカルテレビ改編(午前・午後帯) 既存コンテンツの活用/情報番組を新設
2023年秋のローカルテレビ改編(午前・午後帯) 既存コンテンツの活用/情報番組を新設
編集広報部

民放onlineは今秋のローカル新番組について、地上民放テレビ127社にアンケートを行った。この回答から今回は午前・午後帯の番組を紹介する。局や番組発のキャラクターを活用した番組のほか、報道・情報番組の新設、子どもや学生の活動を紹介するものが始まった。 新番組一覧(午前・午後帯)はこちら。 キャラク

2023年秋のローカルテレビ新番組一覧(午前・午後帯)
2023年秋のローカルテレビ新番組一覧(午前・午後帯)
編集広報部

北海道文化放送『ととのえ!サクマくん by &sauna』(日、11・45―11・50) 青森テレビ『サポドリ Support Your Dreams』(第4土、10・45―11・00)『耳よりサタデー』(第4土、11・00―11・15) テレビユー福島『TUFこども音楽コンクール』(月―金

2023年秋のローカルテレビ改編(プライム・深夜帯) 地元の「人」に焦点/多様な魅力の引き出し方
2023年秋のローカルテレビ改編(プライム・深夜帯) 地元の「人」に焦点/多様な魅力の引き出し方
編集広報部

民放onlineは今秋のローカル新番組について、地上民放テレビ127社にアンケートを行った。この回答から今回はプライム・深夜帯の番組を紹介する。地元のスポーツチームや高校の部活動を応援する番組や、地域の人やものを深掘りする事例が見られた。 新番組一覧(プライム・深夜帯)はこちら。 交流から生まれる物

2023年秋のローカルテレビ新番組一覧(プライム・深夜帯)
2023年秋のローカルテレビ新番組一覧(プライム・深夜帯)
編集広報部

北海道放送『コンサドーレイズム』(月、23・56―23・59) 北海道文化放送『出張!Yagien Ballpark』(金、24・59―25・14) テレビ北海道『妄想女子のススメ』(木、22・58―23・06) 東日本放送『GO!GO!89ERS』(火、23・10―23・15)『WE LOVE M

【インタビュー 石澤顕・日本テレビ社長】健全な娯楽と民主主義を支える基盤として <テレビ70年企画>
【インタビュー 石澤顕・日本テレビ社長】健全な娯楽と民主主義を支える基盤として <テレビ70年企画>
編集広報部

テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、8月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星13社へと発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリー

見る者の心を打つものとは 【私のドキュメンタリー番組鑑賞記】
見る者の心を打つものとは 【私のドキュメンタリー番組鑑賞記】
城戸 久枝

ローカル局が「地域密着」「長期取材」による優れたドキュメンタリー番組を放送していることは知られていますが、その局以外の地域の視聴者が目にする機会が少ないという現状があり、ドキュメンタリー番組の存在や価値が社会に十分に伝わっていないという声も聞かれます。そこで「民放online」では、ノンフィクション

民主党主導で動き始めたFCC
民主党主導で動き始めたFCC
鍛治 利也

5人目のFCC(米連邦通信委員会)委員がようやく決まった。これにより民主党側委員が3人と過半数を占めることとなり、共和党と意見が対立する重要案件の審議を進めることができるようになった。定例会議の議題は委員長が決定し、5人の委員による票決で審議結果が決まる。従ってほとんどの議題は、過半数を占める政権与

防災ラジオ付き自動販売機 コミュニティFM局が発案 県域・広域放送局も参画
防災ラジオ付き自動販売機 コミュニティFM局が発案 県域・広域放送局も参画
編集広報部

自動販売機に取り付けたラジオから街中にいる人々に緊急情報を発信する、"街かど安心安全ラジオ"「飲む防災、飲む防犯」(=冒頭写真)が全国で少しずつ普及している。自動販売機にラジオ受信機とスピーカーを取り付け、放送局から緊急情報が出されると自動的にラジオのスイッチが入り、事前に設定した局の電波を受信して

東京ドラマアウォード授賞式 民放2番組がグランプリ 連ドラは日本テレビ『ブラッシュアップライフ』 単発部門はTBSテレビ『TOKYO MER~走る緊急救命室』
東京ドラマアウォード授賞式 民放2番組がグランプリ 連ドラは日本テレビ『ブラッシュアップライフ』 単発部門はTBSテレビ『TOKYO MER~走る緊急救命室』
編集広報部

今年で16回目となる「東京ドラマアウォード2023」(主催=国際ドラマフェスティバル in TOKYO実行委員会)の受賞作が決定し、10月24日に東京プリンスホテルで授賞式が行われた。2020年から昨年までの3回は新型コロナウイルス感染対策のため参加者を制限していたが、今回は制限を緩和して開催した。

第55回火曜会ラジオ研修会 TBSラジオ「JUNK」や文化放送「ASMR特番」担当者が講演 ローカル局のマネタイズ考えるセッションも
第55回火曜会ラジオ研修会 TBSラジオ「JUNK」や文化放送「ASMR特番」担当者が講演 ローカル局のマネタイズ考えるセッションも
編集広報部

東京・大阪以外の全国37社の民放AMラジオのローカル局が加盟し、共同で番組制作に取り組んでいる地方民間放送共同制作協議会(火曜会)が10月26―27日、東京・銀座ブロッサムで第55回研修会を開催した。4年ぶりに対面での開催となった今回は、22社24人が参加した。「君たちはどう作るか~ラジオDX時代~

『ダイドーグループ日本の祭り』 放送局と共に地域の祭りを応援して21年
『ダイドーグループ日本の祭り』 放送局と共に地域の祭りを応援して21年
髙松 富也

ダイドーグループホールディングス株式会社(以下、ダイドーグループ)は、民間放送局の皆さまと連携し、全国各地で大切に受け継がれている祭りを、1時間番組『ダイドーグループ日本の祭り』として制作・協賛しています。「人と、社会と、共に喜び、共に栄える」という私たちのグループ理念のもと、2003年に始めた取り

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に行ってみた 「民放ラジオ99局×radiko」ブースほか、民放関係の取り組みを取材!
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に行ってみた 「民放ラジオ99局×radiko」ブースほか、民放関係の取り組みを取材!
編集広報部

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」が10月28日―11月5日、東京ビッグサイトで一般公開されている。「東京モーターショー」から名称が変わり、自動車業界の枠を超え、スタートアップ企業などとともに「モビリティが実現する、明るく楽しくワクワクする未来」を届けて

「未来のカーラジオ」を体感しよう! 「民放ラジオ99 局×radiko Touch! Future Radio in Mobility」に行ってみた
「未来のカーラジオ」を体感しよう! 「民放ラジオ99 局×radiko Touch! Future Radio in Mobility」に行ってみた
編集広報部

「ラジオはいまも、これからも、モビリティにとってかけがえのないパートナー」――民放連ラジオ委員会(委員長:三村孝成・TBSラジオ会長)は10月28日から東京ビッグサイトで一般公開が始まる「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に株式会社radikoと共同でブースを構え、コネクテッドカーの

「TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭2023」 人気パーソナリティ集う 来場者によるジングル大合唱も
「TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭2023」 人気パーソナリティ集う 来場者によるジングル大合唱も
編集広報部

TOKYO FMは10月22日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)など3会場でイベント「TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭2023」を開催した。同局の番組の公開収録・生放送を実施。感謝の思いを込めてリスナーを完全無料で招待した。同局が「リスナー感謝祭」を冠す

在京ラジオ社 2023年秋の改編 多様な需要に応える編成/各社の「らしさ」を発信
在京ラジオ社 2023年秋の改編 多様な需要に応える編成/各社の「らしさ」を発信
編集広報部

在京ラジオ社の秋の新番組がスタートした。ワイド番組の大幅改編や、パーソナリティ・DJの"カムバック"などがみられた。各社、リスナーの多様な生活や趣味趣向に応えつつ、"らしさ"をより強く打ち出す編成となった。 ニッポン放送はナイターオフに新番組を組んだ。『伊集院光のOh!デカナイト』(1991―95年

マスコミ倫理懇談会 宮崎市で全国大会
マスコミ倫理懇談会 宮崎市で全国大会
編集広報部

マスコミ倫理懇談会全国協議会は、9月21―22日に第65回全国大会を宮崎市で開催し、96社・団体から281人(会場210人、オンライン71人)が参加した。 記念講演は、プロデューサーで東京藝術大学副学長、同大学院教授の岡本美津子氏が行った。「アート思考が未来を創る――イノベーションを起こす人材を育て

番組アーカイブへのアクセスポイント全国拡大に向けて ~放送番組センター「番組アーカイブネット」の開設~
番組アーカイブへのアクセスポイント全国拡大に向けて ~放送番組センター「番組アーカイブネット」の開設~
斎藤 信吾

放送番組センターでは、新たに「全国放送番組アーカイブ・ネットワーク(略称:番組アーカイブネット)」のサービスを開始しました。 当センターが運営する横浜の「放送ライブラリー」では、過去に放送されたテレビ・ラジオ番組を中心に約39,000本を一般公開していますが、「番組アーカイブネット」は、これら番組の

「ラジオ絵」展 10月9日まで開催 『たまむすび』終了から半年――終わっても途絶えない番組の灯
「ラジオ絵」展 10月9日まで開催 『たまむすび』終了から半年――終わっても途絶えない番組の灯
編集広報部

今年3月に終了したTBSラジオ『たまむすび』。昨年9月に日本武道館でイベントを開催してから約1年が経過した。そんな折に、X(旧Twitter)で以下の投稿を見かけた。 つきこさんは普段、書籍のデザイナーやイラストレーターをしている。2016年5月に初めて"ラジオ絵"をTwitterに投稿。『たまむす

ラジオ局主催の夏の野外音楽フェス 地域メディアとしてリスナーや地元に貢献 エフエム長崎、エフエム栃木、茨城放送
ラジオ局主催の夏の野外音楽フェス 地域メディアとしてリスナーや地元に貢献 エフエム長崎、エフエム栃木、茨城放送
編集広報部

今年の7―9月にかけて開催されたラジオ局主催の野外音楽フェスティバルのうち、エフエム長崎「SkyJamboree」、エフエム栃木「ベリテンライブ」、茨城放送「LuckyFes」を取り上げた。新型コロナの5類移行後初めての開催であり、例年より気温が高かった今年の夏。昨年や例年から変更した点や、ラジオ局

【消費者からみた米テレビ視聴の現実】 コードカットとコードネバーってなんだ? それに拍車をかけるディズニーとチャーターのすったもんだ
【消費者からみた米テレビ視聴の現実】 コードカットとコードネバーってなんだ? それに拍車をかけるディズニーとチャーターのすったもんだ
佐々木 香奈

米国では、「コードカット」という一種キャッチーな新語がメディアに氾濫して久しい。そのうちに「コードネバー」というさらなる新語も生まれた(=冒頭写真:ニューヨーク市内の家電量販で売られている「コードカッターキット」/写真はすべて筆者撮影)。今、このコードカットが年々加速している。データはさまざまあるが

防災の日(2023年) ラジオ各局が伝える備えと過去の教訓 関東大震災100年や豪雨災害をテーマに
防災の日(2023年) ラジオ各局が伝える備えと過去の教訓 関東大震災100年や豪雨災害をテーマに
編集広報部

民放ラジオ局は今年も「防災の日」にちなんだ特別番組やイベントなどに取り組んだ。「防災の日」の由来でもある関東大震災100年を受けたものや、近年増加する豪雨災害を考える番組などが見られた。 HBCラジオ(北海道放送)は9月1日、特番『ラジオでつなぐ!言葉のバトン』(12・00―14・45)を組み、道内

ラジオリスナーフェス2023 演者・裏方・はがき職人が語る「ここだけの話」
ラジオリスナーフェス2023 演者・裏方・はがき職人が語る「ここだけの話」
編集広報部

ラジオリスナーによるリスナーのためのトークイベント「ラジオリスナーフェス2023」が9月3日、東京・ユーロライブで開かれた。自身も一般リスナーで、ラジオとは関係のない業界で働く会社員の岩井葉介さんが2019年からスタートした。 ラジオにゆかりのある芸人やタレント、放送局員、構成作家、はがき職人などが

【NYCの家電量販店に行ってみた】 意外な実態、なるほどの売れ筋 テレビの購入相談は後日Zoomで!?
【NYCの家電量販店に行ってみた】 意外な実態、なるほどの売れ筋 テレビの購入相談は後日Zoomで!?
佐々木 香奈

新型コロナウイルスのパンデミック以降、人々は食品のような日用品から耐久消費財の大型家電に至るまで、何でもかんでもオンライン購入するようになった。それは米国も日本も同じはず。日本では百貨店が勢いを失い、専門店の集積であるショッピングセンターや郊外型のモール、それに併設される大型の量販店が賑わっていると

民放テレビ戦争企画2023 戦後78年 過去から考える平和への道筋
民放テレビ戦争企画2023 戦後78年 過去から考える平和への道筋
編集広報部

今年で戦後78年。民放テレビ各局は終戦記念日である8月15日周辺に特番や特集などを組んだ。このうち、特徴的だった6社の事例を紹介する。 アメリカ人から見た原爆 テレビ大分は8月11日、特番『或る米兵の写真~孫がたどった祖父の戦争~』(15・50―16・45)を組んだ。大分で外国語指導助手(ALT)と

雑誌「ソワニエ+」の歩み~福岡の食文化を守りたい(エフエム福岡)
雑誌「ソワニエ+」の歩み~福岡の食文化を守りたい(エフエム福岡)
横内 武志

未知なる出版事業への挑戦 2009年秋、エフエム福岡の100%子会社「エフエム福岡メディアント」にソワニエ初代編集長となる弓削聞平氏(聞平堂)から一つの企画が持ち込まれました。福岡で長年愛されたグルメ雑誌「エピ」(epi、09年に廃刊)の元編集長である弓削氏からの提案は、これまでにない地方版グルメ専

新潟放送『スーパー・ササダンゴ・マシンのチェ・ジバラ』 信頼関係の上で成り立つ局との「戦い」
新潟放送『スーパー・ササダンゴ・マシンのチェ・ジバラ』 信頼関係の上で成り立つ局との「戦い」
スーパー・ササダンゴ・マシン

『スーパー・ササダンゴ・マシンのチェ・ジバラ』(以下、『チェ・ジバラ』)は、新潟放送で毎週日曜の深夜(23・00―24・00)に放送しているラジオ番組です。パーソナリティは私、新潟市東区在住の覆面プロレスラー、スーパー・ササダンゴ・マシン(=写真㊦)。現在45歳、2児の父です。普段は実家の金型工場・

東海テレビ「土ドラ」 作り続ける原点――続・人の心を震わせる忘れられないドラマを
東海テレビ「土ドラ」 作り続ける原点――続・人の心を震わせる忘れられないドラマを
市野 直親

「唯一、わが国が誇れるものがあるとしたらそれは......『とにかく作り続けてきたこと』です」。先日放送が終了した土ドラ『テイオーの長い休日』。テレビ局が2時間ドラマを作らなくなったために仕事を失った"2時間サスペンスの帝王"熱護大五郎。船越英一郎さんが演じるそのかなり偏屈な男は再びスターの座に返り

