2021年度字幕放送等の実績 総務省調査

編集広報部

総務省は9月30日、2021年度のテレビ各社の字幕放送等の実績を公表した。18年2月に策定した「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」に基づくもの。21年5月31日―6月6日と1129日―12月5日をサンプル週に集計した。

21年度の字幕放送の付与率(普及目標は6時―25時のうち連続した18時間が対象)は、在京キー5社と在阪4社が各100.0%と前年度と変わらず、在名4社は999%と前年度比で0.3ポイント増加した。県域ローカル局(独立局を除く)101社は87.4%(前年度比0.8ポイント増)、キー局系BS5社(2K放送)は54.2%(同0.9ポイント増)だった。

解説放送の実績(普及目標は7時―24時に放送した番組が対象)は、在京キー5社が17.6%(同0.9ポイント増)、在阪4社16.2%(同0.2ポイント増)、在名4社17.7%(同1.3ポイント増)。県域ローカル局8.8%(同0.3ポイント増)、キー局系BS5社の2K放送は1.5%(同0.2ポイント増)だった。手話放送の1週間当たりの放送時間は、在京キー5社が平均18分、在阪4社が同13分、在名4社が24分、県域ローカル局は同21分だった。

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