総務省「視聴覚障害者等向け放送の充実に関する研究会」 第5回会合開催

編集広報部

総務省は「視聴覚障害者等向け放送の充実に関する研究会」(音好宏座長)の第5回会合を7月7日にオンラインで開催した。放送における情報アクセシビリティに関連する生成AIの活用と、関係者の取り組み状況を確認するための「フォローアップの場」のあり方について意見交換を行った。

学習したデータをもとにさまざまなコンテンツを作り出す生成AIについて、字幕・解説・手話放送における活用の可能性を議論。障害者団体からは、音声内容を要約する機能は字幕作成に利用できるのかなどの質問があった。民放連ユニバーサルサービス部会の上野信一副幹事(テレビ東京)は「生成AIの導入は各社の経営判断となるので、民放連として統一した意見は持っていない」としたうえで、「新しい技術なので、情報の信頼性・公平性を担保したうえでどう活用できるのか、検証が必要だ」と述べた。NHKメディア戦略本部の小原副部長は「生成AIは課題も多い。放送業務に利用することはまだ難しい」と発言した。

「フォローアップの場」のあり方については、障害者団体から、障害者の支援に携わる人やバリアフリーに取り組む団体など、多様な立場からの参加を求める意見が出された。

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