放送の裏側 "技術"を語るラジオ番組(ラジオ沖縄、IBC岩手放送、ラジオ関西)
放送の裏側 "技術"を語るラジオ番組(ラジオ沖縄、IBC岩手放送、ラジオ関西)
編集広報部

放送技術に着目したラジオ番組が、ラジオ沖縄、IBC岩手放送、ラジオ関西で放送されている。それぞれの担当者に番組のきっかけや込めた想いを聞いた。番組開始順で紹介する。 ラジオ沖縄の『ROK技術倶楽部』(日、24・00―24・30)は、同社の技術管理部に所属する塩川拓弥氏、金城信秀氏、西原正太郎氏の3人

民放ローカル局が取り組む動画サイト「のぞいてニッポン」の目的と狙い
民放ローカル局が取り組む動画サイト「のぞいてニッポン」の目的と狙い
安藤 聖泰

プラットフォームの提供やライブ配信イベントなどを手がけるLiveParkは、全国の民放ローカル局(テレビ13社)と楽天グループとの共同でコンソーシアム「のぞいてニッポン運営委員会」を設立し、民放ローカル局が制作したテレビ番組コンテンツの配信を通じて全国に地域の魅力を発信する動画サイト「のぞいてニッポ

【インタビュー 吉岡里帆さん】人と、言葉に誠実に向き合いたい  『UR LIFESTYLE COLLEGE』のナビゲーターとして7年
【インタビュー 吉岡里帆さん】人と、言葉に誠実に向き合いたい  『UR LIFESTYLE COLLEGE』のナビゲーターとして7年
編集広報部

毎週日曜日の夕方、J-WAVEをキーステーションにJAPAN FM LEAGUE(JFL)5局でオンエア中の『UR LIFESTYLE COLLEGE』(18・00―18・54)。2016年のスタートからナビゲーターを務めるのが俳優の吉岡里帆さん。 「GOOD LIVING」をキーワードに、毎回一人

長寿番組の秘訣③ 時流に沿いつつ、初心を大切に【テレビ70年企画】
長寿番組の秘訣③ 時流に沿いつつ、初心を大切に【テレビ70年企画】
編集広報部

テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、8月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星12社の発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリーズ

長寿番組の秘訣② 視聴者の信頼は、役立つ情報の発信から【テレビ70年企画】
長寿番組の秘訣② 視聴者の信頼は、役立つ情報の発信から【テレビ70年企画】
編集広報部

テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、8月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星12社の発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリーズ

長寿番組の秘訣① 視聴者の人生に寄り添い続ける【テレビ70年企画】
長寿番組の秘訣① 視聴者の人生に寄り添い続ける【テレビ70年企画】
編集広報部

テレビ放送が日本で産声を上げたのは1953年。2月1日にNHK、8月28日に日本テレビ放送網が本放送を開始しました。それから70年、カラー化やデジタル化などを経て、民放連加盟のテレビ局は地上127社、衛星12社の発展を遂げました。そこで、民放onlineは「テレビ70年」をさまざまな視点からシリーズ

福島中央テレビ ポッドキャスト番組を配信! テレビとネットの循環目指しアナウンサーが懸け橋に
福島中央テレビ ポッドキャスト番組を配信! テレビとネットの循環目指しアナウンサーが懸け橋に
石井 佑弥

福島中央テレビは2023年1月に『おのとゆうやのほのぼのゆうやけラジオ』(※以下『おゆらじ』)というタイトルの"ラジオ番組"をスタートさせました。 番組パーソナリティは夕方情報ワイド番組『ゴジてれChu!』(月―金、15・50―19・00)のメインMCを務める小野紗由利アナウンサーと私(石井佑弥)が

韓国 公共放送の受信料徴収方法を変更 市民のためか、言論弾圧か 与野党対立
韓国 公共放送の受信料徴収方法を変更 市民のためか、言論弾圧か 与野党対立
趙 章恩

韓国で、公共放送の受信料を韓国電力の電気代と統合徴収していた制度を廃止する「放送法施行令の一部改定案」を国務総理が主宰する国務会議(重要な政策の最高審議機関で大統領、国務総理、国務委員で構成)が2023年7月11日に議決した。7月5日には韓国の放送・通信政策の樹立と関連法を審議・議決する放送通信委員

カナダでIT規制2法が成立~AI時代には未対応 IT企業への依存誘う戦略に警戒を
カナダでIT規制2法が成立~AI時代には未対応 IT企業への依存誘う戦略に警戒を
田代 範子

各国で巨大IT企業への規制が強まり、続々と法制化が進んでいる。 英国では3月28日、2022年4月に公表された「放送白書」の提案を踏まえた放送法改正案の草案が公表され、意見募集を実施している。カナダでも、ここ数年、議論を呼んでいたIT規制関連2法が成立した。いずれも、報道機関との競争条件の平準化を目

名古屋テレビ「メ~テレシネマ」 日本映画を世界へ発信 制作力をマネタイズする
名古屋テレビ「メ~テレシネマ」 日本映画を世界へ発信 制作力をマネタイズする
服部 保彦

名古屋テレビ(メ~テレ)は開局60周年を迎えた2022年度、5本の幹事映画を製作し、全国公開しました。公開順に『わたし達はおとな』(加藤拓也監督)、『LOVE LIFE』(深田晃司監督)、『よだかの片想い』(安川有果監督)、『ケイコ 目を澄ませて』(三宅唱監督)、『そばかす』(玉田真也監督)です。い

【旧統一教会報道の現在地②】読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』 被害を訴えている人々の声に耳を傾ける
【旧統一教会報道の現在地②】読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』 被害を訴えている人々の声に耳を傾ける
内田 昌宏

2022年7月8日、安倍晋三元首相が演説中に銃撃され死亡した。殺人罪などで起訴された山上徹也被告の供述をきっかけに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について指摘されている不当な布教活動などの問題があらためて注目され、政治家とのつながりや被害の実態が明るみになった。 事件からまもなく1年。放送局はど

【旧統一教会報道の現在地①】チューリップテレビ 富山政界と教団のつながりを追及 明らかになっていない事実を取材し続ける
【旧統一教会報道の現在地①】チューリップテレビ 富山政界と教団のつながりを追及 明らかになっていない事実を取材し続ける
武石 浩明

2022年7月8日、安倍晋三元首相が演説中に銃撃され死亡した。殺人罪などで起訴された山上徹也被告の供述をきっかけに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について指摘されている不当な布教活動などの問題があらためて注目され、政治家とのつながりや被害の実態が明るみになった。 事件からまもなく1年。放送局はど

総務省の歩き方③ 法案専従別班『タコ部屋』とは
総務省の歩き方③ 法案専従別班『タコ部屋』とは
氷室 興一

4月上旬に寄稿しようと思っていたのに、ずいぶん遅くなってしまいました。 3月は「行政文書」問題の取材・出稿でバタバタでした......。地上放送課長が交代するなど放送行政への影響も懸念されています。昨年末も大臣と政務官が相次いで辞任しましたし、総務省内では「どこかにお祓いにいかないと」と嘆きすら聞か

『名探偵コナン』のこれまでとこれから 劇場版26作目は興収100億円を突破 
『名探偵コナン』のこれまでとこれから 劇場版26作目は興収100億円を突破 
永井 幸治

1967年4月に『黄金バット』(―68年)でスタートした読売テレビ(ytv)のアニメは、昨2022年に55周年を迎えました。『黄金バット』の後も、『巨人の星』(68―71年)、『天才バカボン』(71―72年)、『ルパン三世』(テレビ第1シリーズ、71―72年)、『宇宙戦艦ヤマト』(74―81年にかけ

岡山放送に行ってみた 周辺地域と連携し存在感高める ミルンとクルン、2拠点から
岡山放送に行ってみた 周辺地域と連携し存在感高める ミルンとクルン、2拠点から
編集広報部

岡山放送(OHK)には「ミルン」と「クルン」がある。前者は2014年にイオンモール岡山に開設した報道制作拠点「OHKまちなかスタジオ ミルン」で、後者は2021年に移転した本社オフィスのなかに設けた「KURUN HALL(クルンホール)」。同社は2つの拠点からさまざまな価値を発信している。なぜ2拠点

【対談 山下洋平 × 澤康臣】権力を監視し声を上げるのは記者の役割 ゲーム条例の取材から(後編)
【対談 山下洋平 × 澤康臣】権力を監視し声を上げるのは記者の役割 ゲーム条例の取材から(後編)
編集広報部

(前編はこちら) パブコメ意見を情報開示請求 澤 行政が行うパブリックコメント(パブコメ)に関しては、情報開示請求して取材されました。資料が出てきたその日に報道されていますよね。時間との闘い、これはもう大変だったのではないですか。 山下 そうですね。資料を取りに行ったのは午後3時ごろでした。夕方6時

【対談 山下洋平 × 澤康臣】権力を監視し声を上げるのは記者の役割 ゲーム条例の取材から(前編)
【対談 山下洋平 × 澤康臣】権力を監視し声を上げるのは記者の役割 ゲーム条例の取材から(前編)
編集広報部

全国で初めてゲームおよびインターネットの利用時間の目安を盛り込んだ「ネット・ゲーム依存症対策条例(通称:ゲーム条例)」が2020年4月に香川県で施行された。条例成立過程の検証をはじめ、施行後も含めゲーム条例をめぐる動きを3年にわたり追った『ルポ ゲーム条例 なぜゲームが狙われるのか』(河出書房新社刊

チューリップテレビがドキュメンタリーフェスティバルを開催 招待作品も交えた12本を上映
チューリップテレビがドキュメンタリーフェスティバルを開催 招待作品も交えた12本を上映
編集広報部

「ドキュメンタリーフェスティバル2023」が6月9日(金)―11日(日)、富山市の富山大学・黒田講堂で開かれた。主催のチューリップテレビが制作した『はりぼて』などに招待作品3作品を加えた映画5作品と、旧統一教会をめぐる調査報道『からくり~政治家、富山、旧統一教会~』(ギャラクシー賞「報道活動部門」で

RSK山陽放送に行ってみた 芸術・地域との調和と最新IPシステム
RSK山陽放送に行ってみた 芸術・地域との調和と最新IPシステム
編集広報部

「能楽堂」を皆さんはご存じだろうか。能や狂言を専門に演じる劇場を指す。伝統芸能に疎い人なら言葉の理解はできても、どのような劇場か具体的にイメージできるだろうか。以下の写真が能楽堂だ。 2年ほど前、岡山にできた能楽堂ホール「tenjin9」である。実は、RSK山陽放送の社屋内にこのホールはある。なぜ放

音声コンテンツの可能性を示す「AuDee」 ローカル局の発信も効果的に 間口広げエリア外へ 
音声コンテンツの可能性を示す「AuDee」 ローカル局の発信も効果的に 間口広げエリア外へ 
編集広報部

音声コンテンツ配信プラットフォーム「AuDee」は2020年7月にスタートし、TOKYO FMおよびJFN(ジャパンエフエムネットワーク)が制作する音声コンテンツや、JFN系列局のコンテンツ、番組関連の記事などを配信している。 AuDeeの担当者と、オリジナルコンテンツを配信しているエフエムラジオ新

【G7広島サミット2023②】地元放送局が番組やイベントで盛り上げ 放送外でも積極的に発信
【G7広島サミット2023②】地元放送局が番組やイベントで盛り上げ 放送外でも積極的に発信
編集広報部

5月19―21日、G7広島サミット2023(以下、G7サミット)が開催された。岸田文雄首相が議長を務めた今回は「ロシアによるウクライナ侵攻」「核軍縮」「AI」などをテーマにセッションが行われた。G7首脳の広島平和記念資料館(原爆資料館)訪問や、急きょ決まったウクライナのゼレンスキー大統領の対面参加な

【G7広島サミット2023①】地元放送局はどう報じたか 生中継にこだわる/生活者目線で
【G7広島サミット2023①】地元放送局はどう報じたか 生中継にこだわる/生活者目線で
編集広報部

5月19―21日、G7広島サミット2023(以下、G7サミット)が開催された。岸田文雄首相が議長を務めた今回は「ロシアによるウクライナ侵攻」「核軍縮」「AI」などをテーマにセッションが行われた。G7首脳の広島平和記念資料館(原爆資料館)訪問や、急きょ決まったウクライナのゼレンスキー大統領の対面参加な

サガテレビ『どぶろっくの一物』 地方から全国へ~配信全盛期で感じたローカル番組の可能性
サガテレビ『どぶろっくの一物』 地方から全国へ~配信全盛期で感じたローカル番組の可能性
末次 達也

ダメ元の企画書が通った! 『どぶろっくの一物(いちもつ)』信じられないかもしれませんが、サガテレビで毎週土曜日の夕方に放送している番組タイトルです。時はさかのぼり、2022年1月――。 【企画書タイトル】 どぶろっくの地元!佐賀県で冠番組『どぶろっくの一物』 「NGって言われるだろうな......」

第60回ギャラクシー賞 3年連続で民放3番組が大賞獲得
第60回ギャラクシー賞 3年連続で民放3番組が大賞獲得
編集広報部

放送批評懇談会が主催する第60回ギャラクシー賞の贈賞式が5月31日、都内で開催された。第58回から3年連続で、テレビ、ラジオ、報道活動の3部門の大賞を民放が獲得。優秀賞には民放から5作品が輝いた。 司会はジョン・カビラさんと長野智子さんが担当。来賓祝辞で、遠藤龍之介・民放連会長が「カビラさん、私が(

【コロナ禍を振り返る⑦】テレビ・ラジオの視聴動向から 広がる柔軟なデバイス利用 問われるメディアが提供する価値
【コロナ禍を振り返る⑦】テレビ・ラジオの視聴動向から 広がる柔軟なデバイス利用 問われるメディアが提供する価値
森下 真理子

2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法

【コロナ禍を振り返る⑥】エフエム北海道 ラジオ番組制作の現場から コロナ禍で得た「好奇」と失った「好機」
【コロナ禍を振り返る⑥】エフエム北海道 ラジオ番組制作の現場から コロナ禍で得た「好奇」と失った「好機」
森本 優

2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法

【コロナ禍を振り返る⑤】テレビ東京 イベント制作の現場から ほかでは得られない喜びを提供したい
【コロナ禍を振り返る⑤】テレビ東京 イベント制作の現場から ほかでは得られない喜びを提供したい
松迫 由香子

2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法

【コロナ禍を振り返る④】フジテレビ 放送技術の現場から 番組に一体感と温かみを
【コロナ禍を振り返る④】フジテレビ 放送技術の現場から 番組に一体感と温かみを
真崎 晋哉

2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法

2023年春のローカルテレビ改編(午前・午後帯) 未来に向けて今できることを
2023年春のローカルテレビ改編(午前・午後帯) 未来に向けて今できることを
編集広報部

民放onlineは今春のローカル新番組について、地上民放テレビ127社にアンケートを行った。この回答から今回は午前・午後帯の番組を紹介する。地元の景色や情報を発信する番組のほか、子どもやバーチャルをテーマとしたものが登場した。 新番組一覧(午前・午後帯)はこちら。 地元の景色届ける 誕生150年を迎

【コロナ禍を振り返る③】テレビ朝日 バラエティ番組制作の現場から 考えながら走った日々
【コロナ禍を振り返る③】テレビ朝日 バラエティ番組制作の現場から 考えながら走った日々
甲斐 侯一

