79年目迎える慰霊の日 沖縄民放テレビ・ラジオの編成番組を紹介

編集広報部
79年目迎える慰霊の日 沖縄民放テレビ・ラジオの編成番組を紹介

沖縄県では、第二次世界大戦で日本軍の組織的戦闘が終結した1945年6月23日を「慰霊の日」と定め、県内各地で慰霊行事が行われる。終戦から79年目を迎える今年、慰霊の日前後に放送する沖縄県の民放テレビ・ラジオの関連番組などについて紹介する。

ラジオで伝える

琉球放送(RBCiラジオ)は、『RBCiラジオスペシャル』(土、18:00~19:00)で、6月は毎週、再放送を含め慰霊の日に関係する特集を組む。22日は2010年6月23日放送の『慰霊の日特別番組「伝えたいこの島で起こったこと」』を再放送。翌週の29日は、沖縄県平和祈念資料館の2024年度「児童・生徒の平和メッセージ」の最優秀賞に選ばれた作文を児童・生徒の本人による朗読で紹介する。このほか、23日は『沖野綾亜のチルドキ‼』(第1部10:00~11:45、第2部12:00~14:00)でも、糸満市の平和祈念公園で執り行われる沖縄全戦没者追悼式のもようを中継する。

ラジオ沖縄は、23日の『ニュース・天気予報』(12:00~12:10)で、沖縄全戦没者追悼式の会場からリポートを行うほか、夕方の『ニュース』(17:50~18:00)でも、追悼式の参加者の声を紹介する予定だ。

エフエム沖縄(FM Okinawa)は、21日の『For PM』(16:00~17:20)で、森山良子さんの「さとうきび畑(特別完全版・10分18秒)」をフルコーラス放送する。同番組では、2002年1月から、慰霊の日にちなみ、毎月23日前後にフルコーラス放送をしている。21日の放送では、番組ディレクター自身が、毎月放送すると決めた思いなどを語る。

テレビで伝える

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琉球放送(RBC)は、23日に『#あなたの623―生放送でおくる慰霊の日―』(14:00~15:30)として、多様化する慰霊の日の過ごし方をつなぐことを目的に90分の生放送番組を編成。約800人の子どもが犠牲になった対馬丸の撃沈から今年で80年。対馬丸記念館と中継をつないで、記憶の継承とは何かを考えるほか、石垣島からは與那嶺啓キャスターが中継で現地の声を届ける。同番組ではSNSの「X」とRBCアプリで番組への投稿を募集している。「遺族や県民ひとりひとりが、どんな慰霊の日を過ごしているのか。戦後79年目の慰霊のカタチを共有する時間を作っていきます」と担当者は語る。

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沖縄テレビ(OTV)は、23日に『戦世から79年 慰霊の日-沖縄全戦没者追悼式-』(11:59~12:54)を放送する。79年目の慰霊の日。沖縄全戦没者追悼式を中継で伝える。今年の「平和の詩」の朗読も紹介する。

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琉球朝日放送(QAB)は、26日に『戦場ジャーナリストのエンディングノート』(19:00~20:00)を放送する。ベトナム戦争時に戦地ベトナムと前線基地だった沖縄の両方で取材したジャーナリストで沖縄出身の石川文洋さん(86)の人生最終章の旅に密着した。ナレーションは俳優の山田孝之さん。このほか『CATCHY 第2部』(月~金、18:15~18:55)では、17日から「慰霊の日企画」「しまくとぅばで語る戦世2024」などシリーズ企画を放送している。同企画は24日まで放送予定だ。

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