九州朝日放送 「KBCマンガ」 放送局の裏側を配信中

編集広報部
九州朝日放送 「KBCマンガ」 放送局の裏側を配信中

九州朝日放送(KBC)は、放送の裏側で起きている珍事や放送局ならではの独特の仕事・役割などにスポットを当て、漫画で紹介する「KBCマンガ」を4月11日からスタートした。Twitter(@KBC_manga)で毎週火曜18時に新作を配信している。

今年8月に創立70周年を迎えるKBC。テレビを見ない若者に対して漫画であれば目にとまり、KBCを知ってもらえるのではないかと70周年事業の企画に提案、採用された。放送局の裏側を知ってもらうことはリクルート活動にもつながることから、就活生向けの発信も視野に入れている。

グループ会社も含めた70周年プロジェクトのメンバー8人が担当し、取り上げるネタを選定。KBCに漫画制作のノウハウはないため、クリエイターエージェンシーのコルク社とタッグを組んで実施している。

大まかなネタやテーマ、部署・人物といった題材はKBCが決め、提案した内容からコルクが漫画化できそうなものをピックアップ、ネーム作成・作画という流れを経て、漫画が配信される。現在担当している漫画家は、さななんさん、ボブっ子ボブさん、新月ゆきさん、つのだふむさんの4人。KBCを訪れて、取り上げるネタの対象者を直接取材する漫画家もいる。レギュラー業務の合間に制作するため完成までの工程は1カ月程度。漫画家の選定はコルクに一任しているが、福岡にゆかりのある人を優先してほしいとKBCから要望した。

漫画の配信時間は、仕事や学校を終えて「まだ火曜日か」と憂鬱になっている若者が元気になってもらえたらという思いから、火曜18時としている。

KBC社内では「それは漫画になりそう!」といったKBCマンガを中心としたコミュニケーションが広がっているという。

本企画の提案者である総合営業本部の大野純弘氏は、「漫画家を目指す地元の若者(高校美術部、専門学校、大学漫画研究部など)を巻き込んで、KBCマンガが地元漫画家やその卵の発信基地、コネクション形成の場になれば」と語る。放送との連動は未定だが、「KBCが出した"お題"に漫画で応える一般向けのコンテストの実施なども考えている」と今後の展開にも意欲を示した。

紹介用(三澤アナウンサ―).jpg

最新記事