2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法

【コロナ禍を振り返る②】日本テレビ 報道の現場から 「世の中を良くしたい」「役に立ちたい」
【コロナ禍を振り返る②】日本テレビ 報道の現場から 「世の中を良くしたい」「役に立ちたい」
小林 景一

2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法

2023年春のローカルテレビ改編(プライム・深夜帯) トレンドを番組に昇華
2023年春のローカルテレビ改編(プライム・深夜帯) トレンドを番組に昇華
編集広報部

民放onlineは今春のローカル新番組について、地上民放テレビ127社にアンケートを行った。この回答から今回はプライム・深夜帯の番組を紹介する。地元をさまざまな角度から取り上げる番組や、"バズ"や視聴者との双方向性を意識したもののほか、音楽・トーク番組が登場した。 新番組一覧(プライム・深夜帯)はこ

【コロナ禍を振り返る①】TBSテレビ ドラマ制作の現場から これまでに経験のない緊張感の中で
【コロナ禍を振り返る①】TBSテレビ ドラマ制作の現場から これまでに経験のない緊張感の中で
中井 芳彦

2019年12月初旬、中国・武漢市で新型コロナウイルスの感染者が報告され、翌年3月にWHOがパンデミックを宣言するに至った。感染症対策として「マスク」「リモート」「アクリル板」などが日常的なものとなり、放送の現場でも対応を余儀なくされた。そして、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は感染症法

文化放送『おとなりさん「教えて!全国☆ラジオスター」』 ラジオ好きを巻き込みたい!
文化放送『おとなりさん「教えて!全国☆ラジオスター」』 ラジオ好きを巻き込みたい!
門馬 史織

文化放送の平日朝のワイド番組『おとなりさん』(月―金、8・00―11・00)で、金曜日に放送しているコーナー「教えて!全国☆ラジオスター」。金曜パーソナリティを務めるアンガールズの山根良顕さんが、全国各地の"ラジオスター"とお話しし、人気の秘密を探っていく30分です。 ラジオ好きの山根さんが、rad

「METROCK東京2023」で廃材を活用したフォトブースとワークショップを展開 テレビ朝日「art to ART Project」
「METROCK東京2023」で廃材を活用したフォトブースとワークショップを展開 テレビ朝日「art to ART Project」
編集広報部

都市型野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2023」(以下、METROCK東京2023)が5月20―21日、東京・江東区の若洲公園で開催された。冒頭の写真は、METROCK東京2023の会場に設置されたフォトブースで、テレビ朝日がスタジオセットから出る

「テレビのミライ」切り拓こう! 『よくわかるテレビの広告効果』製作㊙裏話
「テレビのミライ」切り拓こう! 『よくわかるテレビの広告効果』製作㊙裏話
瓜生 健

2023年4月12日、民放連のウェブサイトで動画「マンガでわかるテレビの広告効果」と資料「データでわかるテレビの広告効果」が公開されました。約7カ月にわたった製作の過程と、ちょっとした裏話をご紹介させていただきます。 「テレビの広告効果」を「わかりやすく」伝えるには? 2022年7月に、民放連研究所

BSフジ『小山薫堂 東京会議』 "会議は日本の資産"を合言葉に
BSフジ『小山薫堂 東京会議』 "会議は日本の資産"を合言葉に
関和 真史

『小山薫堂 東京会議』(土、24・00―24・30)の放送がスタートしたのは、2010年1月9日になります。"隔週新作"という、これまで地上波で番組制作をしていた私たちには、なじみのないスタイルでした。「継続性」をどう考えればいいかという点を話し合ったのを覚えています。冒頭写真は、左から小宮山雄飛さ

BS松竹東急 「伝統の継承と新しいものへの挑戦」を目指して
BS松竹東急 「伝統の継承と新しいものへの挑戦」を目指して
橋本 元

BS松竹東急は本年3月26日におかげさまで開局1周年を迎えました。 松竹、東急で設立、その後ザイマックスから資本増強をいただき、松竹グループのメディアとして、「伝統の継承と新しいものへの挑戦」を目指し、後発局ながら放送文化の発展に寄与させてもらいたいと、考えております。「毎日おうちで劇場気分!」が局

BSよしもと 地方創生を経営戦略に
BSよしもと 地方創生を経営戦略に
稲垣 豊

吉本興業グループは、今まで全社で地方創生事業を進めてきました。2011年には「あなたの街に住みますプロジェクト」を発足させ、47都道府県すべてに"住みます"芸人を置き、自治体や地域企業等とのネットワークを築き上げています。 その地方創生事業をさらに発展させるツールとして、吉本興業会長である大﨑洋はテ

【インタビュー 小芝風花さん】ラジオは自分の素を出せるところ ドラマ『波よ聞いてくれ』でパーソナリティに挑戦中
【インタビュー 小芝風花さん】ラジオは自分の素を出せるところ ドラマ『波よ聞いてくれ』でパーソナリティに挑戦中
編集広報部

「小芝風花さんがキレキレで最高」「その滑舌が素晴らしい」「期待してたけど、想像の斜め上をいく面白さ!」......第1話のオンエア中からSNSで絶賛が相次ぎ、トレンド上位に躍り出たのが4月21日から始まったテレビ朝日の連続ドラマ『波よ聞いてくれ』(金、23・15~24・15 ※一部地域で放送時間が異

ギャラクシー賞60回 変わらぬもの・変わるもの
ギャラクシー賞60回 変わらぬもの・変わるもの
藤田 真文

NPO法人放送批評懇談会(放懇)が選出するギャラクシー賞は、今年で第60回を迎える。1963(昭和38)年に設立された放懇は、規約の中で取り組むべき事業の一つに「優秀なる企画並びに作品の発掘および推奨」を掲げていた。ギャラクシー賞は、それを具現化する取り組みであった。設立してから半年後に早くも年度賞

エフエム徳島「旅するノート」 全国各地のリスナーと出会う、不思議で、どこかあたたかい旅
エフエム徳島「旅するノート」 全国各地のリスナーと出会う、不思議で、どこかあたたかい旅
近藤 公美

アナログだけどワクワクする企画でリスナーを巻き込みたい! 2022年、開局30周年を迎えたエフエム徳島。このアニバーサリーイヤーに"長年聴いてくださっているリスナーに感謝を届けたい"、そして"まだ見ぬ新しいリスナーとの出会いを広げたい"。その両方を実現するための企画を考え、「旅するノート」が生まれま

Jリーグに聞いてみた 30周年を迎えるいま、ローカル戦略を語る サッカー応援番組を民放30局で放送中
Jリーグに聞いてみた 30周年を迎えるいま、ローカル戦略を語る サッカー応援番組を民放30局で放送中
編集広報部

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は5月15日に開幕30周年を迎える。Jリーグは成長戦略として「トップ層がナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く」「60クラブがそれぞれの地域で輝く」という2つの柱を掲げている。後者の実現のために、4月からサッカー応援番組「KICK OFF! 〇〇」(〇〇は地域

【メディアリテラシー】千葉テレビ放送 高校生制作番組を放送 情報発信への意識高める
【メディアリテラシー】千葉テレビ放送 高校生制作番組を放送 情報発信への意識高める
編集広報部

民放連は、会員社が実施するメディアリテラシー活動に対して助成を行い、民放各社の同活動のさらなる発展と定着を目指している。詳細は、民放連ウェブサイトに掲載している。 民放onlineでは、通年企画として各社が実施しているメディアリテラシー向上のための活動を随時紹介していく。 今回取り上げる千葉テレビ放

ローカルテレビ各局で地域情報サイトの開設相次ぐ(テレビ静岡、テレビ愛知、山口朝日放送)
ローカルテレビ各局で地域情報サイトの開設相次ぐ(テレビ静岡、テレビ愛知、山口朝日放送)
編集広報部

民放ローカルテレビ社で昨年末からこの3月にかけて新たなウェブサイトの開設が相次いでいる。既存の局本体サイトとは別に、グルメやお買い物といった地元の旬な話題を定期的に配信するマガジンスタイルのウェブサイトだ。日本酒にジャンルを特化したユニークな試みも目を引く。各社の担当者にその狙いとこれからの展開を聞

在京ラジオ 2023年春の改編 「つなげる」を意識 引き続きデジタルにも注力
在京ラジオ 2023年春の改編 「つなげる」を意識 引き続きデジタルにも注力
編集広報部

在京ラジオ社の春の新番組がスタートした。ワイド番組の刷新・リニューアルや、さまざまなデジタル展開などの動きがみられた。 ワイド番組を刷新 文化放送は『好きがつながる 文化放送』をコンセプトに、夜帯を大きく改編した。今年20周年を迎える『レコメン!』(月―木、22・00―25・00)のパーソナリティを

民放事業者のネット・デジタル関連ビジネスの一層の拡大・深化に向けて~「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究プロジェクト」2022年度報告書から
民放事業者のネット・デジタル関連ビジネスの一層の拡大・深化に向けて~「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究プロジェクト」2022年度報告書から
井川 智宏

民放連研究所では、民放事業者による主にインターネットやモバイルメディアを活用したデジタル関連の新規収入源や新規事業領域開拓の可能性やビジネスモデルの探索を行い、民放連会員社の検討に資することを目的として、「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究プロジェクト」を2011年度から設置している。 本プロジ

ChatGPT その可能性と脅威と~コンテンツ使用料問題は、より不透明、深刻に
ChatGPT その可能性と脅威と~コンテンツ使用料問題は、より不透明、深刻に
田代 範子

ChatGPT狂騒曲が拡大している。 2022年11月に公開されたOpenAIのChatGPTは、そのインパクトから、他の類似のAIを巻き込み、あらためてAIの可能性と脅威について議論を呼んでいる。 進むAIの活用 すでに放送制作の現場ではAIの活用が進んでいる。 メディア企業向けのソフトウェアプロ

重要案件が審議できない米FCC③
重要案件が審議できない米FCC③
鍛治 利也

米FCC(連邦通信委員会)の5人目の委員がまったく決まらない。民主党側委員、共和党側委員ともに2名ずつのため、重要案件を審議できない膠着状態が約2年3カ月も続いている。バイデン大統領から指名を受けていたギジ・ソーン氏が3月に指名辞退を申し出たため、一連の承認手続きは振出しに戻ってしまった。これにより

『日本統一』エグゼクティブ・プロデューサーに聞く なぜ今地上波で任侠ドラマなのか
『日本統一』エグゼクティブ・プロデューサーに聞く なぜ今地上波で任侠ドラマなのか
編集広報部

2013年からスタートした任侠ドラマ『日本統一』は、現在シリーズ累計60作を超える。主人公の氷室蓮司と田村悠人が日本極道界の頂点を目指すサクセスストーリーだ。オリジナルDVD作品での展開から始まり、現在は動画配信サービスでも展開しており、人気を集めている。2022年10月に北海道文化放送(UHB)と

東日本大震災から12年 岩手編 防災や伝承活動から"いま"と"未来"を伝える
東日本大震災から12年 岩手編 防災や伝承活動から"いま"と"未来"を伝える
編集広報部

東日本大震災発生から12年が経った。住宅や交通インフラの復興や、避難指示の解除が進んでいる。一方で課題はまだ多く、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出や、廃炉問題が解決しない中での原発再稼働の動きなどが見られ、賛否が分かれている。民放onlineは今年も岩手・宮城・福島の民放各局に、3月1

東日本大震災から12年 福島編 原発再稼働や処理水放出を今一度考える
東日本大震災から12年 福島編 原発再稼働や処理水放出を今一度考える
編集広報部

東日本大震災発生から12年が経った。住宅や交通インフラの復興や、避難指示の解除が進んでいる。一方で課題はまだ多く、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出や、廃炉問題が解決しない中での原発再稼働の動きなどが見られ、賛否が分かれている。民放onlineは今年も岩手・宮城・福島の民放各局に、3月1

東日本大震災から12年 宮城編 「復興」から「発展」へ 変わりゆく景色を再考
東日本大震災から12年 宮城編 「復興」から「発展」へ 変わりゆく景色を再考
編集広報部

東日本大震災発生から12年が経った。住宅や交通インフラの復興や、避難指示の解除が進んでいる。一方で課題はまだ多く、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出や、廃炉問題が解決しない中での原発再稼働の動きなどが見られ、賛否が分かれている。民放onlineは今年も岩手・宮城・福島の民放各局に、3月1

新たなメディア文化を創る 現場に寄り添うDX(広島テレビ)
新たなメディア文化を創る 現場に寄り添うDX(広島テレビ)
益村 泉月珠

"もしもし"の電話から写真や動画を送るツールへ 2009年、大手携帯電話会社からの"電話の文化を変えたい"という要望に応え、広島テレビ(当社)が幹事社となって、子どもの写真や動画を携帯電話から送るフォトコンテストを西日本のテレビ局延べ39局で実施し、6万点以上の応募がありました。 このときに構築した

民放テレビ終戦企画2022③ 戦後77年 音楽が持つ力 平和への思いを歌い、奏でる
民放テレビ終戦企画2022③ 戦後77年 音楽が持つ力 平和への思いを歌い、奏でる
編集広報部

戦後77年――。民放テレビ各局が2022年に制作した戦争関連の特番や特集について、民放onlineは地上テレビ社にアンケートを実施した。76社から寄せられた回答の一部を複数回にわたって紹介していく。今回は3回目(1回、2回)。音楽や歌を通じ、平和を伝える「合唱団」「少年」「フォークソング集団」を取り

在京テレビキー5局 2023年春改編 特番経てレギュラー化相次ぐ 若手クリエーター育成に注力も 
在京テレビキー5局 2023年春改編 特番経てレギュラー化相次ぐ 若手クリエーター育成に注力も 
編集広報部

在京地上民放テレビ5社の4月改編がこのほど発表された。特番などのトライアルを経てレギュラー化する番組や、若手クリエーターの育成、既存番組のさらなる強化・活用などが目立った。各社で視聴者の多様なニーズに応えるための試行錯誤がみられた。 フジテレビは、全日で26本の新番組を立ち上げた。中村百合子・編成制

地元ならではの記念や特色を"共同"で伝える(ローカル局制作ドラマ TNC、FBC、YBS)
地元ならではの記念や特色を"共同"で伝える(ローカル局制作ドラマ TNC、FBC、YBS)
編集広報部

ローカル局が制作し、地元で放送しているドラマの事例を紹介する第2弾。今回は、テレビ西日本、福井放送、山梨放送の3局を取り上げる。 (前回のHTB、NCC、TSKはこちら) テレビ西日本(TNC)は、福岡ソフトバンクホークスと共同制作した『1回表のウラ』(土、17・00―17・30)(=写真㊤)を3月

【BPO発足20年 連載企画 年表②】 BPO発足 前史から現在まで
【BPO発足20年 連載企画 年表②】 BPO発足 前史から現在まで
編集広報部

2003年の発足から7月1日で20年となるBPO(放送倫理・番組向上機構)。放送倫理検証委員会、放送と人権等権利に関する委員会、放送と青少年に関する委員会の3委員会が、放送界の自律と放送の質の向上を促している。 「民放online」では、BPOの設立の経緯や果たしてきた役割、その成果などを振り返り、

