民放タイムテーブル決まる 北京五輪 TVerとgorin.jp ほぼ全ての競技をライブ配信

編集部

北京オリンピック(2月4―20日)の開幕がいよいよ来週に迫った。民放連は12月6日に民放テレビの中継番組の概要を発表(1月17日に発表したタイムテーブルはこちらから)。地上波は民放5系列が、日本人選手の活躍が期待される注目種目を、生中継を中心に約100時間放送予定。BSでは、冬季大会で初めて地上波の一部種目をサイマルで4K生中継する。

IBC(MMC)外観.jpg

<メインメディアセンター>

地上波は生中継を中心にほぼ毎日、注目種目の模様を放送する。

局の注目種目をみると、日本テレビが8日10時15分からフィギュアスケート男子ショートプログラムを生中継。アジア人初の冬季五輪3連覇が期待される羽生結弦らが出場する。同じくフィギュアスケートを放送するのはテレビ朝日。7日10時15分から、初のメダル獲得を狙う「団体」の最終日を放送するほか、17日19時からは女子フリーの模様を伝える。

TBSテレビでは、6日20時からスキージャンプ男子個人ノーマルヒル決勝を放送。14日20時30分からのカーリング女子にも期待がかかる。テレビ東京は5日20時30分からのフリースタイルスキー男子モーグル決勝が注目される。フジテレビは、連覇を目指すスピードスケート女子団体と、男子団体パシュートの決勝を15日15時30分から放送する。

JC-OPS MCR(マスターコントロールルーム).jpg

<JC-OPSマスターコントロールルーム>

BSは同一系列の地上テレビとのサイマル中継をほぼ毎日行い、放送時間は約50時間を予定。配信ではTVerとgorin.jpで、一部のNHKの地上放送種目を除く、ほぼ全ての競技をライブ配信。メダリストや注目選手の競技ハイライトを大会期間中、毎日配信する。gorin.jpでは、放送を行わない種目のライブ配信も実施。ライブ配信時間は500時間程度を想定している。

現地では大会関係者と外部の接触を厳格に遮断する「クローズドループ」と呼ばれる厳しい感染対策の下、放送に向けた準備が進んでいる。メインメディアセンターにはJC-OPSや民放各局のスタッフが入り、マスターコントロールルームやスタジオの設置などを行っている。

IBC 1F.jpg

<メインメディアセンター1階>

最新記事