ViacomCBSの配信サービス字幕不提供で罰金350万ドル 米FCC、初の強制措置

編集部

米FCC(連邦通信委員会)は9月29日、ViacomCBSの配信サービスPlutoTVがクローズドキャプション(視聴者が表示・非表示を選択できる字幕)を付けずに番組を配信したとして、同社と同サービスを運営する子会社のPluto社に合計350万ドルの罰金を課した。両社とも支払いに合意するとともに、FCCの監督下でクローズドキャプションの導入を進めることになった。PlutoTVで字幕を付けずに配信していたことについて、FCCが最初に苦情を受けたのは2018年1月。調査の結果その事実が確認され、FCCは再三、字幕の導入を促してきたが、PlutoTVはそれらを無視して配信を続けていた。

米国では10年に、聴覚障害のある人々が現代の通信手段にアクセスすることを促進するための「21世紀通信・映像アクセシビリティ法」が制定された。同法に基づくFCC規則では、米国内で過去に字幕付きで放送されていたテレビ番組をインターネットで配信する場合、クローズドキャプションを提供することを義務付けている。字幕付きで生放送されているテレビ番組の配信にも同様に適用される。FCCによると、両社への罰金は、同規則に基づき配信事業者に対して行われた初めての強制措置となる。

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