【BPO発足20年 連載企画 年表①】 BPO発足 前史から現在まで
【BPO発足20年 連載企画 年表①】 BPO発足 前史から現在まで
編集広報部

2003年の発足から7月1日で20年となるBPO(放送倫理・番組向上機構)。放送倫理検証委員会、放送と人権等権利に関する委員会、放送と青少年に関する委員会の3委員会が、放送界の自律と放送の質の向上を促している。 「民放online」では、BPOの設立の経緯や果たしてきた役割、その成果などを振り返り、

民放テレビ終戦企画2022② 戦後77年 当事者や子・孫が考える戦争の悲惨さ
民放テレビ終戦企画2022② 戦後77年 当事者や子・孫が考える戦争の悲惨さ
編集広報部

戦後77年――。民放テレビ各局が2022年に制作した戦争関連の特番や特集について、民放onlineは地上テレビ社にアンケートを実施した。76社から寄せられた回答の一部を複数回にわたって紹介していく。今回は2回目(第1回はこちら)。太平洋戦争の体験者やその子・孫を取材し、戦争の悲惨さを伝える事例が多く

全国制作者フォーラム2023 3年ぶりの交流の場 思いぶつけ合う
全国制作者フォーラム2023 3年ぶりの交流の場 思いぶつけ合う
編集広報部

放送文化基金主催の「全国制作者フォーラム2023」が2月18日に東京・如水会館で開かれた。今年度内に5地区(北日本、北信越、愛知・岐阜・三重、中・四国、九州・沖縄)で行われたフォーラムの締めくくりで、若手制作者ら約80人が参加。各地区から選ばれたミニ番組の上映やトークセッションを通じて、番組制作の実

40年歌い継ぐ 「サントリー1万人の第九」 
40年歌い継ぐ 「サントリー1万人の第九」 
加藤 美子

1万人で「第九」を大合唱する、前代未聞の規模を誇るコンサート。それが「サントリー1万人の第九」です。 1983年、「大阪21世紀計画」の一拠点として、大阪城ホールが建設され、そのオープニング企画の募集がありました。このアイデアを毎日放送が企画し、サントリー代表取締役社長だった佐治敬三さんに話したとこ

地元の魅力を発信 観光客やUターンを狙う(ローカル局制作ドラマ HTB、NCC、TSK)
地元の魅力を発信 観光客やUターンを狙う(ローカル局制作ドラマ HTB、NCC、TSK)
編集広報部

年末から現在にかけてローカル局が制作し、地元で放送したドラマの事例を紹介する。今回は、北海道テレビ、長崎文化放送、TSKさんいん中央テレビの3局。 北海道テレビ(HTB)は、開局55周年ドラマとして『弁当屋さんのおもてなし』(土、10・40―11・10)(=写真㊤)を2月25日(土)から4週連続で放

中京テレビ「いまメモ」 リモコンの決定ボタンを押すだけ スマホにあなたのほしい情報が届く!
中京テレビ「いまメモ」 リモコンの決定ボタンを押すだけ スマホにあなたのほしい情報が届く!
鈴木 一輝

テレビを見ていてこんなこと思ったり感じたりしたことはないですか? 「あっ!この俳優さんが身に着けている服とっても素敵だな......どこのブランドなんだろう?いくらぐらいするんだろう?」「うわぁ、このケーキとってもおいしそう! どこのお店なんだろう? ほかにどんなメニューがあるんだろう?」など、テレ

北海道放送、CBCテレビ インターン生がテレビ局で制作体験 学生の視野広げ、地域経済に寄与
北海道放送、CBCテレビ インターン生がテレビ局で制作体験 学生の視野広げ、地域経済に寄与
編集広報部

放送局が学生をインターンシップで迎え、実践的な取材活動や動画制作を経験させる取り組みがみられる。そのうち、留学生が作った番組を放送する、学生と地元企業とのつながりを創出するなど、特徴的な2社を紹介する。 北海道放送:大学院との連携強める 北海道放送は2022年12月29日、北海道大学大学院国際広報メ

映画『ただいま、つなかん』公開 文化工房製作のドキュメンタリー
映画『ただいま、つなかん』公開 文化工房製作のドキュメンタリー
編集広報部

テレビ朝日の子会社である文化工房が製作したドキュメンタリー映画『ただいま、つなかん』が2月24日から宮城のフォーラム仙台で公開される。翌25日の東京・ポレポレ東中野を皮切りに、全国でも順次公開となる。 舞台は宮城県気仙沼市の唐桑半島鮪立(しびたち)にある民宿「唐桑御殿 つなかん」。元々は牡蠣の養殖業

福岡放送 地上波NGは誉め言葉? ご当地ヒーロー「バカチンガー」から学んだこと
福岡放送 地上波NGは誉め言葉? ご当地ヒーロー「バカチンガー」から学んだこと
藤谷 拓稔

もし地上波という羽根をもぎとられたら、われわれテレビ局には一体何が残されているのか。そんなことを考えさせられるきっかけになったご当地ヒーローのお話です。 情報解禁日直前に 「金八先生」をリスペクトして昨年の春に生まれた「バカチンガー」(=写真㊤)。編成部が幹事となっている社内のSDGs推進プロジェク

エフエム愛媛 通販サイト「FMマルシェ」 地域の課題解決型の商品開発 販路拡大で地元の魅力を届ける
エフエム愛媛 通販サイト「FMマルシェ」 地域の課題解決型の商品開発 販路拡大で地元の魅力を届ける
倉渕 秀俊

当社は1982年2月、全国で5番目のFM局として開局しました。これまで地域や人の魅力を、番組やイベントを通じて発信してきましたが、違った形で愛媛県を応援したい、特にさまざまな"日本一"を誇る愛媛県の第一次産業の魅力を、よりたくさんの方に届けたいと考えるようになりました。また、将来を見据え、放送事業だ

「北日本制作者フォーラムinあきた」(2022年度) より良い取材・制作のために挑戦を
「北日本制作者フォーラムinあきた」(2022年度) より良い取材・制作のために挑戦を
編集広報部

各地の放送局と放送文化基金が共催する「制作者フォーラム」が、昨年11月から全国5地区(北日本、北信越、愛知・岐阜・三重、中・四国、九州・沖縄)で相次いで開催された。5地区が揃って開催されるのは2018年以来。フォーラムでは、制作者同士の交流の場を設けることを目指し、若手制作者によるミニ番組コンテスト

英政府 公共サービス放送局チャンネル4の民営化取りやめ
英政府 公共サービス放送局チャンネル4の民営化取りやめ
編集広報部

英デジタル・文化・メディア・スポーツ省のドネラン大臣(当時)は1月5日(現地時間)、ジョンソン政権時代に民営化が決まっていた公共サービス放送局(PSB)のチャンネル4について、その計画を取りやめるとする大幅な政策転換を発表した。 新たな見解では、「現時点で英国のクリエイティブ産業を支援するには、売却

ABCテレビ『M-1グランプリ』チーフプロデューサーに聞く 成長続ける大会の進化と変わらないコンセプト
ABCテレビ『M-1グランプリ』チーフプロデューサーに聞く 成長続ける大会の進化と変わらないコンセプト
編集広報部

朝日放送テレビ(ABCテレビ)と吉本興業主催の漫才コンテスト『M-1グランプリ』の第18回大会の決勝戦が2022年12月18日に放送された。2001年から始まった同大会。10年に一度終了したが15年に再開し、以降は毎年12月に決勝戦を開催している。着実に成長を続け、ファンを増やしている同大会・番組の

仏無料放送連合の有料配信サービス"Salto"  立ち上げ2年あまりで廃業へ
仏無料放送連合の有料配信サービス"Salto"  立ち上げ2年あまりで廃業へ
編集広報部

フランスの公共放送フランス・テレビジョン(FTV)は1月20日(現地時間)、経営委員会(CSE)の臨時会合を開き、赤字続きのジョイントベンチャー(JV)「Salto」(フランステレビジョンとTF1、グループM6の民放2社が立ち上げた有料動画配信サービス)からの撤退を協議した。会議の出席者によると、F

BSテレビ東京『ワタシが日本に住む理由』 人生のささやかなきらめき感じ取って
BSテレビ東京『ワタシが日本に住む理由』 人生のささやかなきらめき感じ取って
梅﨑 陽

毎回一人の外国人ゲストが登場し、仕事やライフスタイル、住んでいる地元を紹介。そこには外国人から見た「私たちの知らなかった」日本の魅力が見えてくる......というコンセプトで、2016年4月にスタートした当番組は、7年近くで約70カ国から260人ほどのゲストを迎えてきた。番組に参加してくれたゲストの

民放テレビ終戦企画2022 戦後77年 託された思いを次世代につなぐ
民放テレビ終戦企画2022 戦後77年 託された思いを次世代につなぐ
編集広報部

戦後77年――。民放テレビ各局が2022年に制作した戦争関連の特番や特集について、民放onlineは地上テレビ社にアンケートを実施した。76社から寄せられた回答の一部を複数回にわたって紹介していく。戦争への人々の思いを記録・継承するための取り組みのほか、ロシアによるウクライナ侵攻や沖縄の本土復帰50

担当者に聞くFIFAワールドカップ中継(フジテレビ編) 心動かすエンターテインメントを届けることがテレビ局のミッション
担当者に聞くFIFAワールドカップ中継(フジテレビ編) 心動かすエンターテインメントを届けることがテレビ局のミッション
植村 敦

FIFAワールドカップ・カタール大会が2022年11月20日―12月18日に開かれた。テレビ朝日とフジテレビ、NHKが中継、ABEMAが生配信を行った。日韓大会からロシア大会まではオリンピックと同様に民放とNHKで組織するJC(ジャパン・コンソーシアム)が放送権を獲得していたが、カタール大会は個別の

担当者に聞くFIFAワールドカップ中継(テレビ朝日編) ABEMAと一枚岩の体制を構築
担当者に聞くFIFAワールドカップ中継(テレビ朝日編) ABEMAと一枚岩の体制を構築
河本 祐典

FIFAワールドカップ・カタール大会が2022年11月20日―12月18日に開かれた。テレビ朝日とフジテレビ、NHKが中継、ABEMAが生配信を行った。日韓大会からロシア大会まではオリンピックと同様に民放とNHKで組織するJC(ジャパン・コンソーシアム)が放送権を獲得していたが、カタール大会は個別の

信越放送『私の中のかけらたち~虐待を生きる22歳~』 民教協スペシャルとして2月OA
信越放送『私の中のかけらたち~虐待を生きる22歳~』 民教協スペシャルとして2月OA
編集広報部

信越放送が制作した『私の中のかけらたち~虐待を生きる22歳~』が、2月11日(土)を中心に民間放送教育協会(民教協)に加盟するテレビ33局で放送される。加盟局から寄せられた企画を映画監督の森達也さんらが審査し、毎年1作品を番組化する「民教協スペシャル」の37回目。 ディレクターは、第37回「地方の時

東海テレビ『チョコレートな人々』劇場版 全国で順次公開中
東海テレビ『チョコレートな人々』劇場版 全国で順次公開中
編集広報部

東海テレビドキュメンタリー劇場の第14弾となる『チョコレートな人々』が、1月2日の東京・ポレポレ東中野や愛知・名古屋シネマテーク、大阪・第七藝術劇場、福岡・KBCシネマを皮切りに全国で順次公開されている。監督は、2011年公開の同劇場第2弾『青空どろぼう』を手掛けた鈴木祐司氏。 本作の主な舞台は、愛

「中四国制作者フォーラムinおかやま」(2022年度) 制作者と直に意見交換し、スキル向上図る
「中四国制作者フォーラムinおかやま」(2022年度) 制作者と直に意見交換し、スキル向上図る
編集広報部

各地の放送局と放送文化基金が共催する「制作者フォーラム」が、11月から2023年1月まで、全国5地区(北日本、北信越、愛知・岐阜・三重、中・四国、九州・沖縄)で開催されている。フォーラムでは、制作者同士の交流の場を設けることを目指し、若手制作者によるミニ番組コンテストと、ゲスト審査員のトークセッショ

VR FORUM 2022 「"個性"のある番組制作を」
VR FORUM 2022 「"個性"のある番組制作を」
編集広報部

ビデオリサーチ(VR)は11月29日-12月1日に、「VR FORUM 2022」をオンラインで開催した。今回は「生活者とメディアのダイバーシティを見つめる。」と題し、メディアや広告主が目指す未来を全23の講演やセッションから考えた。 初日のセッション「放送局はこの後どうなっていく? テレビの価値を

第45回「九州放送映像祭&制作者フォーラムinふくおか」開催 番組通じて熱気伝えあう
第45回「九州放送映像祭&制作者フォーラムinふくおか」開催 番組通じて熱気伝えあう
編集広報部

各地の放送局と放送文化基金が共催する「制作者フォーラム」が、11月から2023年1月まで、全国5地区(北日本、北信越、愛知・岐阜・三重、中・四国、九州・沖縄)で開催されている。フォーラムでは、制作者同士の交流の場を設けることを目指し、若手制作者によるミニ番組コンテストと、ゲスト審査員のトークセッショ

東北放送と東日本放送に行ってみた 放送局が新社屋に込めた思いは
東北放送と東日本放送に行ってみた 放送局が新社屋に込めた思いは
編集広報部

以前、ある建築家の展示を見に行った。予備知識がなく、展示の大半を理解できなかった。唯一分かったのは、建物にはさまざまな思いが込められていること。普段建築家の思いを想像しながら建物を見たことがなく、その時初めて気づいた。 その展示をきっかけに建物に少し興味を持った。そこで最近社屋を新しくした宮城県仙台

英ITV 新配信サービスITVXをスタート 全局のコンテンツを含む
英ITV 新配信サービスITVXをスタート 全局のコンテンツを含む
編集広報部

写真:「ITVX」ウェブサイトから イギリス最大の民放局であるITVは、12月8日、オンデマンドの広告モデル(AVOD)と有料モデル(SVOD)を組み合わせたハイブリッド配信サービス「ITVX」を開始した。これに伴い、同局のこれまでの無料配信サービス「ITV Hub」や、その有料版「ITV Hub+

「北信越制作者フォーラムinにいがた」(2022年度) ヒットコンテンツの鍵を議論
「北信越制作者フォーラムinにいがた」(2022年度) ヒットコンテンツの鍵を議論
編集広報部

各地の放送局と放送文化基金が共催する「制作者フォーラム」が、11月から2023年1月まで、全国5地区(北日本、北信越、愛知・岐阜・三重、中・四国、九州・沖縄)で開催されている。フォーラムでは、制作者同士の交流の場を設けることを目指し、若手制作者によるミニ番組コンテストと、ゲスト審査員のトークセッショ

TBSテレビ『戦場記者』が劇場公開 12月16日から
TBSテレビ『戦場記者』が劇場公開 12月16日から
編集広報部

TBSテレビのドキュメンタリー映画『戦場記者』 が12月16日(金)、東京の角川シネマ有楽町やヒューマントラストシネマ渋谷などを皮切りに全国で順次公開される。監督は、JNN中東支局長で今年ボーン・上田記念国際記者賞を受賞した須賀川拓氏(=写真㊤)。ロンドンを拠点にパレスチナやイスラエル、アフガニスタ

第42回「地方の時代」映像祭 グランプリ作品上映会開く SBS和田ディレクター「住民との接点を」
第42回「地方の時代」映像祭 グランプリ作品上映会開く SBS和田ディレクター「住民との接点を」
編集広報部

