radiko 新有料サービス「タイムフリー30」がスタート 青木社長「生活時間に寄り添えるメディアとしての独自性を追求」

編集広報部
radiko 新有料サービス「タイムフリー30」がスタート 青木社長「生活時間に寄り添えるメディアとしての独自性を追求」

radikoが10月8日、有料の新サービス「タイムフリー30」のサービス提供を開始した。

radikoは、ラジオ放送をリアルタイムで聴くことができる「ライブ機能」に始まり、過去7日間以内に放送された番組を再生し始めてから24時間以内・合計3時間まで聴くことができる「タイムフリー」、聴取期限のない録音番組を提供する「ポッドキャスト」、番組のお気に入り部分をSNSで共有できる「シェアラジコ機能」などユーザーから求められるサービスを段階的に提供を進めてきた(いずれも無料機能)。

今回の「タイムフリー30」は、税込み月額480円(App Store, Google Playから登録の場合は税込み月額620円)で、過去30日以内にradikoで配信されたラジオ番組をいつでも時間無制限で聴くことができる。無料機能である「タイムフリー」では制限があり、ユーザーからの"より多くのラジオ番組を長く聴きたい"という声に応えたサービスだ。

このほか、全国のラジオ番組を楽しめる「エリアフリー」(税込み月額385円、App Store, Google Playから登録の場合は税込み月額480円)と「タイムフリー30」を同時に利用できる「ダブルプラン」も月額865円(App Store, Google Playから登録の場合は税込み月額1,100円)で提供される。

「タイムフリー30」サービスがユーザーのラジオ聴取に対してどのようなポジティブな影響を与えるかについて、同社・青木貴博代表取締役社長は民放onlineに以下のコメントを寄せた。

現代のメディア環境は急速に変化し、特にデジタル技術の進化に伴い、メディアの在り方や情報の受発信の方法が大きく変わりました。インターネット、ソーシャルメディア、ストリーミングサービスなど、多様なメディアが共存し、それによって、自ずと可処分時間の争いが激化しております。しかしながら、radikoは可処分時間の争いに真っ向から挑むのではなく、生活時間に寄り添えるメディアとしての独自性を追求しております。そういう中で、radikoは常にユーザーの声に耳を傾け、ユーザーが求めるサービス(聴取形態)をこれまで実現してまいりました。今回のタイムフリー30もそのひとつであり、聴取可能時間が増えることで、聴けるラジオ番組も増えていきます。これからも、いつでもどこでも自分の好きな番組を、何かをしながら聴けるメディアとして、生活者に寄り添い続けます。そして、そんな生活者が一人でも多く増えていくことを心より期待しております。

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