ATSC 3.0レシーバー搭載車両 米で来年発売へ ATSCカンファレンスで発表

編集広報部

ATSC次世代放送カンファレンス(ATSC NEXTGEN Broadcast Conference)が6月7―9日、ミシガン州デトロイトで開催された。目玉の一つが、9日に発表された次世代放送規格であるATSC3.0NEXTGEN TV)レシーバー搭載車両の初の実用化だ。韓国の自動車部品メーカー・現代モービス社(Hyundai Mobis)が、車両用ATSC3.0レシーバーの開発と商品化に成功し、2023年にはアメリカで初のATSC3.0レシーバー搭載車両が販売になる予定だという。

これまでデトロイトの試験施設で、走行中の車にATSC3.0の信号を送り、データを処理する実験が行われてきた。業界初の試みであり課題は残るものの、データキャスティングとリアルタイムでのソフトウエアの更新が、次世代放送規格を通じて技術的に可能であることが現段階で実証されている。9日のカンファレンスでもその実演が行われた。現代モービス社は今年1月のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)でも、"未来の車構想"の一環でATSC 3.0レシーバーの実演を行っている。

車業界全体が電気自動車(EV)製造にシフトしている今、車両デザインや設計が根本的に見直されており、新しいATSC3.0レシーバーを組み組むには絶好のタイミングであるとみられている。

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