第42回「地方の時代」映像祭(主催=民放連、NHK、関西大などで組織する実行委員会)のグランプリ受賞作の上映会が12月3日、関西大学東京センターで開かれた。受賞作の静岡放送『SBSスペシャル 熱海土石流 ―なぜ盛り土崩落は防げなかったのか―』を上映。ディレクターを務めた和田啓氏と熱海土石流被害者の会

「愛知・岐阜・三重制作者フォーラムinなごや」(2022年度)開かれる テレビのこれからを考える
「愛知・岐阜・三重制作者フォーラムinなごや」(2022年度)開かれる テレビのこれからを考える
編集広報部

各地の放送局と放送文化基金が共催する「制作者フォーラム」が、11月から2023年1月まで、全国5地区(北日本、北信越、愛知・岐阜・三重、中・四国、九州・沖縄)で開催されている。フォーラムでは、制作者同士の交流の場を設けることを目指し、若手制作者によるミニ番組コンテストと、ゲスト審査員のトークセッショ

福島放送『シェア!』 全59市町村の県民リポーターが地元の魅力伝える 「県民との距離の近さ」がポイント
福島放送『シェア!』 全59市町村の県民リポーターが地元の魅力伝える 「県民との距離の近さ」がポイント
松井 久貴

県内59市町村の"県民リポーター"が、自撮り動画で地元の魅力をリポートする「ふるさとシェア!」。福島放送の夕方ワイド番組『シェア!』(月―金、第1部=15・48―16・45、第2部=18・15―19・00)の看板コーナーです。県民リポーターを務めるのは、福島に住む一般の人々で、年齢は5歳から70代ま

Inter BEE 2022 幕張メッセとオンラインで開催
Inter BEE 2022 幕張メッセとオンラインで開催
編集広報部

電子情報技術産業協会(JEITA)が主催するInter BEE 2022(国際放送機器展)が11月16―18日、千葉市の幕張メッセでオンラインを併用して開催された。放送機器や技術の展示のほか、民放関係者らが登壇した講演なども行われた。オンライン上の会場は12月23日まで公開されており、一部を除いたコ

「地方の時代」映像祭 地域発信の意義や未来戦略を議論
「地方の時代」映像祭 地域発信の意義や未来戦略を議論
編集広報部

11月12―18日まで大阪・吹田市の関西大で開かれた第42回「地方の時代」映像祭(主催=民放連、NHK、関西大などで組織する実行委員会)。12日にコンクールの贈賞式やシンポジウムを開催したほか、翌13日にはワークショップなども行った。 12日のシンポジウムは「地域からは日本と世界のいまが見えてくる」

2022年秋のローカルテレビ改編(プライム・深夜帯) チャレンジを続け制作力高める
2022年秋のローカルテレビ改編(プライム・深夜帯) チャレンジを続け制作力高める
編集広報部

前回に続き、今秋のローカル新番組を紹介する。今回はプライム・深夜帯。制作者に挑戦の機会を与えるトライアル枠や、若者にフォーカスした番組のほか、テレビ社が共同制作に参加した人気任侠シリーズ初の地上波ドラマなどが並んだ。 新番組一覧はこちらから。 新企画に取り組む 新しい試みに取り組む番組が並んだ。IB

AIR-G'、広島FM 独自の"音"聴かせるニッチなラジオ番組
AIR-G'、広島FM 独自の"音"聴かせるニッチなラジオ番組
編集広報部

「貨物列車」と「高級車」――。やきそばかおるさんが民放onlineのコラムでも触れているとおり、この秋、独特の「音」にこだわったローカルラジオ番組が始まっている。番組立ち上げの背景や手応えを制作者に聞いた。 AIR-G'(FM北海道)の『JR貨物presents Sound of Train』(月―

民放連経営委「人材採用支援事業」 民放で働く魅力を訴求
民放連経営委「人材採用支援事業」 民放で働く魅力を訴求
福田 大

民放連経営委員会(寺内達郎委員長)は"財務に関する課題への対応"と"労務に関する課題への対応"の2つを柱とする委員会ですが、これらに加えて"民放経営に関する課題への対応"にも取り組んでおり、その施策として「人材採用支援事業」を実施しています。 この事業は2016年度に「ローカル局の新卒者採用支援事業

欧州でネット中立性規則をめぐる議論が再燃 ~ネット接続料めぐりIT企業とISPが対立、5G見据えた議論へ
欧州でネット中立性規則をめぐる議論が再燃 ~ネット接続料めぐりIT企業とISPが対立、5G見据えた議論へ
田代 範子

欧州で、ネット中立性をめぐる議論が再燃している。欧州の通信事業者(ISP)がIT企業にネットワーク使用料(以下、「使用料」)を負担させるようEU議会に求めたことから、これに反発するIT企業側が、「ネット中立性」規則を盾に反論しているからだ。この「公正なコスト負担」vs「ネット中立性」という構図の論争

2022年秋のローカルテレビ改編(午前・午後帯) 地元のまだ見ぬ魅力発見を目指す
2022年秋のローカルテレビ改編(午前・午後帯) 地元のまだ見ぬ魅力発見を目指す
編集広報部

民放onlineは今秋のローカル新番組について、地上民放テレビ127社にアンケートを行った。今回は午前・午後帯の番組を紹介する。地元のスイーツを取り上げるミニドラマや、新しい目線で地域情報を発信する番組のほか、サッカーチームや県との連携企画などに取り組む事例もみられた。 新番組一覧はこちらから。 ス

『地球の歩き方』編集部に聞く 札幌テレビ『どさんこワイド179』とのコラボで感じた放送局の強み
『地球の歩き方』編集部に聞く 札幌テレビ『どさんこワイド179』とのコラボで感じた放送局の強み
編集広報部

長年親しまれてきた海外旅行用のガイドブック『地球の歩き方』が今年、札幌テレビ(STV)とタッグを組んで「北海道版」を制作した(7月20日既報)。『地球の歩き方』は2020年9月に「東京版」を発行したのを皮切りに国内版を展開している。今回、編集長の宮田崇さんと北海道版のプロデューサーを務めた今井歩さん

「ラジオは想像力を育ててくれるメディア」山添まりが語る ラジオ愛、スピーカー愛、ユーミン愛。 "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
「ラジオは想像力を育ててくれるメディア」山添まりが語る ラジオ愛、スピーカー愛、ユーミン愛。 "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
民放連ラジオ委員会

「Takara Leben Group presents 民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン WE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY~日本中、ユーミンに包まれたなら~」。 ラジオをスピーカーで楽しむライフスタイルを提案していく本キャンペーンでは

総務省の歩き方② 法律の生まれる舞台...有識者会議
総務省の歩き方② 法律の生まれる舞台...有識者会議
氷室 興一

9月、ホウセイケン(「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」)の下に「公共放送WG(ワーキンググループ)」が設置され、議論がスタートしました。 来年6月に最終報告を取りまとめる方針で、これをもとに法案作成作業などが進みます。内閣法制局からの厳しいチェックを受けたうえで、法体系全体に矛盾

山形テレビ『提言の広場』 放送50年の意義振り返る
山形テレビ『提言の広場』 放送50年の意義振り返る
工藤 良一

山形テレビ(YTS)は開局の翌年1971年10月から、山形経済同友会と協力して毎週『提言の広場』(土、7・30―8・00)という30分の討論番組を制作し続けています。当社の社史を紐解くと、この年の6月に山形経済同友会が設立、「政策提言集団として、利害をはなれた立場で県勢発展のために発言し行動する」と

ラジオ大阪(大阪放送)『It's SHOW TIME!』 少年隊ファン有志が企画した少年隊だけを流す番組
ラジオ大阪(大阪放送)『It's SHOW TIME!』 少年隊ファン有志が企画した少年隊だけを流す番組
初田 実

「えっ、少年隊って、あの少年隊ですか?」――この番組の立ち上げの中心的役割を担った馬場尚子さん(フリーアナウンサー)から相談を受けたのは、2021年3月26日でした。「はい、もちろんあの少年隊です。ファンのみんなが支える、少年隊の曲だけをかける番組をやってみたいんです」 馬場さんがそれを思いついたキ

【インタビュー 熊谷典和・テレビ神奈川代表取締役社長】 「お役に立つテレビ局」「なくてはならないテレビ局」目指して
【インタビュー 熊谷典和・テレビ神奈川代表取締役社長】 「お役に立つテレビ局」「なくてはならないテレビ局」目指して
編集広報部

1972年4月の開局から50周年を迎えたテレビ神奈川(tvk)。音楽ライブのイベントをはじめ、多彩な周年企画を手がけています。記念番組には自らも"本人役"で出演した熊谷典和社長にインタビューしました。 ――tvkとの"なれそめ"は。 生まれは三重県ですが、幼稚園に入るころには横浜に移り住んでいたので

在京ラジオ秋の改編 マルチ展開で間口広げ新規リスナー獲得目指す
在京ラジオ秋の改編 マルチ展開で間口広げ新規リスナー獲得目指す
編集広報部

在京ラジオ各社の10月新番組が始まった。ポッドキャストやSNSを用いてマルチに展開し、新規層の獲得を目指しつつ、リスナーを掴んで離さないようさまざまな魅力ある新しい番組や試みが並ぶ。 J-WAVEは「TOKYO POP CULTUREを世界へ」というビジョンを具現化すべく、平日の夕方ワイド枠で24年

在京各局の国葬対応 テレビ、ラジオが多角的に伝える 地上波とは異なる内容でライブ配信も
在京各局の国葬対応 テレビ、ラジオが多角的に伝える 地上波とは異なる内容でライブ配信も
編集広報部

9月27日、日本国が主催し日本武道館で14時から18時過ぎまで行われた「故安倍晋三国葬儀」(国葬)。民放onlineが在京テレビキー局、在京ラジオ局に行ったアンケートに基づき各社の対応を紹介する。 在京テレビキー局の対応 在京テレビキー局は、特番や通常番組の枠の拡大などの対応を行った。 ▷日本テレビ

東京ドラマアウォード授賞式 TBSテレビ『最愛』が連ドラ部門グランプリに 単発部門はNHK『オリバーな犬~』
東京ドラマアウォード授賞式 TBSテレビ『最愛』が連ドラ部門グランプリに 単発部門はNHK『オリバーな犬~』
編集広報部

今年で15回目となる「東京ドラマアウォード2022」(主催=国際ドラマフェスティバル in TOKYO実行委員会)の受賞作が決定した。10月25日に東京プリンスホテルで授賞式を開催。新型コロナウイルス感染対策のため、プレスと一部関係者のみの参加とした。 連続ドラマ部門はTBSテレビ『最愛』が、単発ド

『ベストヒットUSA』~日本人のための「洋楽の入り口」
『ベストヒットUSA』~日本人のための「洋楽の入り口」
編集広報部

1981年にテレビ朝日で開始され、その後、中断の期間を経て2003年からBS朝日で放送されている『ベストヒットUSA』。小林克也さんの軽妙洒脱な司会とディープな解説は、多くのファンを長年とらえて離さない名物番組となっている。このほど、開始から40年を超えた長寿番組の制作に長年携わってきたBS朝日の川

マスコミ倫理懇談会 盛岡で全国大会開く
マスコミ倫理懇談会 盛岡で全国大会開く
編集広報部

マスコミ倫理懇談会全国協議会は9月29―30日、第64回全国大会を盛岡で開催した。新型コロナ報道や東日本大震災、メディアにおけるジェンダーなどをテーマに、全国94社・団体から317人(会場192人、オンライン125人)が参加し議論を重ねた。 【記念講演】東京大大学院の渡邉英徳教授が「災害・戦災の記憶

『山下達郎のサンデー・ソングブック』放送30周年 ディレクターの"記憶の棚からひとつかみ"
『山下達郎のサンデー・ソングブック』放送30周年 ディレクターの"記憶の棚からひとつかみ"
山岸 清佳

"エバーグリーンなオールディーズ・ソングから、超絶カルトなレア音源まで。最高の選曲と最高の音質でお届けする55分間" ――このコンセプトで1992年10月3日(土)にスタートした『山下達郎のサタデー・ソングブック』。その後、日曜日に移動して『山下達郎のサンデー・ソングブック』(日、14・00―14・

"MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama" WOWOW『連続ドラマW 正体』がグランプリ受賞 審査員からは「過去最高の作品レベル」との声も
"MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama" WOWOW『連続ドラマW 正体』がグランプリ受賞 審査員からは「過去最高の作品レベル」との声も
編集広報部

フランス・カンヌで世界最大級のコンテンツ見本市「MIPCOM 2022」 が10月17日に開幕した。主催者(RX France)トップのルーシー・スミス氏が初日の朝一番に壇上に立って来訪者を歓迎したのは、同イベント会場付近のホテルで開かれた「国際ドラマフェスティバルin Tokyo」による朝食会の席

仙台放送 脳科学者・川島隆太教授との約20年の取り組み 「運転技能向上トレーニング・アプリ」で社会課題と向き合う
仙台放送 脳科学者・川島隆太教授との約20年の取り組み 「運転技能向上トレーニング・アプリ」で社会課題と向き合う
太田 茂

東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太教授は、人間が何かをしているときに脳のどの部分が働くかを調べる、脳機能イメージング研究の世界的権威です。また、「脳トレ」ブームの立役者として、ゲームソフトが世界的に大ヒットするなど、産学連携活動にも積極的な方でもあります。仙台放送は川島教授と約20年にわたり、番組

10回目の福島映像祭 民放5番組含む力作で福島みつめる
10回目の福島映像祭 民放5番組含む力作で福島みつめる
編集広報部

東日本大震災後の福島や東京電力福島第一原発事故に関係する映像作品にフォーカスした「福島映像祭2022」が9月17―23日、東京のポレポレ東中野で開かれた。9作品の上映に加えてトークイベントも組まれ、民放からは5番組が上映された。主催は認定NPO法人OurPlanet-TV。2013年、震災や事故の風

石川テレビのドキュメンタリー『裸のムラ』 10月8日から劇場公開
石川テレビのドキュメンタリー『裸のムラ』 10月8日から劇場公開
編集広報部

石川テレビのドキュメンタリー映画『裸のムラ』が10月8日(土)、東京のポレポレ東中野と石川のシネモンドを皮切りに全国で順次公開される。監督は富山のチューリップテレビ時代に『はりぼて』(2020年)を手掛けた五百旗頭幸男氏(=写真㊤)。「石川県知事を中心とした県政をめぐる動き」「県内に暮らすムスリムの

ユーミン出演の特番を公開収録 民放ラジオ99局キャンペーン
ユーミン出演の特番を公開収録 民放ラジオ99局キャンペーン
編集広報部

民放連ラジオ委員会(委員長:上口宏文化放送会長)は2021年度から、民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーンを展開している。このほど、キャンペーンのアンバサダーを務める松任谷由実さん出演の特別番組の放送が決まり、9月25日にTOKYO FMホールで公開収録が行われた。 特番のタイト

「ラジオリスナーフェス2022」開催 新たな番組との出会いのきっかけに
「ラジオリスナーフェス2022」開催 新たな番組との出会いのきっかけに
編集広報部

9月19日、東京・ユーロライブでラジオリスナーによるリスナーのためのトークイベント「ラジオリスナーフェス2022」が開かれた。自身も一般リスナーで、ラジオとは関係のない業界で働く会社員の岩井葉介さんが2019年からスタートしたものだ。イベントにはラジオにゆかりのある芸人やタレント、放送局員、はがき職

