J-WAVE 企業にラジオの可能性を聞くウェビナー開催 第1回はサッポロビール

編集広報部
J-WAVE 企業にラジオの可能性を聞くウェビナー開催 第1回はサッポロビール

J-WAVEは2月21日、ウェビナー『サッポロビールが信じる、ラジオの可能性~キーワードは「個性と物語」~』を開催した。企業のマーケティング担当者の視点でラジオ、そしてJ-WAVEの魅力を深掘りするために企画。第1回はサッポロビール常務執行役員マーケティング本部長の武内亮人さんを迎え、進行は同局ナビゲーターのサッシャさんが務めた。

はじめに、武内さんはラジオの魅力や強みについて、①リスナーが音を聴いて頭の中でイメージできる「没入感」、②イベントなどの際にどこからでも中継・収録ができる「機動力」、③各エリアにラジオ局がある「地域密着」――などを挙げた。また、「広告をスキップされることが起こりやすい時代だが、ラジオではスキップされることが少ない。ラジオは、コンテンツと広告が一体となった、完成されたメディアだ」と述べた。

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<武内さん>

サッポロビールはラジオCMのほかに、J-WAVEで番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(土、1800―1854)を14年続けている。クリス・ペプラーさんがミュージシャンをゲストに迎え、「サッポロ生ビール黒ラベル」(以下、黒ラベル)を飲みながら、音楽トークを繰り広げる番組だ。黒ラベルは「大人への憧れ」を感じさせるブランディングで、20代・30代を中心とした若い世代に人気の商品。大人の音楽トークが聴ける同番組と親和性が高く、ブランディングの一役を買っている。

武内さんは「J-WAVEと一緒に番組を作り、リスナーの心を動かすことを目指している。自社の商品を選んでもらえるよう、黒ラベルの個性と物語を番組に込めている」と語った。また、今の生活者がブランドの世界観や想いを特に意識していることを説明し、「ラジオは発信基地であり、コミュニケーションの場となる。ブランドと生活者をつなぐハブの機能も持ちうる」と分析した。

J-WAVEについては「『音楽』『アーティストのブッキング』に強みがある」と武内さん。サッシャさんから「武内さんにとってJ-WAVEとは」と問われると、「"同志"。想いを共有し、コンテンツを作ることができる」と答えた。

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<サッシャさん>

質疑応答では、若年層に対するラジオ広告効果に関する質問には、武内さんは「生活者がブランドの想いを重視する時代になってきているので、想いや理念を伝える必要がある。ラジオは生活者とのコミュケーションのきっかけになる」と答え、サッシャ氏も「今は推し活の時代。ラジオも推し活に共通するところがある」と話した。デジタル展開について武内さんは「ラジオはリアルとデジタルのハブになる。双方向関係を作ることができるので、お客さまとともにブランドを作りあげていける。」と答えた。

最後に、武内さんは「このように話す機会はなかなかなく、自分の中でも気づきがあったり、話しながら言語化できたこともあった。生活者にとっての"良いこと"を生み出していけるよう、今後もJ-WAVEとともに貢献していきたい」と締めた。

同セミナーは3月29日(金)までアーカイブ配信を実施。詳細はこちらから。

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