新潟地震60年 新潟民放テレビ4局「教訓忘れず、次につなげる」番組編成

編集広報部
新潟地震60年 新潟民放テレビ4局「教訓忘れず、次につなげる」番組編成

1964年6月16日に起きた新潟地震(マグニチュード7.5)から60年を迎えることから、新潟県の民放テレビ4局は、それぞれ「新潟地震」に関する番組を6月15~16日に放送する。各社の放送予定の番組について、放送日時順に紹介する。

スライド3.JPG

NST新潟総合テレビは、『NST News タッチSP つなぐ震災のきおく~新潟地震から60年~』(=写真㊤)を15日午後2時5分~3時に放送する。現在の街を巡り、新潟地震の痕跡を発見。歴史を紐解くほか、今につながる教訓を探る。最低限必要な備えについて、子育てに奮闘中のゲストを加え、家族を守るという視点でも考えていく。番組の詳細は、NIIGATA NEWS NSTから確認できる。

テレビ新潟放送網(TeNY)は、16日午前11時40分から12時30分のレギュラー番組『新潟一番サンデープラス』の中で、特集を放送。「あっという間に水がわいてきた」「目の前で爆発した」との経験者の証言をたどるVTRや、16日当日の避難訓練のもようのほか、生中継も交えて、新潟地震を伝える予定だ。

スライド2.JPG

新潟放送(BSN)は、『ゆうなびスペシャル 新潟地震60年 あの日の記憶 あすへの備え』(=写真㊤)を16日午後3時から4時24分までの生放送。スタジオに避難所を再現し、NGT48きってのキャンプ通・大塚七海さんが防災グッズ・防災食、そして避難生活に重要な「TKB48」について紹介する。同番組は、17日からYouTube「BSN新潟 NEWS & LIVE」で配信予定だ。

スライド1.JPG

新潟テレビ21(UX)は、『UX報道スペシャル 新潟地震 60年目の警告』(=写真㊤)として、生放送で16日午後4時30分から5時30分まで特集を組む。本年1月の能登半島地震では新潟県で「液状化現象」と「津波」が発生したが、新潟地震でも同じ被害が起きていたことを踏まえ、再検証し今後の教訓を導き出す内容だ。同番組はABEMA NEWSチャンネルで同時配信される予定。

今年は、能登半島地震が発生し、また「新潟地震から60年」「中越地震から20年」となることから、新潟民放テレビ4局は共同で防災に関する取り組みを行っている(=冒頭写真)。6月13日には、キャスター、アナウンサーらが専門家を招いて、防災について合同の勉強会を実施した。
また、防災意識を啓発するYouTubeショート動画を15日午後7時に4局の公式チャンネルでそれぞれ配信する。こちらも番組と併せてチェックしてもらいたい。

最新記事