防災の日 ラジオ各局が特別企画 いつもの声、編成で届ける
防災の日 ラジオ各局が特別企画 いつもの声、編成で届ける
編集広報部

今年も多くのラジオ局が取り組んだ防災の日(9月1日)の特別企画から、いくつかの事例を紹介する。 当日の各ワイド番組内で特集 FMヨコハマは当日の各生ワイド番組内で防災企画を展開した。毎年9月1日、防災・減災を意識した情報や、非常持ち出し袋の用意の呼びかけ、神奈川県知事からの啓発メッセージなどを放送し

「開かれたデジタル・ジャーナリズム」学ぶ場を デジタル・ジャーナリスト育成機構発足
「開かれたデジタル・ジャーナリズム」学ぶ場を デジタル・ジャーナリスト育成機構発足
編集広報部

一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構(Digital Journalist EDucation Institute=D-JEDI)が7月に発足し、9月4日、設立会見とシンポジウムが都内のnote株式会社で開かれた。 D-JEDIは、ジャーナリストの浜田敬子氏が代表理事を務め、Yahoo! J

火曜会研修会 「変わりゆく世界~現実とラジオと」
火曜会研修会 「変わりゆく世界~現実とラジオと」
編集広報部

東京・大阪以外の全国37社の民放AMラジオのローカル局が加盟し、共同で番組制作に取り組んでいる地方民間放送共同制作協議会(火曜会)が、9月8―9日、オンライン形式で第54回研修会を開催した。「変わりゆく世界~現実とラジオと」をテーマに3つの講演・トークセッションを通じて、キー局、ローカル局、音声プラ

「音楽的刺激剤」として変化をつくる ラジオのジングルが果たす大きな役割
「音楽的刺激剤」として変化をつくる ラジオのジングルが果たす大きな役割
斎藤 日出夫

今回、「民放online」からラジオのジングルについて、制作の背景、役割や価値、こだわりなどを書いてほしいというお話をいただきました。私はこの6月にJ-WAVEを退任しましたが、昔のことはよく覚えているのでまとめてみます。 1つのメロディに集中 その昔、「アメリカで聴いたラジオは、スピード感があって

勢いづく地域連携事業 地元に根差した多彩な展開②
勢いづく地域連携事業 地元に根差した多彩な展開②
編集広報部

ローカル各局が地元の自治体や企業などと協力し、地域の活性化や課題解決に取り組む連携事業。ここでは民放onlineが地上テレビ社に行ったアンケートに基づき、いくつかの事例を紹介していく。①はこちらから。 仙台放送は2004年から、テレビ番組『川島隆太教授のテレビいきいき脳体操』(月―金、5・20―5・

TVQ九州放送『園芸させてもらえませんか?』 コロナ禍、「園芸」で明るい話題を届けたい!
TVQ九州放送『園芸させてもらえませんか?』 コロナ禍、「園芸」で明るい話題を届けたい!
結城 亮二

ゴーヤにカボチャ、ピーマン、サトイモ、キュウリ、ズッキーニなどが植えられたプランターの数々。そして手作りのウッドデッキの上に置かれた大きなビオトープ(水槽の中にさまざまな生き物が生きる環境を再現した空間)には、水草の隙間を縫って元気に泳ぐメダカの姿が。さらに、今にもほころびそうなバラのつぼみが、時お

ローカル局から見る「TBS NEWS DIG Powered by JNN」 報道現場や放送に与えた影響
ローカル局から見る「TBS NEWS DIG Powered by JNN」 報道現場や放送に与えた影響
編集広報部

ニュースサイト「TBS NEWS DIG Powered by JNN」は、JNNが強みとしてきた調査報道などを中心に、系列28局が一丸となり、より深く・より分かりやすくニュース・情報を掘り下げ、ユーザーに届けていくことをコンセプトに、今年4月18日からスタートした。8月には月間1.3億PVを超える

勢いづく地域連携事業 地元に根差した多彩な展開①
勢いづく地域連携事業 地元に根差した多彩な展開①
編集広報部

ローカル各局が地元の自治体や企業などと協力し、地域の活性化や課題解決に取り組む連携事業。ここでは民放onlineが地上テレビ社に行ったアンケートに基づき、いくつかの事例を紹介していく。 航空機が翼に人工衛星を搭載したロケットを吊り下げ、空中でロケットを打ち上げる水平打ち上げ方式。大分県は2020年4

中国放送 「拝啓 20年後のあなたへ。」 リスナーから大切な人への手紙 20年後にお届けします
中国放送 「拝啓 20年後のあなたへ。」 リスナーから大切な人への手紙 20年後にお届けします
松原 芳充

中国放送(RCC)は今年、開局70年を迎えました。広島県民との結びつきをより強めたいという思いを込めて「広島大家族プロジェクト」と銘打ち、さまざまな周年プロジェクトを進めています。昨年、周年プロジェクトを考えるワーキンググループ(WG)にて、とあるメンバーの「2022年は、あの手紙を届ける年だ」とい

【トライアル枠特集】フジテレビ『水曜NEXT!』 1カ所でも光るところがある企画書を見逃さない
【トライアル枠特集】フジテレビ『水曜NEXT!』 1カ所でも光るところがある企画書を見逃さない
編集広報部

近年、若手制作者を中心にチャレンジの機会を与える番組や放送枠がみられる。民放onlineでは、こうした番組・放送枠の企画意図や、実際に企画が採用されて制作の機会を得た制作者の思いなど紹介していく。 今回は、取り上げるのはフジテレビ『水曜NEXT!』(水、24・25―24・55)。2020年10月から

平成から令和へ あなたはどんな番組が心に残っていますか?~放送ライブラリーの企画展に行ってみた~
平成から令和へ あなたはどんな番組が心に残っていますか?~放送ライブラリーの企画展に行ってみた~
西野 輝彦

平成から令和へ――メディア環境が激変し、成熟から混迷の時代を迎えたともいえるこの30年、テレビは社会をどう映し出してきたのか。7月29日から9月19日まで横浜の放送ライブラリーで開催中の企画展「テレビとCMで見る平成令和ヒストリー展2022」を訪れた。 エントランスをくぐってまず目を惹くのが、パネル

TSKさんいん中央テレビ 県域越え、次のビジネスを創る~中国市場への挑戦〜
TSKさんいん中央テレビ 県域越え、次のビジネスを創る~中国市場への挑戦〜
土江 基行

「県域を越え、放送局が生き抜く活路を見出したい」TSKさんいん中央テレビの2022年は、社長・田部長右衛門のそんな言葉で始まりました。今年1月、TSKはANAホールディングスが出資するACD社と資本・業務提携を発表。ACD社は「商売に国境をなくす」を企業コンセプトに、日本から中国に進出する企業や地方

テレビはタレコミ先を目指せ 『ABEMA Prime』郭晃彰チーフプロデューサー
テレビはタレコミ先を目指せ 『ABEMA Prime』郭晃彰チーフプロデューサー
郭 晃彰

私が大事にしているのは「当事者」から話を聞くことです。テレビ朝日で記者・ディレクターとして働いているうちに、組織やコミュニティの中にいるからこそ語れる情報や知識、経験をもとにした話は、取材の厚みとなることを学びました。 このノウハウをインターネットに持ち込んだのが、私がチーフプロデューサーを務める動

熊本放送が最優秀賞 火曜会 『録音風物誌』コンクール
熊本放送が最優秀賞 火曜会 『録音風物誌』コンクール
編集広報部

東京・大阪以外の全国37社の民放ローカル局が加盟し、共同で番組制作に取り組んでいる地方民間放送共同制作協議会(火曜会)。その加盟局が制作する番組『録音風物誌』コンクールの最終審査が8月8日に行われた。審査員は、放送作家の石井彰氏、フリーライターの武田砂鉄氏、歌人・作家の東直子氏の3人が務めた。 20

テレビ大阪『名建築で昼食を 大阪編』 文化的価値のある建物を未来につなぐ
テレビ大阪『名建築で昼食を 大阪編』 文化的価値のある建物を未来につなぐ
岡本 宏毅

深夜枠でグルメ系のドラマが花盛りの2020年。テレビ大阪でも19年1月に『面白南極料理人』、同年7月にカクテルをテーマにした『まどろみバーメイド~屋台バーで最高の一杯を。~』などを放送し、次の作品を模索しているところでした。マイナス54℃の極寒の南極基地で食べる南極グルメから、もはやグルメと言えるの

「ウクライナ取材・報道」テーマにシンポジウム TBS須賀川氏、ジャーナリスト綿井氏ら登壇 専修大
「ウクライナ取材・報道」テーマにシンポジウム TBS須賀川氏、ジャーナリスト綿井氏ら登壇 専修大
編集広報部

専修大学ジャーナリズム学科・現代ジャーナリズム研究機構は7月30日、自由人権協会(JCLU)と共催で「戦争報道の価値と難しさ~ウクライナ取材・報道を通じて考える」と題したシンポジウムを開いた。パネリストとして、須賀川拓氏(TBSテレビ中東支局長)、綿井健陽氏(ジャーナリスト)、山田健太氏(同大教授)

沖縄からアーカイブを考える 放送番組センターがセミナー開催
沖縄からアーカイブを考える 放送番組センターがセミナー開催
編集広報部

放送番組センターは6月26日、公開セミナー「放送アーカイブで語る沖縄の今」を那覇市の沖縄県立図書館で開催した。放送ライブラリーで公開されている沖縄関連番組の一部が同図書館で視聴できるサービス「サテライト・ライブラリー」が3月に始まったことを記念したもので、沖縄民放3局の制作者が沖縄から発信する上で心

ラジオはマルチメディア企業に 米国ラジオ業界動向2022
ラジオはマルチメディア企業に 米国ラジオ業界動向2022
渡邉 卓哉

※本レポートは、民放連ラジオ委員会(委員長:上口宏・文化放送会長)の依頼で、民放連会員のラジオ社向けにまとめた報告書「米国ラジオ業界動向2022」の一部を再編集したものです。 1.米国におけるラジオ・デジタルオーディオ広告 媒体社の業界団体IAB(Interactive Advertising Bu

「民放連 放送基準」2023年改正 その経緯と趣旨
「民放連 放送基準」2023年改正 その経緯と趣旨
井戸 和明

2023年4月1日から、新たな「民放連 放送基準」の運用が開始されます。民放連内で見直しの検討を担当してきた事務局の立場で、今回の改正の経緯や趣旨、そもそも放送基準とは何か、ということを整理したいと思います。 目次・「民放連 放送基準」2023年改正の経緯・「民放連 放送基準」について・「民放連 放

各国で強まる巨大IT規制②~プラットフォームを放送法の規制対象に イギリス、カナダの放送制度改革
各国で強まる巨大IT規制②~プラットフォームを放送法の規制対象に イギリス、カナダの放送制度改革
田代 範子

(①はこちらから) 放送法を改正し、IT企業を規制対象とすることで対応しようとしているのが、英、加両国だ。次に、両国の改正案をみていこう。 『放送白書』で包括的改革方針を示す 英政府は4月28日に発表した放送白書『Up next - the government's vision for the b

K-mix(静岡エフエム)「ラジオで見る静岡」~新しいラジオ番組の可能性~
K-mix(静岡エフエム)「ラジオで見る静岡」~新しいラジオ番組の可能性~
安原 明子

「静岡県」と聞いて、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?日本一高い山・富士山、日本一深い海・駿河湾、お茶(全国の栽培面積の約40%を占める)、うなぎ(養殖の発祥の地)、サッカー、温泉、ちびまる子ちゃん。最近ではハンバーグの「さわやか」や、「サウナしきじ」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません

「ありがとう、ラジオだよね」野村邦丸が語る 青春時代にハマった深夜ラジオ、今ハマっている朝ラジオ "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
「ありがとう、ラジオだよね」野村邦丸が語る 青春時代にハマった深夜ラジオ、今ハマっている朝ラジオ "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
民放連ラジオ委員会

「Takara Leben Group presents 民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン WE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY~日本中、ユーミンに包まれたなら~」。 ラジオをスピーカーで楽しむライフスタイルを提案していく本キャンペーンでは

沖縄民放からみる「本土復帰50年」② 番組アンケートの結果から テレビ編
沖縄民放からみる「本土復帰50年」② 番組アンケートの結果から テレビ編
編集広報部

今年、本土復帰から50年を迎えた沖縄。民放onlineでは、復帰50年となる5月15日と77年目の慰霊の日である6月23日を中心に、沖縄の民放各局のレギュラー番組や特番に関するアンケートを行った。ラジオに続き、テレビ各局の取り組みを紹介する。 5月15日は、各局がデイリーニュースで復帰50周年記念式

各国で強まる巨大IT規制①~米は反トラスト法案で包囲網、EUはIT規制2法案を可決
各国で強まる巨大IT規制①~米は反トラスト法案で包囲網、EUはIT規制2法案を可決
田代 範子

主要各国で、巨大IT企業への規制が強化されている。IT企業の成長とその影響力の拡大があまりに早かったため法整備が追い付いておらず、各国はそれぞれ巨大IT企業の何が問題なのかを見定めることから始まり、対応策を編み出そうと苦慮している。法案には副作用もあり、思わぬ悪影響が出かねない。それぞれの法体系のあ

沖縄戦描く映画『島守の塔』公開 サンテレビ、とちぎテレビなど各地のメディア連携
沖縄戦描く映画『島守の塔』公開 サンテレビ、とちぎテレビなど各地のメディア連携
編集広報部

サンテレビ、とちぎテレビが製作委員会に名を連ねる映画『島守の塔』が7月22日から東京のシネスイッチ銀座で公開されている。主人公は、沖縄戦前に本土から赴任した兵庫出身の島田叡県知事(萩原聖人)と栃木出身の荒井退造県警察部長(村上淳)。軍の圧力に屈しながらも県民の命を守るために奮闘し、最後は消息を絶った

沖縄民放からみる「本土復帰50年」① 番組アンケートの結果から ラジオ編
沖縄民放からみる「本土復帰50年」① 番組アンケートの結果から ラジオ編
編集広報部

今年、本土復帰から50年を迎えた沖縄。民放onlineでは、復帰50年となる5月15日と77年目の慰霊の日である6月23日を中心に、沖縄の民放各局のレギュラー番組や特番に関するアンケートを行った。その結果をラジオとテレビに分けて紹介する。まずはラジオ各局の取り組みをまとめた(テレビはこちら)。 5月

遠藤龍之介会長インタビュー 「発想力がある限り、テレビやラジオの未来は明るい」
遠藤龍之介会長インタビュー 「発想力がある限り、テレビやラジオの未来は明るい」
編集広報部

6月10日、民放連会長に就任した遠藤龍之介氏(フジテレビジョン副会長)。テレビ・ラジオ離れ、動画配信サービスの台頭などにどう立ち向かっていくか――。明るい人柄のにじむ語り口の中に、根っからの放送好きならではの強い信念が感じられました。 ――小さい頃、どんな番組に触れていましたか私は1956年生まれで

大矢英代氏(元QAB)が早大で講演 「ジャーナリスト個人としてどう生きていくか」
大矢英代氏(元QAB)が早大で講演 「ジャーナリスト個人としてどう生きていくか」
編集広報部

