FYCSホールディングス傘下の4局 朝や夕方の番組でコラボ 初の共同制作特番も

編集広報部
FYCSホールディングス傘下の4局 朝や夕方の番組でコラボ 初の共同制作特番も

読売中京FSホールディングス(FYCSHD:フィックスホールディングス)が4月1日に発足した。FYCSHDは日本テレビ系列のNNS加盟社である札幌テレビ放送(STV)、中京テレビ放送(CTV)、読売テレビ放送(ytv)、福岡放送(FBS)を100%の子会社とした認定放送持株会社だ。同社は昨年11月に設立が発表され、3月7日総務省の電波監理審議会にて設立が認められた(既報)。

FYCSHDは4局で協力しさまざまなシナジーを生む取り組みを行っていくとしており、地方の壁を越えた多様で豊かな「新しいテレビ」へチャレンジする。同社が発足した4月1日から7月1日までに、4局のコラボを4回実施した。

第1弾は、発足日の4月1日に朝番組でコラボを行った。ytvのスタジオにアナウンサーが集結し、『どさんこワイド朝』(STV)、『あさドレ♪』(CTV)、『す・またん!』(ytv)、『バリはやッ!』(FBS)内で4局同時ネットを実施。「~FYCS連動企画~各局アナが大集合!プロ野球開幕イチオシ情報」と題し、それぞれが地元球団のイチオシ情報をアピールした。第1弾画像9-16.jpg

<FYCSポーズをする左からFBS・中谷萌アナウンサー、ytv・虎谷温子アナウンサー、CTV・岡田健太郎アナウンサー、STV・岡崎和久アナウンサー>

第2弾は、4月29日に夕方の番組で「ニッポン見知らんガイド」のコーナーを同時放送。『どさんこワイド179』(STV)、『キャッチ!』(CTV)、『かんさい情報ネットten.』(ytv)、『めんたいワイド』(FBS)内で「地元民以外は"見知らん"けれども、全国に伝えたい魅力的な場所」を各局から中継でアピールした。

第2弾9-16.jpg<「ニッポン見知らんガイド」を担当した左からSTV・福永俊介アナウンサー、CTV・恩田千佐子アナウンサー、ytv・黒木千晶アナウンサー、FBS・松井礼明アナウンサー>

第3弾は、6月3日から始まったプロ野球セ・パ交流戦の初日に、球場からコラボ中継で見どころを伝えた。『どさんこワイド朝』(STV)と『す・またん!』(ytv)では「日本ハムファイターズ×阪神タイガース」の注目情報をエスコンフィールドHOKKAIDO(北海道北広島市)から伝え、『あさドレ♪』(CTV)と『バリはやッ!』(FBS)では「ソフトバンクホークス×中日ドラゴンズ」の注目選手をみずほPayPayドーム(福岡県福岡市)から紹介した。

「す・またん!」エスコン中継①.png<エスコンフィールドHOKKAIDOからコラボ中継するSTV・佐々木美波アナウンサー㊧とytv・佐藤佳奈アナウンサー㊨>

第4弾は、4局が初めて共同制作した大型特番『未来人に残したい!ふるさとタイムレスカプセル』を6月29日(15:00~16:55)に4局ネットで放送した。北海道・東海・関西・北部九州のエリアから、未来に残すべき「ふるさと自慢」をMCを務める8人組グループのtimeleszにプレゼン。4局はローカルな文化・グルメを、ロケVTRで紹介するとともにスタジオでアピールした。

タイムレスカプセルロゴ.jpg<timeleszの冠番組『未来人に残したい!ふるさとタイムレスカプセル』>

FYCSHDはロゴ(=冒頭画像㊧)のテーマである"4つの拠点と日本列島の連携、その先へ"をモットーに、「エリアを超えた文化的・経済的交流を積極的に促進し、地域社会の発展や活性化に一層の貢献をしていく」としている。

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