TBSラジオの番組『アフター6ジャンクション2』(月―木、22・00―23・55、以下『アトロク2』)は、セガより1月26日に発売されたゲームソフト『龍が如く8』とコラボし、ゲーム内に全10回のオリジナル番組を収録した。映画や音楽、ゲームを取り上げ、独自目線での分析などを行う同番組に、『龍が如く』の製作者がゲスト出演したことなどをきっかけにコラボが実現した。
主人公が持つスマートフォンのアプリで1話10―15分程度のオリジナル番組を聴くことができ、ストーリーを進めることで話数が増えていく。もし『龍が如く』の世界で『アトロク2』を放送していたら......。オリジナル番組の制作にあたって、ゲームの世界観に沿うことを大切にしたという。パーソナリティの宇多丸さんと水曜パートナーの宇内梨沙アナウンサーはゲーム内で登場する架空の町・神室町と異人町に暮らす住民目線でトークを繰り広げる。神室町のおいしい飲食店の紹介などのほか、『アトロク2』の実在するコーナー『週間映画時評 ムービーウォッチメン』をもじった『ムービーウォッチドラゴン』を実施。神室町にある映画館で見られる架空の映画を宇多丸さんが批評する回も収録されている。リアリティを追求し、実際の『アトロク2』とほぼ同じ聴取体験を届ける。
担当者は「世界的にもおそらく初の試みなので、その舞台に恥じないよう本気で作った。収録中に違和感のあるところは何度も録り直すなど苦心した」と振り返り、「『龍が如く』シリーズをやりこんでいるスタッフを集め、徹底的にゲームユーザーの気持ちになってディテールまで研究し、自信あるものに仕上げた」と手応えを語る。
また、宇多丸さんは「ウタマル」という名前で韓国マフィアのエージェントとして登場し、宇内梨沙アナウンサーは本人役で、ストーリー上にも出演する。
<「ウタマル」として登場する宇多丸さん>