7月5日、ジャーナリストでドキュメンタリー映画監督の大矢英代氏が「東京から沖縄、そして米国へ~ジャーナリストの選択」と題して早稲田大で講演を行った。同大大学院の政治学研究科ジャーナリズムコースと同大次世代ジャーナリズム・メディア研究所が主催した。 大矢氏は2012年に同ジャーナリズムコースを修了後、

第48回放送文化基金賞 贈呈式開かれる
第48回放送文化基金賞 贈呈式開かれる
編集広報部

7月6日、第48回放送文化基金賞の贈呈式がオークラ東京で開かれ、受賞者が一堂に会した。新型コロナの影響で会場への出席は受賞者らに限られ、関係者向けにユーチューブでライブ配信を行った。 開会にあたり、放送文化基金の濱田純一理事長があいさつ。「番組に込められた制作者の思いがどの作品からも感じられた」と受

ロバートの元ストーカーがテレビ局員に!?「おもしろい」「楽しい」コンテンツ制作の最適解を探し続ける
ロバートの元ストーカーがテレビ局員に!?「おもしろい」「楽しい」コンテンツ制作の最適解を探し続ける
篠田 直哉

えっ!? 「民放online」に寄稿の依頼!? 入社4年目、まだまだ未熟なディレクターが、まさかこんな貴重な機会をいただけるなんて、本当にありがたく、信じられません(笑) 今回お声がけいただいたのは、「テレビ番組」の制作で実績を残したわけではなく、「YouTube」でバズったから......でしょう

名古屋テレビ コロナ禍のミニシアターをドキュメンタリー映画に 『シネマスコーレを解剖する。~コロナなんかぶっ飛ばせ~』
名古屋テレビ コロナ禍のミニシアターをドキュメンタリー映画に 『シネマスコーレを解剖する。~コロナなんかぶっ飛ばせ~』
編集広報部

コロナ禍で悪戦苦闘する名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」に名古屋テレビが密着したドキュメンタリー映画『シネマスコーレを解剖する。~コロナなんかぶっ飛ばせ~』が東京のK's cinemaで公開中だ。 若松孝二監督が1983年に創設し、個性的な映画人を後押ししてきた同館は、全国の映画館と同じくコロナ

九州朝日放送『ぼる部屋』 「今までになかった」番組作りを ぼる塾と20代女性スタッフ中心に
九州朝日放送『ぼる部屋』 「今までになかった」番組作りを ぼる塾と20代女性スタッフ中心に
北島 泰洋

コンセプトは"すべての女の子のためにお届けする番組"。水着NG、大食いNG、体当たり系ロケNG......。今やテレビで見ない日はない、新時代を生きるお笑いカルテット・ぼる塾。そして"プライベートの充実"を第一の目標に掲げながらも、日々昼夜問わず番組作りに没頭する20代女性スタッフ。この両者が中心と

「ラジオを聴いている人、全員がラジオ好き」森三中・黒沢かずこが語るラジオとの歩み、ラジオ好きの定義 "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
「ラジオを聴いている人、全員がラジオ好き」森三中・黒沢かずこが語るラジオとの歩み、ラジオ好きの定義 "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
民放連ラジオ委員会

「Takara Leben Group presents 民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン WE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY~日本中、ユーミンに包まれたなら~」。 ラジオをスピーカーで楽しむライフスタイルを提案していく本キャンペーンでは

「LGBTQ報道ガイドライン」第2版を策定・公開 適切な報道、当事者サイドとの関係構築へ LGBT法連合会
「LGBTQ報道ガイドライン」第2版を策定・公開 適切な報道、当事者サイドとの関係構築へ LGBT法連合会
神谷悠一 / 西良朋也

今年4月、一般社団法人「性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会」(略称:LGBT法連合会)は、一般社団法人fairおよび記者有志の協力のもと、「LGBTQ報道ガイドライン―多様な性のあり方の視点から」第2版を策定・公開した。本稿では、本ガイドラインの策定

放送番組センターでセミナー開催 J-WAVEの川平朝清さん番組を題材に
放送番組センターでセミナー開催 J-WAVEの川平朝清さん番組を題材に
編集広報部

放送番組センターは6月11日、公開セミナー「ラジオを楽しむ!(10) J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA~」を横浜情報文化センターで開催した。2019 年、沖縄県の慰霊の日である6 月23 日に放送され、2020年

テレビ局の制作力をメタバースにも活用 コンテンツツーリズム学会シンポジウムで中京テレビが講演
テレビ局の制作力をメタバースにも活用 コンテンツツーリズム学会シンポジウムで中京テレビが講演
編集広報部

コンテンツツーリズム学会は6月12日、「メタバースにおける新たなツーリズムの可能性」をテーマにシンポジウムをオンラインで開催した。コンテンツを活用した観光振興および地域活性化の研究と実践に取り組む同学会が、IoTの飛躍や新型コロナの影響で浸透し始めたVR(仮想現実)、メタバース(インターネット上で提

「政見放送」って何ですか? 参院選公示にあたって
「政見放送」って何ですか? 参院選公示にあたって
安斎 茂樹

間もなく3年に一度の参議院議員通常選挙(参院選)が公示されます。放送局にとっての大仕事が選挙報道であることは言うまでもありませんが、もうひとつ忘れてはならないのが「政見放送」です。この稿では、視聴者の皆さんはもちろん、放送局で働く皆さんも意外と知らない政見放送の不思議な姿を紐解いてみようと思います。

重要案件が審議できない米FCC②
重要案件が審議できない米FCC②
鍛治 利也

(①はこちらから) 米バイデン政権による行政機関幹部人事の遅れが目立つ。政権交代が生じるたびに、約4,000のポストが大統領による政治任用の指名対象となり、このうち、1,200程度は上院の承認を得なければならない。ワシントンポスト紙と公益団体パートナーシップ・フォー・パブリックサービスが共同で、上院

春の民放テレビ ローカル新番組/エリアの魅力 県外にも発信
春の民放テレビ ローカル新番組/エリアの魅力 県外にも発信
編集広報部

前回に続き、この春のローカルテレビ新番組を紹介する。今回はプライム・深夜帯。過去にさかのぼってエリアの魅力を掘り起こしたり、視聴者との身近さを重視する企画など趣向はさまざま。また、他エリアにも目を向けた番組も登場した。 春のローカル新番組一覧(プライム・深夜帯)はコチラから 地域の特徴や歴史にフォー

第59回ギャラクシー賞 民放3番組が大賞獲得
第59回ギャラクシー賞 民放3番組が大賞獲得
編集広報部

放送批評懇談会が主催する第59回ギャラクシー賞の贈賞式が6月1日、都内で開催された。昨年度に続き、テレビ、ラジオ、報道活動の3部門の大賞を民放が受賞し、優秀賞には民放から5作品が輝いた。全体としてローカル民放の躍進が目立つ結果となった。 テレビ部門は福島中央テレビの『1Fリアル あの日、原発の傍らに

スカイツリー「開業10年」に想う
スカイツリー「開業10年」に想う
根岸 豊明

足も震える、吹きさらしの地上634メートル。東京スカイツリーの最頂部で歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが成田屋伝統の「にらみ」を披露してくれた。壮大なる「厄払い」は東京スカイツリーが開業10年を記念して来場者に、東京に、そして全国に贈ったメッセージだろう。2022年、令和4年5月22日、よく晴れた初夏の日

熊本県民テレビのドキュメンタリー映画 「人生ドライブ」公開中
熊本県民テレビのドキュメンタリー映画 「人生ドライブ」公開中
編集広報部

熊本県民テレビ(KKT)が県内民放初となるドキュメンタリー映画「人生ドライブ」を制作した。「NNNドキュメント」やローカル情報番組などで放送を重ねてきた、熊本県宇土市の岸さん一家の暮らしを93分にまとめた。東京のポレポレ東中野や東京都写真美術館ホールをはじめ、全国で順次公開中だ。 7男3女、10人の

【ローカル最前線】テレビ宮崎「ひまわりっ~宮崎レジェンド2~」 独自性高めて宮崎を全国に
【ローカル最前線】テレビ宮崎「ひまわりっ~宮崎レジェンド2~」 独自性高めて宮崎を全国に
水主 義人

テレビ宮崎は2020年、開局50周年の節目に「宮崎県民に感謝の気持ちを伝えたい」との思いからドラマ「ひまわりっ~宮崎レジェンド~」(1話15分・全10話)の制作に挑戦しました。そして、今年5月16日から同ドラマの第2弾(月―金、18・45―19・00)を放送しました。 宮崎出身の漫画家・東村アキコさ

【ローカル最前線】新潟放送「BSNキッズプロジェクト」 こどもにうんと「おせっかい」
【ローカル最前線】新潟放送「BSNキッズプロジェクト」 こどもにうんと「おせっかい」
田巻 直子

新潟放送の創立50周年を機に立ち上がった「BSNキッズプロジェクト」は、今年で20年を迎える。放送局や子どもたちを取り巻く環境は大きく変わったが、「こどもたちの未来のために、地域放送局ができることを」という思いは、ずっと変わらない。それは、子ども時代の鮮やかな"新潟体験"を、子どもと親、両方にプレゼ

春の民放テレビ ローカル新番組/エリアの動き つぶさに伝える
春の民放テレビ ローカル新番組/エリアの動き つぶさに伝える
編集広報部

編集広報部は毎年春と秋のローカル新番組について、地上民放テレビ127社にアンケートを行っている。ここでは、この春の結果を2回にわたり紹介する。今回は午前・午後帯の番組について。自社アーカイブの活用やエリアのCATV局との連携といった特徴的な取り組みのほか、週末を中心とした情報番組の刷新が目立った。

メディアを横断した総合的な戦略策定に向けた民放の現在地~「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究プロジェクト」2021年度報告書から
メディアを横断した総合的な戦略策定に向けた民放の現在地~「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究プロジェクト」2021年度報告書から
山下 勇介

民放連研究所の「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究プロジェクト」はこのほど、2021年度の報告書を取りまとめた。本稿では、同報告書の概要について、特にネット・デジタル関連ビジネスに取り組む各委員の寄稿内容を紹介することとしたい。 「民放のネット・デジタル関連ビジネス研究プロジェクト」の概要 民放

毎日放送「教育と愛国」劇場版 5月13日から全国順次公開
毎日放送「教育と愛国」劇場版 5月13日から全国順次公開
編集広報部

毎日放送報道情報局の斉加尚代ディレクター(=写真㊤)が監督を務めるドキュメンタリー映画「教育と愛国」が、5月13日から東京のシネ・リーブル池袋などを皮切りに全国で順次公開される。2017年放送の「映像ʼ17 教育と愛国~教科書でいま何が起きているのか」に新たな取材を加え、107分に再構成した。「映像

【ローカル最前線】テレビ新広島「西村キャンプ場」 「ユルさ」で他との差別化図る
【ローカル最前線】テレビ新広島「西村キャンプ場」 「ユルさ」で他との差別化図る
栗原 昌哉

コンセプトは「バイきんぐ西村がキャンプするだけの番組」、キャッチコピーは「最高に無駄なひとときをアナタに......」「お時間のある方だけ"ながら見"で」。「西村キャンプ場」(土、17・00―17・30)では、あえて大きなことは言わず、肩の力を抜いた広報展開にこだわっています。 この番組が生まれたき

在京ラジオ 春の改編 ワイドで価値発信/既存番組の定着図る
在京ラジオ 春の改編 ワイドで価値発信/既存番組の定着図る
編集広報部

在京ラジオ社の春の新番組が始まった。新たなワイド番組を立ち上げるなど大幅な改編を敢行した社が多い中、既存の番組をより定着させる工夫もみられ、各社それぞれの"ラジオの価値の探求"が続いている。 元々改編の少ないJ-WAVEは、土日を中心に新たに10番組を開始。感染症や世界情勢の混乱に向き合うため、日々

「ラジオは"あなた"に向けてのメディア」市川紗椰が語る聞き手&話し手としてのラジオ愛 "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
「ラジオは"あなた"に向けてのメディア」市川紗椰が語る聞き手&話し手としてのラジオ愛 "スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン インタビュー
民放連ラジオ委員会

「Takara Leben Group presents民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン WE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY~日本中、ユーミンに包まれたなら~」。 ラジオをスピーカーで楽しむライフスタイルを提案していく本キャンペーンでは、

【海外ビジネス最前線】県域越えて愛媛を海外へ あいテレビ「SHIKOKU88 : Eat, Pray, PLAY!」
【海外ビジネス最前線】県域越えて愛媛を海外へ あいテレビ「SHIKOKU88 : Eat, Pray, PLAY!」
西岡 東吾

私が東京支社に初めて勤務したのは、約2年半前。新たな事業にトライしたいとの思いで、TBSテレビの協力も得て総務省の放送コンテンツ海外展開強化事業に取り組んだ。まず、愛媛と関係深い海外の中で頭に浮かんだのがハワイだった。2001年、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、ハワイのオアフ島沖で米軍

テレビ岩手 鉄神ガンライザー 復興のシンボルとなるニューヒーロー 岩手の「誇り」となるまでの軌跡
テレビ岩手 鉄神ガンライザー 復興のシンボルとなるニューヒーロー 岩手の「誇り」となるまでの軌跡
廣嶼 文樹

「復興のシンボルとなるヒーローを誕生させたいんです!」そう言った時の皆のキョトンとした顔が忘れられません。東日本大震災からひと月も経たない2011年4月上旬のことでした。制作部と営業部が集まり、震災関連の番組企画についての会議が開かれた席上でのワンシーンです。「そういう企画は平時に考えましょうか」と

美術・CGが担う役割とは 報道ステーションの企画展に行ってみた
美術・CGが担う役割とは 報道ステーションの企画展に行ってみた
編集広報部

落ち着いた照明、ブーメランのようなテーブルを囲むキャスターや解説者――テレビ朝日系「報道ステーション」(月―金、21・54―23・10)というと、そんなスタジオセットをイメージする人も少なくないのではないだろうか。では、そこにはどんなこだわりがあるのか......。 2月25日から4月10日、放送番

11年目の東日本大震災(福島編)
11年目の東日本大震災(福島編)
編集広報部

岩手編、宮城編に続き、東日本大震災を被災県の各局が特番などでどのように伝えたかを特集する。今回は、福島6局のアンケート結果をまとめた。取材の継続や深掘りの難しさに直面しながらも、福島の現在を見つめ続けようとする姿勢がうかがえる結果となった。 テレビユー福島は3月11日、特番「2022現在地~地域から

「まさにNO RADIO, NO LIFE.ですよ。」箭内道彦さんが語るユーミンの神曲、伝説のラジオ授業...民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーンインタビュー
「まさにNO RADIO, NO LIFE.ですよ。」箭内道彦さんが語るユーミンの神曲、伝説のラジオ授業...民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーンインタビュー
民放連ラジオ委員会

2022年2月からラジオ放送やradikoのラジオコンテンツをスピーカーで聴く楽しみを広げる「民放ラジオ99局"スピーカーでラジオを聴こう"キャンペーン WE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY~日本中、ユーミンに包まれたなら~」を展開しています。キャンペーンアンバサダ

