民放連はこのほど、2023年度のメディアリテラシー活動助成の対象となる事業6件を次のとおり決定した。
▷山形テレビ=自治体・大学・放送局による「郷土の遺跡アニメーション復元と番組制作体験」
▷東海テレビ=みんなのテレビスクール2023~情報を読み解く方程式~(仮)
▷中京テレビ="リアル"と"仮想空間"で学ぶメディアリテラシー活動
▷南海放送=思いを知る、正しく発信する~ふうま君が伝えたいこと~
▷熊本朝日放送=学校教育における情報活用教育に関する連携協定
▷大分朝日放送=やさしくて深い天気の話
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山形テレビは県内の縄文遺跡について小中学生が学習した後、1分のアニメーションにどのようなナレーションをつければ情報が伝わるかを考える。東海テレビは出張授業のほか、メタバースを活用して高校生と未来のテレビの役割・期待などを語り合う。中京テレビはメタバース上で取材体験を行い、スタジオのカメラの前で発表する。南海放送は医療的ケア児へのインタビューを通じて、相手の思いを正しく理解し、伝えることを学ぶ。熊本朝日放送は自治体と連携し、情報活用教育を支援する。大分朝日放送は天気予報を入り口に、災害情報、命を守る行動を学ぶ。
選定理由を含めた概要は、民放連ウェブサイトに掲載している。