映像情報メディア学会が主催し、映像情報メディアに関して優れた業績をあげた個人・団体を顕彰する技術振興賞が、このほど決定した。第52回の2024年度は8者が受賞し、そのうち6者が民放関係だった。
民放関係の受賞結果は次のとおり(敬称略)。
【進歩開発賞(現場運用部門)】
▷日本テレビAI社内開発チーム(日本テレビ放送網)=特殊カメラを用いた画像認識技術のスポーツCGへの応用~ゴルフ打球軌跡リアルタイム描画システムの開発と運用~
▷Live Multi Studio開発チーム(TBSテレビ、WOWOW)=映像伝送ソフトウェア「Live Multi Studio」の開発
▷柴山武英、岩下功志(毎日放送)、加藤大季(国際電気)=同一チャネルで全二重伝送を可能にするFPU高度化
【コンテンツ技術賞】
▷『変顔スパイ』技術開発チーム(日本テレビ放送網)=顔認証AIを活用した新番組『変顔スパイ』の制作
▷コンテンツ開発担当チーム(日本テレビ放送網)=3Dスキャンワークフローの簡易化とその活用
▷近藤剛史、井原梓、宮澤真子(テレビ東京)=次世代伝送回線を活用した新たなバーチャルプロダクション演出による音楽番組での取り組み
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