総務省の歩き方 放送行政を所管する「放送ジマ」
総務省の歩き方 放送行政を所管する「放送ジマ」
氷室 興一

放送行政を所管する総務省。放送関係の方はよく耳にする官庁ですが、具体的にどんな部局があって、どんな業務を担当しているのか、皆さんも意外と知らないのではないでしょうか。今回、日本テレビ政治部で総務省を担当する氷室興一記者に、総務省を解説いただくとともに、最近の気になる動きについてリポートしてもらいます

11年目の東日本大震災(宮城編)
11年目の東日本大震災(宮城編)
編集広報部

コロナ禍の困難がいまだ続く中、東日本大震災から11年が経った。防潮堤や高台移転、伝承施設の整備といった被災地のハード面での復興が進む一方、政府主催の式典は昨年で最後となり、風化も指摘されている。編集広報部(4月1日付で編集部から改称)は今年も岩手・宮城・福島の民放各局に、3月11日を中心とした震災関

11年目の東日本大震災(岩手編)
11年目の東日本大震災(岩手編)
編集広報部

コロナ禍の困難がいまだ続く中、東日本大震災から11年が経った。防潮堤や高台移転、伝承施設の整備といった被災地のハード面での復興が進む一方、政府主催の式典は昨年で最後となり、風化も指摘されている。編集広報部(4月1日付で編集部から改称)は今年も岩手・宮城・福島の民放各局に、3月11日を中心とした震災関

【新放送人に向けて2022④ インタビュー 山本晋也・朝日放送テレビ代表取締役社長】「放送」の未来を見つめてー新放送人の皆さんへ
【新放送人に向けて2022④ インタビュー 山本晋也・朝日放送テレビ代表取締役社長】「放送」の未来を見つめてー新放送人の皆さんへ
編集広報部

新放送人に向けて、放送界の先輩である朝日放送テレビの山本晋也社長に、ご自身の経験に基づく助言や放送界の将来像などを語っていただきました。 ――小さい頃は、どのようなラジオやテレビの番組を?1956年生まれで、子どもの頃はテレビがエンターテインメントの主役でした。私が当時よく見ていたのは『ウルトラQ』

ドキュメンタリー発信の潮流  作り手のモチベーション引き出す
ドキュメンタリー発信の潮流  作り手のモチベーション引き出す
編集部

近年、意欲的な作品や話題作が続々と発表されている映像ドキュメンタリーの世界。放送した番組の映画化やウェブでの配信、イベント化など、受け手に届けるための手法も多様化しつつある。ここでは4つの取り組みについて、その狙いや事業性などを聞いた。 アジアの制作者と連携 文化を通じた国際交流事業を担う独立行政法

【ローカルラジオ局の有料オンラインイベント 成功の秘訣】RCCラジオ 同社初のハイブリッド開催 イベントならではの"スペシャル感"を
【ローカルラジオ局の有料オンラインイベント 成功の秘訣】RCCラジオ 同社初のハイブリッド開催 イベントならではの"スペシャル感"を
編集部

広島の中国放送(RCC)ラジオが2月19日、同社の人気番組『かが屋の鶴の間』(金、23時30分~24時00分)の放送100回を記念し、イベント「こっちも鶴の間」を東京・渋谷のユーロライブで開催、有料配信も行った。同番組のイベント開催は2回目で、初回は2019年に広島で実施している。 広島出身の賀屋壮

【ローカルラジオ局の有料オンラインイベント 成功の秘訣 】RBCiラジオ 2年間で15本開催 「私の好きなこのラジオを残したい」が原動力の1つ
【ローカルラジオ局の有料オンラインイベント 成功の秘訣 】RBCiラジオ 2年間で15本開催 「私の好きなこのラジオを残したい」が原動力の1つ
やきそばかおる

沖縄の琉球放送(RBCi)ラジオではおよそ2年間で15本の有料オンラインイベントを開催している。月に一回のペースで行っており、いずれも好評だ。オンラインイベントは労力がかかるという印象があるが、成功の秘訣を琉球放送ラジオ局営業部の上原国泰さん(=写真㊤)にうかがった。同局初となるオンラインイベントは

"隈元学校"の劣等生だった4年間~『探訪 ローカル番組の作り手たち』刊行に寄せて
"隈元学校"の劣等生だった4年間~『探訪 ローカル番組の作り手たち』刊行に寄せて
西野 輝彦

隈元信一氏の著書『探訪 ローカル番組の作り手たち』が2月11日に刊行されました(はる書房刊、四六判、232ページ、本体1,500円)。元朝日新聞論説委員で長年にわたり放送界を取材してきた隈元氏が全国53の放送局などを訪ね歩き、地域に根差した多様な作り手たちに光を当てたものです。『月刊民放』が隔月刊の

フェイクニュースをめぐる議論の現在地~米国を中心にみる主流メディアの責任
フェイクニュースをめぐる議論の現在地~米国を中心にみる主流メディアの責任
田代 範子

これまでフェイクニュース*¹ の元凶といえばソーシャルメディアというのが定説だった。その責任の大きさはもちろん否定できないものの、最近では主流メディアや政治家らが発信・拡散したものも多いということがわかってきた。また、各方面での研究・調査により、政治的なフェイクニュースは、「無知」ではなく「偏向」に

台湾で事業基盤強化 宮崎牛はじめ宮崎県産品の海外販路拡大 宮崎放送グループ
台湾で事業基盤強化 宮崎牛はじめ宮崎県産品の海外販路拡大 宮崎放送グループ
高田 智康

株式会社トレードメディアジャパン(TMJ)は、2018年7月、MRT宮崎放送のグループ会社として「地域と共に成長し、地域の経済に貢献する」を企業スピリットとして掲げスタート。昨年10月には三井住友トラスト・インベストメントが運営管理するファンドからの出資を受け、資金・人材の経営基盤強化を図り、新たな

放送番組の違法配信撲滅キャンペーン 「違法だよ!あげるくん」の新作CM完成を機に
放送番組の違法配信撲滅キャンペーン 「違法だよ!あげるくん」の新作CM完成を機に
前田 優子

「テレビ番組には、放送局や制作会社のみならず、出演者・原作者・脚本家・作詞家・作曲家・レコード会社など多くの方の権利(著作権・著作隣接権など)が含まれており、テレビ番組を許諾無くインターネット上にアップロードし公開することは、これらすべての権利を侵害する行為です。」 これは、民放連の「放送番組の違法

2年ぶりに名古屋で「愛知・岐阜・三重制作者フォーラム」開催 作り手のあるべき姿勢を深掘り 放送文化基金
2年ぶりに名古屋で「愛知・岐阜・三重制作者フォーラム」開催 作り手のあるべき姿勢を深掘り 放送文化基金
編集部

愛知・岐阜・三重の放送局と放送文化基金が共催する「愛知・岐阜・三重制作者フォーラム」が2021年12月17日、名古屋市のCBCホールで開かれた。地元局の若手制作者らが自身の番組を通じて交流し、ゲストとともに議論を深めるこの催し。2021年度は全国5地区でのフォーラムを予定していたが、コロナ禍により名

【インタビュー ナイツさん】漫才師としての舞台があってこそのラジオ
【インタビュー ナイツさん】漫才師としての舞台があってこそのラジオ
豊田 拓臣

ナイツ2001年結成、マセキ芸能社所属の漫才コンビ。内海桂子に師事。08年、『M-1グランプリ』の決勝に進出し、スターダムへ駆け上る。漫才協会所属。落語芸術協会の三遊亭小遊三一門でもある。22年1月現在の担当ラジオ番組は『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送、月~木曜13・00~15・30)、『

【インタビュー 佐藤泉・RKB毎日放送代表取締役社長】外からの視点を持って地域との連携進める
【インタビュー 佐藤泉・RKB毎日放送代表取締役社長】外からの視点を持って地域との連携進める
編集部

2021年6月にRKB毎日放送の社長に就任された佐藤泉氏は就任時54歳という若さで、世代交代を印象づけた。「民放online」では、創立70周年を迎えた老舗局の舵取りを担うことになった佐藤社長に話を聞いた。 ――子どものころ、どんなテレビ・ラジオに接していましたか。大学を卒業するまでずっと野球をやっ

FM放送とインターネットラジオの両方を聴くことができる「ラジスマ」、ご存じですか?
FM放送とインターネットラジオの両方を聴くことができる「ラジスマ」、ご存じですか?
高田 滋

ラジスマは、radikoアプリでFM放送とインターネットラジオを切り替えて聴くことができるスマートフォンです。ラジスマ対応のスマートフォンには、「radiko+FM」のアプリケーションがプリインストール(一部メーカーの機種はアプリケーションのダウンロード/インストールが必要)されています。 FM放送

マスコミ学会2021年秋季大会 次世代に開かれたテレビ・ドキュメンタリーの新たな形を討論
マスコミ学会2021年秋季大会 次世代に開かれたテレビ・ドキュメンタリーの新たな形を討論
編集部

日本マス・コミュニケーション学会は、11月6日に2021年秋季大会をオンラインで開催した。このうち、テレビ・ドキュメンタリーをテーマにしたワークショップ「テレビ・ドキュメンタリーに未来はあるか?――世代、地域、メディアを越えて」では、次世代に開かれたテレビ・ドキュメンタリーの新たな形について討論が行

WHO IS BANKSY?「バンクシーって誰?展」に行ってみた テレビ局が手がけるからこそ伝わる作品のメッセージ性
WHO IS BANKSY?「バンクシーって誰?展」に行ってみた テレビ局が手がけるからこそ伝わる作品のメッセージ性
編集部

「バンクシーって誰?」――と問いかける俳優・中村倫也さんのCMをたびたび見かけていた私。先日は残業中、ふとテレビ画面に目をやると、お笑い芸人のみなさんがアレコレ展示会の会場で自由にネタを披露する様子が映っている。ネタはもちろん、展示会も楽しそう......。これは行ってみようと撮影担当のスタッフと一

字幕付きCM、全国で受け入れ始まる ~ロードマップと普及推進の取り組み
字幕付きCM、全国で受け入れ始まる ~ロードマップと普及推進の取り組み
徳永 洋希

字幕付きCMとは、テレビCMの音声を文字化して、クローズド・キャプション方式で画面に字幕が表示されるCMのことです(操作方法は機種によって違います)。特に聴覚に障害のある方々へCMの情報を伝えるために有効な手段の1つです。 字幕付きCM普及推進協議会(字幕CM協議会、民放連・日本アドバタイザーズ協会

ラジオイベント 普段のラジオとは違った魅力
ラジオイベント 普段のラジオとは違った魅力
編集部

ラジオ局や番組がラジオをテーマにイベントを行うケースがよく見られる。今回、編集部では局や番組ではなく、一般のリスナーや、音声配信アプリ・ラジオクラウドが主催した2つのイベントに着目。それぞれの当日の模様や狙いを取材した。 リスナーによるフェスイベント「ラジオリスナーフェス」 9月23日、東京・ユーロ

接続料金訴訟でNetflixがSKブロードバンドに敗訴~韓国でもネット中立性が論点に
接続料金訴訟でNetflixがSKブロードバンドに敗訴~韓国でもネット中立性が論点に
田代 範子

韓国でもOTT(Over the Top)市場が活況を呈している。KCC(放送通信委員会)が13歳以上の6,029人を対象に実施した調査によると、2020年は新型コロナウイルスによるパンデミックの影響もあって、OTTサービス利用者は全体の66.3%に上った。前年の52%から大幅増加である。また、OT

Spotifyに聞く ポッドキャストの魅力、放送局との関係
Spotifyに聞く ポッドキャストの魅力、放送局との関係
仲宇佐 ゆり

テレビ東京のドラマ「お耳に合いましたら。」(2021年7-9月、木、24・30-25・00)は、ポッドキャスト配信を始めた女性が主人公だった。 このドラマと連動するポッドキャストを配信したのがSpotifyだ。音楽ストリーミングサービスの最大手だが、2019年に「オーディオファースト」という新たな成

【ラジオから提言!放送の未来】「農とラジオ」 ふたつの軸足で番組作る
【ラジオから提言!放送の未来】「農とラジオ」 ふたつの軸足で番組作る
三浦 宏之

放送の未来を第一線の放送人に語っていただくリレー企画(機関紙「民間放送」で2018年5月から不定期連載しています)。今回は、J-WAVEで「LOHAS SUNDAY」「RADIPEDIA」などの番組を手掛けたのち山口へ移住、現在は広島エフエムなどで番組制作に携わる、三浦宏之さん。 農家が農業以外の仕

重要案件が審議できない米FCC
重要案件が審議できない米FCC
鍛治 利也

バイデン大統領の指名により、ローゼンウォーセル(Jessica Rosenworcel)氏がFCC(連邦通信委員会)委員長代理に就任してから約9カ月が経過した。正委員長の有力候補者が見当たらずに委員長代理の在任期間がこれほど長くなるのは極めて異例だ。政権交代時には、前政権で就任した委員長は在任期間を

【インタビュー 稲垣吾郎さん】ラジオは生活のルーティーン ずっと大切にしたい場
【インタビュー 稲垣吾郎さん】ラジオは生活のルーティーン ずっと大切にしたい場
豊田 拓臣

稲垣吾郎(いながき・ごろう)1973年12月8日、東京都出身。1991年9月9日にCDデビュー。その後、テレビのドラマ、バラエティなどで活躍し、国民的タレントとなった。文化放送では30数年前に夜ワイド内のフロート番組をレギュラーで持ち、現在は1人しゃべりの箱番組『編集長 稲垣吾郎』を担当している。2

放送における「差別・人権」を考える~知識よりも大切なこと
放送における「差別・人権」を考える~知識よりも大切なこと
遠山 昭弘

今回、"放送と人権"に関する原稿を執筆するよう、お話をいただきました。非常に重いテーマであり、私自身、そういった原稿を書く資格があるのかと逡巡するところはあるのですが、せっかくいただいた依頼ですのでお受けすることにいたしました。ただ、あまり硬い文章を書いてしまうと、読んでいただけないのではないかと思

TBSテレビ×スペースマーケット 「逃げ恥」レンタルスペースを現地取材
TBSテレビ×スペースマーケット 「逃げ恥」レンタルスペースを現地取材
編集部

TBSテレビが、人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の舞台を再現したレンタルスペース事業「逃げ恥スペース presented by TBS~私とみくりと平匡と」を、イベントスペースなどの貸し出しを行うスペースマーケット社と共同企画。世田谷区にある同スペースを記者が現地取材した。 閑静な住宅街に突如現

民放ラジオ統一番組 スポーツの楽しさ伝える
民放ラジオ統一番組 スポーツの楽しさ伝える
編集部

東京2020オリンピックが8月8日、17日間にわたる競技の幕を閉じた。日本のメダル数は金27、銀14、銅17個の計58個と、リオデジャネイロ大会を上回り過去最多に。民放各局は日本選手・チームの活躍を総力を挙げて伝えた。編集部は民放ラジオ統一番組の制作本部を訪ね、熱戦を伝える民放の取り組みを聞いた。

東京オリンピック国際放送センター(IBC)取材リポート
東京オリンピック国際放送センター(IBC)取材リポート
編集部

民放とNHKは1984年のロサンゼルス大会からJC(ジャパン・コンソーシアム、92年バルセロナ大会まではジャパン・プール)を組織して、共同でオリンピック放送に取り組んでいる。オリンピックは国民・視聴者にとって最大の関心を集めるスポーツイベントであり、JCを組むことで、一つの放送局が独占して放送する他